300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜のネタバレ@映画の森てんこ森

【恭子の動画映像ブログ】 2014年6月22日(日)公開予定
最新映画のネタバレ/あらすじ・ストーリー・結末のネタバレ・完全ネタバレ
※この欄のイラストは「NOM's FOODS iLLUSTRATED」さまより使用許諾を得ています。(c)映画の森てんこ森/F・恭子
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映画『 300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜 』の解説
※クリックでYouTube『300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜 (2014) 300: RISE OF AN EMPIRE』予告編へ
映画『 300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜 』の予告編
※動画はWarner Bros. Picturesへリンクで掲載
(c) 2014 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.

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300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/映画『 300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜 300: RISE OF AN EMPIRE 』あらすじ・ストーリーのネタバレ/結末まで完全ネタバレ

by ネタバレンタイン犬@映画の森てんこ森 300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜のネタバレ
300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜のネタバレ
 今日のタイトルは「300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜のネタバレ」です。
 そしてYouTube動画映像版は映画『300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜』の予告編です。
 映画『 300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜 (2014) 300: RISE OF AN EMPIRE 』の映画解説はこちらから。
 このページは、幸田幸@映画の森てんこ森が、日本公開前の映画を海外の劇場やDVDで鑑賞して作文したり、前もって『 300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜 (2014) 300: RISE OF AN EMPIRE 』のWikipedia英語版プロットや、海外映画情報(あらすじ・ストーリー・ネタバレ等)を大雑把に日本語訳して編集、纏めたものです。

映画『300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜』の劇場公開
 2014年6月20日(金)より、丸の内ルーブル他全国ロードショー<3D/2D/IMAX3D同時公開>!!
 ※日本配給情報: 劇場公開(ワーナー・ブラザース映画)


ネタバレご注意:あらすじ・ストーリー・結末まで、ネタバレ満開ですので、映画『 300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜 (2014) 300: RISE OF AN EMPIRE 』をまだご覧になっていない方はネタバレにご注意ください。
 Warning!The items below here contain information that may give away important plot points. You may not want to read any further if you've not already seen this title.

★製作陣スタッフや登場人物キャスト、映画解説やポスター、その他の関連ファイルの情報は以下を参照してください。
●300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜@映画の森てんこ森
●【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜のスタッフ&キャスト】
●【映画解説/300 <スリーハンドレッド>〜帝国の進撃〜@幸田幸】
◎【映画『300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜』】
★300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜の製作スタッフ
★300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜の出演
●BK版【映画「300 <スリーハンドレッド>〜帝国の進撃〜」ポスター】
◎livedoor版<映画「300 <スリーハンドレッド>〜帝国の進撃〜」ポスター>
■6/18公開<ネタバレ/300<スリーハンドレッド>〜帝国の進撃〜>
■6/19公開<映画『300<スリーハンドレッド>〜帝国の進撃〜』あらすじ>
■6/20公開<ネタバレ映画/300<スリーハンドレッド>〜帝国の進撃〜>
■6/21公開<ネタバレ結末/300<スリーハンドレッド>〜帝国の進撃〜>
●BK版<300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜のネタバレ>
◎livedoor版<300 <スリーハンドレッド>〜帝国の進撃〜の完全ネタバレ>

