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ホビット 思いがけない冒険のネタバレ |
映画『 ホビット 思いがけない冒険 』の解説
映画『 ホビット 思いがけない冒険 』の予告編
※動画はWarnerBrosPicturesへリンクで掲載
(c)2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
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ホビット 思いがけない冒険のネタバレ |
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【ホビット 思いがけない冒険のネタバレ】
今日のタイトルは「ホビット 思いがけない冒険のネタバレ」です。
そしてYouTube動画映像版は映画『ホビット 思いがけない冒険』の予告編です。
映画『 ホビット 思いがけない冒険 (2012) THE HOBBIT:
AN UNEXPECTED JOURNEY 』の映画解説はこちらから。
このページは、映画『 ホビット 思いがけない冒険 (2012) THE
HOBBIT: AN UNEXPECTED JOURNEY 』のWikipedia英語版のプロットの日本語訳版です。
【映画『ホビット』三部作】
★第1作目:『 ホビット 思いがけない冒険 (2012) THE HOBBIT:
AN UNEXPECTED JOURNEY 』
★第2作目:『 ホビット 竜に奪われた王国 (2013) THE HOBBIT:
THE DESOLATION OF SMAUG 』
★第3作目:『 ホビット ゆきて帰りし物語 (2014)
THE HOBBIT: THERE AND BACK AGAIN 』
■映画『ホビット 思いがけない冒険』の劇場公開
2012年12月14日(金)より、丸の内ピカデリー他、全国ロードショー!!
※ネタバレご注意:あらすじ・ストーリー・結末まで、ネタバレ満開ですので、映画『
ホビット 思いがけない冒険 (2012) THE HOBBIT:
AN UNEXPECTED JOURNEY 』をまだご覧になっていない方はネタバレにご注意ください。
Warning!The items below here contain information
that may give away important plot points.
You may not want to read any further if you've
not already seen this title.
★製作陣スタッフや登場人物キャスト情報は以下を参照してください。
【映画『ホビット』三部作】
★第1作目:『 ホビット 思いがけない冒険 (2012) THE HOBBIT:
AN UNEXPECTED JOURNEY 』
★第2作目:『 ホビット 竜に奪われた王国 (2013) THE HOBBIT:
THE DESOLATION OF SMAUG 』
★第3作目:『 ホビット ゆきて帰りし物語 (2014)
THE HOBBIT: THERE AND BACK AGAIN 』
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第01段落】
『ホビット』は中つ国(なかつこく=ミドル・アース)という架空の世界が舞台。ホビット族はホビット庄で地面の中の乾燥して快適な穴の住居で暮らしているに小さな種族だ。ホビット族は人間の身長の半分ほどで、顎髭のドワーフよりも小さく、ドワーフと違って顎髭はない。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第02段落】
お腹が太っていて、原作では主に緑と黄色の明るい色の服を着る。映画では皮の服で鎧も着ている。靴は履かない。なぜかというと、ホビットの足は天然の皮の足底ができてくるからだ。手や足に生えているカールした毛と同様に頭の毛も濃い暖かい茶色の髪をしている。食べ物と快適さとシンプルライフが好きな種族だ。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第03段落】
こういうホビットのことは既に『 ロード・オブ・ザ・リング(指輪物語)』シリーズで周知のことだろう。『ロード・オブ・ザ・リング』より60年前のお話がこの『
ホビット 思いがけない冒険 』なのだ。主人公はホビット族のビルボ・バギンズ(マーティン・フリーマン)。彼は『ロード・オブ・ザ・リング』では、主人公のフロドの年老いた養父だった。そのときはイアン・ホルムがビルボ・バギンズを演じた。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第04段落】
フロドが11歳のときに両親を失い、21歳のときにイアン・ホルム扮するビルボ・バギンズが養子にしてくれたのだった。イアン・ホルムは1931年生まれのベテラン俳優だから、その60年前に設定のこの映画『ホビット』での若い年齢の役が今回のマーティン・フリーマンというわけ。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第05段落】
イアン・ホルムも年老いたビルボとしてこの『ホビット』映画に登場している。イライジャ・ウッド演じたフロドは60年前は生まれていなかったので、『ロード・オブ・ザ・リング』のお話の時代の少し前かその最中という場面での出来事がイライジャ・ウッドのフロド用に用意された。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第06段落】
ビルボ・バギンズの一家はなかなか尊敬されている。何ひとつ新しいことをするでもなく、冒険もしないという堅実な一家だからだ。それが、変わろうとしている。ある晴れた日、ビルボが日向ぼっこして煙草で一服していると、魔法使い灰色のガンダルフ(イアン・マッケラン)が立ち止まって声をかけてから・・・。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第07段落】
魔法使い灰色のガンダルフは、ある冒険に仲間を一人見つけたいのだと説明する。ビルボはホビット族でそんなことしたい者はいないよと初めは嘲笑するが、ドワーフの伝説的な戦士でリーダーのトーリン・オーケンシールド(リチャード・アーミティッジ)率いる13人のドワーフが来て、みんな賑やかで自信家な面々で圧倒される。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第08段落】
なお、ガンダルフ所属の魔法使い結社及び白評議会のトップなのは、白のサルマン(クリストファー・リー)という魔法使いだ。また、茶色のラダガスト(シルヴェスター・マッコイ)はガンダルフの結社の魔法使いだ。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第09段落】
魔法使いガンダルフは、“エレボール”(はなれ山)への秘密のドアが記された地図をビルボに見せる。そして驚きと驚愕で口がきけなくなったようなビルボに、探検の“強盗”としてついて来て欲しいと提案する。では、ガンダルフは何故ビルボを誘いに来たのか?