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第01段落】
 映画『 300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜 (2014) 300: RISE OF AN EMPIRE 』は、100万の軍勢を持つ大帝国ペルシアに対抗した戦士の国スパルタの強靱な300人の兵士の壮絶な戦いを描いた前作『300 <スリーハンドレッド> (2007)』の続編。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第02段落】
 第2作『 300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜 (2014) 300: RISE OF AN EMPIRE 』はスパルタ王妃ゴルゴ(レナ・ヘディ:『 ブラザーズ・グリム (2005) THE BROTHERS GRIMM 』等)のナレーションから始まる。マラトンの戦い<紀元前490年、アテナイを主力とするギリシア重装歩兵軍団がペルシア軍を撃破>を臣下に語る王妃。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第03段落】
 ダレイオス1世(イガル・ノール:『 ミュンヘン (2005) MUNICH 』等)はペルシヤ軍を率いてギリシャへ侵攻してきた。アテネの将軍テミストクレス(サリヴァン・ステイプルトン:『 L.A. ギャング ストーリー (2012) GANGSTER SQUAD 』等)はギリシャ兵を率いて海岸でペルシヤ軍を迎え撃つ。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第04段落】
 そう、この『300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜』は海が舞台。ギリシャ兵はペルシヤ軍を惨殺していき、ギリシャ連合の指揮官で本映画の主人公テミストクレスが敵ペルシヤ軍の大将ダレイオス王の首を取るよう、着々と殺戮を進める。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第05段落】
 テミストクレスはこの殺戮を船から見ており、ダレイオス王に向けて矢を放つ準備ができた。その時、ダレイオス王の息子クセルクセス(ロドリゴ・サントロ:『 ラストスタンド (2012) THE LAST STAND 』等)が危険の迫る父に駆け寄る。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第06段落】
 しかし遅かった。テミストクレスの矢はダレイオス王を射抜き、息子クセルクセスは父の体を抱いて親の仇テミストクレスをじっと見返す。テミストクレスはそのまま立ち去る。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第07段落】
 スパルタ王妃ゴルゴは、こう述べる。その時、テミストクレスがクセルクセスを殺す機会はあったのに殺さなかったのは間違いだと分かっていたのだ、と。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第08段落】
 深手を負ったダレイオス王は自国ペルシヤに戻り、死の床に。ダレイオス王とその息子クセルクセスのもとに、ダレイオス王の臣下で美しく凛々しい女性海軍司令官アルテミシア(エヴァ・グリーン:『 ダーク・シャドウ (2012) DARK SHADOWS 』等)が見舞う。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第09段落】
 ダレイオス王は「神のみぞギリシャを負かすことができる」のだから、もう戦争は続けるな、と言い残して息を引き取った。それから一週間、息子クセルクセスは父の死を悼んで過ごす。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第10段落】
 だが、八日目、女性指揮官アルテミシアは、ダレイオス王の遺言は警告ではなくて挑戦だったのだと、クセルクセスに進言する。神だけがギリシャ軍に勝てるというのなら、あなたが神君主<神王、ゴッドキング>になったらいいのだと言うのだ。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第11段落】
 そしてクセルクセスに鎖を嵌めて砂漠へ送り出す。やがてクセルクセスは金色に輝く液体の水溜りがある洞窟に入った。それを浴びるとクセルクセスは変身する。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第12段落】
 権力と復讐への闇の欲望を抱え、身体は金色っぽくなり、ギラギラ光る赤い目で、スキンヘッドで、身長も一回り伸びている。神王、ゴッドキングに生まれ変わったのだ。その間に、アルテミシアは元クセルクセスの味方を皆殺しにした。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第13段落】
 神君主となったクセルクセスはペルシヤに戻り、女性指揮官アルテミシアを側近に従えて民衆に宣言する。ギリシャへの宣戦布告を。歓喜して応える民衆。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第14段落】
 クセルクセスのペルシヤ軍はギリシャ中東部のテルモピュレという陸路で進撃していく。片やアルテミシアは海戦をにらんで海軍の準備に余念がない。一方のギリシャ側では、指揮官テミストクレスがペルシヤ軍打破の戦略を会議で論じ合っている。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第15段落】
 会議では、老齢の政治家(『 ガリバー旅行記 (2010) GULLIVER'S TRAVELS 』のデヴィッド・スターン)、元老院議員(『 リンカーン (2012) LINCOLN 』のクリストファー・ボイヤーや『 ザ・マスター (2012) THE MASTER 』のプライス・カーソンら)と言い争う。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第16段落】
 勿論アテネ人はペルシヤ軍を打ち負かしたいのは山々だが、自国の兵士たちを戦死させるのには気が進まない。テミストクレスは、自由の為に戦うというのがギリシャの最高の国益なのだと主張し、海で戦う最高の船隊を用意してくれと要求する。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第17段落】
 また、スパルタ人に助けを求めるつもりだとも、テミストクレスは語る。そしてスパルタのレオニダス1世と軍隊に助けを請いに向かった。そこでは、流石戦士の国スパルタだけあって、戦闘の猛特訓の最中だった。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第18段落】
 スパルタのディリオス(デヴィッド・ウェンハム:『 ヴァン・ヘルシング (2004) VAN HELSING 』等)は、レオニダス王は既に陸路で軍を率いて出立したとテミストクレスに教える。ディリオスは第1作『300 <スリーハンドレッド> (2007)』で唯一の生存者である。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第19段落】
 レオニダス王が神託を求めていることも、ペルシヤからの使者(ピーター・メンサー:『 オーシャン・オブ・ファイヤー (2004) HIDALGO 』等)にも要求を一蹴して対処済みだともディリオスは伝える。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第20段落】
 また、スパルタ王妃ゴルゴに面会すると、スパルタは自由国家という理想がアテネのテミストクレスとは考え方が違うので、アテネ軍の助けはしたくないとの返事だ。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第21段落】
 その頃、ペルシヤの女性海軍司令官アルテミシアの船上で。捕虜(スティーヴン・クリー:『 メリダとおそろしの森 (2012) BRAVE 』等)がアルテミシアの護衛二人に暴言を吐く。ギリシャ人の血が流れているのに敵ペルシヤ側に尽くす女に仕えているとは、と。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第22段落】
 それを聞いたアルテミシアは、「成程わたしはギリシャ人だが心はペルシヤ人だ」と口にして、剣でその男の首を斬り捨てて海に投げ捨てた。どうもアルテミシアの身の上は複雑ならしい。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第23段落】
 アテネからペルシヤ船にスパイに潜入したスキュリアス(カラン・マルヴェイ:『 キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー (2014) CAPTAIN AMERICA: THE WINTER SOLDIER 』等)は主人公テミストクレスの友人で、敵船内から情報を盗み出して帰ってきた。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第24段落】
 スキュリアスと息子カリスト(ジャック・オコンネル:『 ユナイテッド-ミュンヘンの悲劇- (2011) UNITED 』等)は戻って、テミストクレスと副官アイスキュロス(ハンス・マシソン:『 タイタンの戦い (2010) CLASH OF THE TITANS 』等)にこう報告する。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第25段落】
 ペルシヤ軍の水軍を率いているのは、女性海軍司令官アルテミシアであると。それに、驚くべきことに、彼女はギリシャ人で、故郷の町の唯一の生存者なのだと。では、なぜギリシャ人なのに敵側に?