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第10段落】
ガンダルフは、危険とかの冒険が好きで怖いお話も大好きという子供だった幼かった頃のビルボを覚えていて、この旅に強盗をするホビットが一人欲しいと思った時に、何年も後にホビット庄に戻ってきてビルボを見つけるのだ。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第11段落】
ガンダルフは故意にビルボを追い求める。ビルボこそがこの役割にピッタリだと思うから。しかし、18年たった今、会ってみてぎょっとする。過度に因襲的で想像性がなくつまらない、超・保守的な、覚えている少年とは全然別人のようにビルボがなっていたからだ。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第12段落】
ドワーフたちはビルボを同行するという考えに嘲笑するが、腹を立てたビルボは思わず同意してしまうのだ。13人のドワーフはビルボの家で好きなように食事をしまくる。そして食器も片付けないまま先に出発してしまった。ビルボはホッとするものの、自分を置いて出発されてしまったことに少しばかりがっかり。でもドワーフの長のトーリン・オーケンシールドがメモを置いていってくれた。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第13段落】
スマウグというドラゴンに支配され奪われてしまった“エレボール”(はなれ山)のドワーフ王国と財宝を取り戻すため、13人のドワーフにホビット族として一人加わって、壮大な冒険の旅に同行してくれないか、と。こうしてビルボは13人のドワーフの冒険の一行に加わる羽目になる。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第14段落】
主人公ビルボ・バギンズに扮するマーティン・フリーマンは、プロデューサーたちにこの大役をオファーされたが、BBCのTV番組シリーズ『シャーロック』のスケジュールと重なり、泣く泣く断った。しかし、段取りをつけてもらえてキャスティングに正式に決まった。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第15段落】
監督・脚本のピーター・ジャクソンは、「この役に関して色々な憶測や噂があったけれど、我々にはマーティン・フリーマンしか頭になかった。その役の為に生まれてきたという俳優に遭遇するのは人生に数度しかない。マーティン・フリーマンに会ったときがまさにそれだった。彼は知的で、面白くて、意外性もあり、勇敢だ。まさにビルボ・バギンズにハマリ役。」と語っている。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第16段落】
さて、ビルボと魔法使いガンダルフと13人のドワーフは何日もかけて冒険の旅を進める。ビルボは初めほどこの旅を楽しんでいない。ホビット庄の穴の住居が懐かしいと思う。遠くに山が一つ見えると、そこが目的地なのかと尋ねる。すると“霧ふり山脈”(ヒサイグリア)の一つ目の山にすぎないと笑われる。先は長い。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第17段落】
ここでドワーフたちの紹介をしよう。トーリン・オーケンシールド(リチャード・アーミティッジ)は恐ろしいドラゴンのスマウグに支配され失われてしまった“エレボール(ロンリー・マウンテンズ、はなれ山)”のドワーフ王国の奪回を目指すドワーフを率いるリーダーだ。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第18段落】
因みに、エレボールは人間の住む“エスガロス”(湖の町)の北にあり、“エレド・ミスリン”(グレイ・マウンテンズ、灰色山脈)や“くろがね連山”(アイアン・ヒルズ)から離れているので“はなれ山”という。くろがね連山の首領、鉄の足のダイン(ビリー・コノリー)はトーリン・オーケンシールドの従兄弟である。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第19段落】
このドワーフ王国はトーリン・オーケンシールドの祖父スロール王(ジェフリー・トーマス)の王国で、昔々ドラゴンのスマウグに略奪されてしまい、スマウグが巨万の財宝の上に眠っているのだ。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第20段落】
スマウグというドラゴンはベネディクト・カンバーバッチがモーションキャプチャーで演じる。また、ベネディクト・カンバーバッチは死人占い師ネクロマンサーもモーションキャプチャーで演じ、その声優の担当もしている。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第21段落】
祖父スロール王はモリア或いはカザド=ドゥームでモリアのオークの首領アゾグによって殺された。スロール王の息子つまりトーリン・オーケンシールドの父親であるスレイン王(マイケル・ミズラヒ)は、エレボールをドラゴンが占領してドワーフ王国を奪ったとき近親者と共に逃げ、エレボールへの秘密の入り口を示す地図を持って出ていたのだ。しかし間もなく捕らえられて死ぬ。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第22段落】
ドワーフたちの紹介に戻ろう。ドワーフのドワーリン(グレアム・マクタヴィッシュ)はバーリンと兄弟。ドワーフのことを何も知らないビルボは、初めはドワーリンとバーリンは旧友同士だと思う。ドワーフのバーリン(ケン・ストット)は常に警戒心が強い。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第23段落】
ドワーフのキーリ(エイダン・ターナー)はリーダーのトーリン・オーケンシールドの従兄弟だ。ドワーフのフィーリ(ディーン・オゴーマン)とは兄弟で、この一行で一番若い。キーリ役のエイダン・ターナーはメイクはたった半時間で最短だったそうだ。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第24段落】
ドワーフのドーリ(マーク・ハドロウ)は原作では「ぶつぶつ不平を言うけれど礼儀正しくきちんとした人」となっているが、映画ではこの一行で一番強い。ドワーフのノーリ(ジェド・ブロフィ)とドワーフのオーリ(アダム・ブラウン)と三人兄弟だ。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第25段落】
ドワーフのオイン(ジョン・カレン)とドワーフのグローイン(ピーター・ハンブルトン)は兄弟。グローインは『ロード・オブ・ザ・リング』登場のジョン・リス=デイヴィス扮するギムリの父親である。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第26段落】
ドワーフのビフール(ウィリアム・キルシャー)はドワーフのボフールとドワーフのボンブールの従兄弟だ。ビフールの額にはゴブリンの斧の面影があるので、喋れないことが分かる。だから仲間とは身振りやぶつぶつ言う声で伝達し合う。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第27段落】
ドワーフのボフール(ジェームズ・ネスビット)とドワーフのボンブール(スティーヴン・ハンター)とは兄弟。ボフールは無邪気に率直で、おかしくて、時には勇敢。ボンブールは原作では太っちょで不器用で、食べ物が何より好き。ボンブール役のスティーヴン・ハンターがメイクは最長で、105分かかったそうだ。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第28段落】
一行は荒野を横切り、“霧ふり山脈”の上や下を通り、ドラゴンの棲みついている“エレボール”(ロンリー・マウンテンズ、はなれ山)へと東へ東へと進んでいく。これからまだどんなに遠いのかと知ると、ビルボは疲労困憊になる。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第29段落】
ビルボとドワーフたちは今度の“デューリンの日”<リーダーのトーリンの祖先デューリンの日で、ドワーフの暦の新年の元旦のこと>までには“霧ふり山脈”にたどり着けるかもしれないと思うが、魔法使いガンダルフはそんなに楽天的でない。この冒険の旅が危険で時間がかかるのを知っているから。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第30段落】
霧ふり山脈を登り始めると、ビルボはまたもやボビット庄の穴の家を憧憬する。近所のホビットたちのことや皆が楽しそうに過ごしている光景や農場の豊作に思いをめぐらせる。自分は家からこんな遠くの暗い山にいるというのに、と。ドワーフたちまで憂鬱になる。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第31段落】
ゴブリンたち(レネー・カタルド、テリー・ノタリー、ネイサン・マイスター、ティム・マクラクラン、トーマス・リマー、キラン・シャー、ジェームズ・トレヴィーナ=ブラウン、マーク・トロッター)、オーク、狩人オーク(フレイザー・アンダーソン)、トロールのトム(ウィリアム・キルシャー二役)やトロールのバート(マーク・ハドロウ二役)、ワーグ<魔狼>らと途上で遭遇する。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第32段落】