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第26段落】
 回想シーン。8歳のアルテミシア(子役ケイトリン・カーマイケル)の目の前で、ギリシャの重装歩兵に両親(アルテミシアの父親/マーク・アーロン・ワグナー:『 アイアンマン3 (2013) IRON MAN 3 』等)が殺害された。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第27段落】
 恐怖と悲しみで脅える少女はそれ以来(13歳のアルテミシア/ジェイド・チノウェス)、ギリシャ兵たちの性の奴隷としてレイプされ続け、挙句は道端に捨てられて死ぬところだった。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第28段落】
 そこを、ペルシヤの密使(上記、レオニダス王が要求を一蹴したシーンのピーター・メンサー)に拾われて面倒を見てもらうことになる。母国ギリシャが戦火に燃え落ちる日、ギリシャにそれを見に戻ろう。アルテミシアは復讐を誓う。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第29段落】
 戦闘技術をみっちり仕込まれて成長していった。こういう背景で、アルテミシアは俊敏で危険で獰猛な戦士になり、母国ギリシャの兵士たちを討ち取って首をダレイオス王に献上していった。だからダレイオス王に目をかけられ、直臣の指揮官という地位を与えられたのだ。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第30段落】
 テミストクレスが海戦の戦略を立てていると、右腕のアイスキュロスはそれは自殺行為だと意見する。少人数のアテネ軍がペルシヤの大部隊に対抗するのは負けるのが目に見えているからと。しかし、テミストクレスは、それこそが計画なのだと答える。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第31段落】
 そして海戦の開始。テミストクレスは部下の力量を信じてエーゲ海に船団を繰り出す。敵ペルシヤ軍はアルテミシアが海軍を指揮。アルテミシア側のアルタペルネス将軍(ベン・ターナー)が、バンダリ将軍は対ギリシャの戦略準備完了だと伝える。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第32段落】
 テミストクレスの部下たちは船を敵船に激しくぶつけて、全力で突撃。これでペルシヤ兵の大勢がアテネ人によって命を奪われ、ペルシヤ船隊は沈没させられる。スキュリアスと息子カリストも槍を振り回して善戦した。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第33段落】
 第一日の戦いの結果に不快なアルテミシアは、バンダリ将軍(アシュラフ・バルフム:『 タイタンの戦い (2010) CLASH OF THE TITANS 』等)に鎖を巻いて海に沈めて殺す。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第34段落】
 将軍たちがアルテミシア指揮官は部下に死なれて失望しているのだと思ったら、将軍達のふがいなさが腹立たしいのだと彼女は認める。そして誰か頼もしい者が側近にいればよいのにと熟考するのだ。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第35段落】
 翌日の戦いは、ギリシャ軍の船が撤退するふりをしてペルシヤ軍の先頭の船を細長い海域におびき寄せ、後続の船隊がそれにぶつかってしまうという戦略だ。そこに崖の上からギリシャ兵が跳び下りてペルシヤ兵を殺しまくる。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第36段落】
 ペルシヤの副司令官カーシャーニー(Christopher Sciueref:『 007 スカイフォール (2012) SKYFALL 』等)はテミストクレスが殺す。この日の戦略を見つめるペルシヤのアルテミシア指揮官は敵将テミストクレスの戦術と指揮を賞賛せざるを得ない。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第37段落】
 アルテミシアはアテネ兵の陣営のある海岸まで船を寄せ、敵将テミストクレスと接する。アテネに誰か待っている人がいるのかとか訊いて。テミストクレスは家庭を持つ時間が無かったと答えると、私の側に来れば何の葛藤も責任もなくなるわと言って、私の副司令官になってと誘惑する。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第38段落】
 二人は熱く交わり合う。しかし、再度アルテミシアがペルシヤ側に来てと誘うと、テミストクレスは断固として拒否するのだ。これでアルテミシアは相当の激怒をして戻っていったので、テミストクレスは陣営で、相手は復讐の気で本気で襲ってくる筈だと皆に警告する。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第39段落】
 三日目の戦いでは、ペルシヤ船団は海にタールを流し、兵士たちに爆弾を背負わせて敵ギリシャ船団に向かわせる。いわゆる人間魚雷というか自爆というか。そこへアルテミシアが火の矢を放って爆発させるという惨い手口だ。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第40段落】
 これでペルシヤ船もギリシャ船も爆発して沈没。爆破でテミストクレスは部下達と海に投げ出されたので、アルテミシアは彼が死んだと確信した。でも、水中の仲間の遺体に混じってテミストクレスは生きていた。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第41段落】
 テミストクレスの朋友のスキュリアスも息子カリストも負傷して、テミストクレスは自分が間違っているのではないかと悩む。エゴを抑えるべきか、クセルクセスを殺さなかったのが誤りだったのか、と。特に、スキュリアスは瀕死の重傷であるから。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第42段落】
 スキュリアスは戦いを続けるよう言い残して息絶えた。最期に何か言い足したが、息子カリストが訊いても時が来れば教えると言って、テミストクレスは親友の死を悼む。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第43段落】
 さて陸上では、神君主クセルクセス1世率いるペルシヤ大軍は、スパルタのレオニダス1世(アーカイブ映像/ジェラルド・バトラー:『 エンド・オブ・ホワイトハウス (2013) OLYMPUS HAS FALLEN 』等)と300 <スリーハンドレッド>人という少数だが精鋭のスパルタ兵を殺し尽くした。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第44段落】
 スパルタのステリオス(アーカイブ映像/マイケル・ファスベンダー:『 X-MEN:フューチャー&パスト (2014) X-MEN: DAYS OF FUTURE PAST 』等)も登場する。このように、本映画は『300 <スリーハンドレッド> (2007)』の後日談ではなくて、前後を描いているのだ。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第45段落】
 戦死したスパルタ兵たちの亡骸から、鳥たちが目を啄ばんでいる。ペルシヤ大軍は意気揚々と敵地を前進していく。この知らせを受けたテミストクレスは海沿いからスパルタへ舞い戻る。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第46段落】
 スパルタ人を裏切りペルシヤのクセルクセス王に“売った”のは、エフィアルテス(アンドリュー・ティアナン:『 戦場のピアニスト (2002) THE PIANIST 』等)というせむし男だ。テミストクレスはこの裏切り者と立ち向かう。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第47段落】
 テミストクレスが咎めて剣を下ろそうとしても、エフィアルテスは自分の犯した裏切りを悔いて死ぬ覚悟でいるから竦まない。更に、クセルクセス率いるペルシヤ大軍がアテネを破壊しに進軍していることを教える。テミストクレスはその裏切り者を敢えて殺さず、ペルシヤ側に生きて戻らせた。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第48段落】
 そうすれば、テミストクレスがまだ生存していること、及び、ギリシャ軍はサラミス<ギリシャ中部、サロニコス湾に浮かぶ島、アテネの西方20km>に結集して死ぬ気で戦うつもりだということが、相手ペルシヤ軍に伝わるからだ。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第49段落】
 テミストクレスはスパルタ王妃ゴルゴに面会して、ペルシア軍との戦いの援助を求める。しかし王妃は夫レオニダス王の死を悼み悲しんで、これ以上の犠牲者は出したくないと言う。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第50段落】
 エフィアルテスがレオニダス王から盗み取った剣を取り返したテミストクレスは、王妃にその形見の剣を返しながら、レオニダス王の仇を討ちましょうと持ちかけるのだ。ゴルゴ王妃は涙して亡き夫の剣を手にする。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第51段落】
 その頃アテネでは、クセルクセス率いるペルシヤ大軍がアテネを乗っ取って荒らし、クセルクセスはレオニダス王の首を町中に見せびらかす。そこに、裏切り者だが戻されたエフィアルテスが到着して、神君主クセルクセスと女性海軍司令官アルテミシアにテミストクレスの伝言を伝える。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第52段落】
 つまり、ギリシア軍はまだ諦めてはいなくて、テミストクレスの指揮で海戦に持ち込む決意であると。アルテミシアはテミストクレスの生存を知って憤り、今度こそアテネを全滅させてやろうと決意する。そしてクセルクセス王の望みに反して、海戦への準備に取り掛かる。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第53段落】
 テミストクレスはアテネの兵士たちに、気が進まなければ今、止めてよいと言う。しかし戦える者は俺に従って来い、敵に屈して生きるよりも自立して死ぬのだと見せつけてやれ、とアテネ兵達に気合いを入れる。アテネ兵達は大喝采だ。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第54段落】
 こうしてサラミスの海戦が始まった。アテネの少数の船隊がペルシアの大艦隊と大勝負だ。テミストクレスはカリストに、亡き父スキュリアスの死に際の言葉を教えてやる。それは、「俺はいつでも戦う準備が出来ている」という内容だった。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第55段落】
 アルテミシア指揮するペルシャ艦隊とテミストクレス指揮するアテネの船隊が激突し、敵を殺しまくっていく凄まじさ。遂に因縁のその二人、アルテミシアとテミストクレスの一騎打ちになった。死闘の結果、お互いの喉元に剣を当てる。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第56段落】
 テミストクレスは前にも誘われたアルテミシアの副将軍になれという申し出には断固として再度断り、もう降伏せよと彼女に告げる。そうしている間に、スパルタ王妃ゴルゴはスパルタ軍に話をずっと聞かせていて、アテネのテミストクレスの軍への応援隊を進めている。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第57段落】
 それにギリシャの諸国家の他の同盟国も仲間に入れて軍勢を増やし、とうとうペルシア軍の人数を上回った。だから、ペルシアにはもう勝ち目はない。テミストクレスがアルテミシアに降参しろと言ってもきかないばかりか、アルテミシアは逆に殺そうとしてきた。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第58段落】
 テミストクレスはアルテミシアの腹部を突き刺して成敗する。崩れ落ちるアルテミシアが最期に目にしたのは、ギリシャ連合に包囲されているペルシア艦隊。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第59段落】
 クセルクセス王は崖からその様子を見ると、息絶える忠臣アルテミシア指揮官を見捨てて背を向けて撤退する。アテネのテミストクレスとスパルタ王妃ゴルゴは以心伝心で同盟関係を認め合っている。そしてアルテミシア指揮下の残りの船隊には、アテネのディリオスが攻撃。

【300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜/あらすじ結末までネタバレ満開 第60段落】
 こうしてギリシャ連合はペルシア艦隊に打撃的損傷を与え、勝利するのである。これをサラミスの海戦<紀元前480年、テミストクレス将軍の指揮によりペルシア海軍を撃破>という。

以上。
※<300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜>のテキストは、<『300: RISE OF AN EMPIRE』-Wikipedia英語版、『300: RISE OF AN EMPIRE』-IMDb、『300: RISE OF AN EMPIRE』関連サイト英語版の翻訳、映画『300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜』-Wikipedia、『300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜』EPK、公式サイト・関連サイト等を引用。
※本ファイル<300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜>には間違いがある場合がありますので、お読みになる方は、どうかご了承くださいませ。

テキスト:幸田幸


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