原作では、ビルボは目を覚ますと物凄い暗闇の中にいて、目が開いているのか閉じているのかさえ分からないくらい。ゴブリン・トンネルの中だと気付く。目的地へ辿り着くには必ず通らねばならないところだ。彼はどうやって眠ってしまったのかとか一人だけなぜ取り残されているのか分からない。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第33段落】
原作では、ビルボは暗闇の中を這っていくと、何か小さくて丸いものに手が触れる。指輪だ。それをポケットにしまう。そして座って煙草を一服し、刀を見ると、ぼんやりした青色に光っている。これはエルフの刀だと分かって、ちょっと希望がわいてきた。兎に角、進むしかないのだ。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第34段落】
エルフと言えば、エルフ守護(ディーン・ノウズリー)、音楽エルフ(ジャレド・ブラキストン)、裂け谷の宮廷エルフ(シェーン・ボールトン)、エルフ(メラニー・キャリントン)らが登場する。不死の種族エルフの王妃ガラドリエル(ケイト・ブランシェット)は原作には登場しないが、映画では『ロード・オブ・ザ・リング』から『ホビット』に戻ってくる。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第35段落】
半エルフで裂け谷の領主エルロンド(ヒューゴ・ウィーヴィング)はビルボ一行に隠れ家を与えてくれる。そう、ヒューゴ・ウィーヴィングのエルロンドも『ロード・オブ・ザ・リング』から『ホビット』に戻ってくるのだ。エルロンドとビルボの一行は仲良くなる。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第36段落】
ビルボは、霧ふり山脈のゴブリン・トンネルの奥深くにある地底湖の岸辺で、邦名ゴクリという奇怪な生物ゴラム(アンディ・サーキス)と出会う。その指輪はゴクリ或いはゴラムにとって“いとしいしと”であった。その指輪は姿を見えなくするという予期せぬ能力のある指輪だ。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第37段落】
ゴラムは映画のE.T.やスターウォーズのジェダイ・マスターのヨーダのような感じの顔。アンディ・サーキスはモーションキャプチャーでゴラムを演じている。ゴラムはホビットだった時、友達のデアゴルを殺してその指輪を奪った。それから荒野の危険から逃れるために霧ふり山脈の地底湖の岸辺に住むようになり、その指輪の威力で寿命は延び、姿もこんなふうに変わったのだ。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第38段落】
この地底湖の岸辺で、ビルボは発明の才や勇気の奥深さを発見し、彼自身さえも驚く。家が恋しく、大人しく、何も積極的にしない性格だったビルボも、ゴラムに遭って、狡猾さや勇気が自分にあることを気付き、性質が前向きに変わっていき、彼の人生も永遠に変わるのである。同時に、ゴラムの簡素な金の指輪“いとしいしと”は中つ国の運命を変えていく。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第39段落】
ビルボは山から歩き去って荒野へ入ると、山の反対側に出たことが分かる。でも、仲間はどこにいるのだろう。暫く彷徨って、戻って仲間を見つけに行ったほうがいいかどうか決めかねる。そして、仲間をゴブリンから救うことが自分の義務だと決断すると、声が聞こえる。ビルボは調べる間、姿を見えなくするためにその指輪をはめる。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第40段落】
嬉しいことに、その声は仲間の声だった。ビルボは這っていって彼らと合流する。モリアのオークの首領アゾグの息子でゴブリン王ボルグ(コナン・スティーヴンス)は五軍の合戦でゴブリンを率いる。ガンダルフがゴブリン族の王・大ゴブリン(バリー・ハンフリーズ)を抹殺する。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第41段落】
闇の森では、ビルボは仲間のドワーフたちが蜘蛛の巣に捕まった時に切って救出し、蜘蛛と戦ってから、自分にも勇気があるのだと自覚する。原作によれば、闇の森のエルフ王スランドゥイル王(リー・ペイス)の護衛にドワーフたちは捕らえられ、地下牢に投獄される。ドラゴンから故国を取り戻すという意図を明かさなかったからだ。それも、ビルボは牢から出してあげるくらい、実行力も勇気も備わった。
【ホビット 思いがけない冒険/あらすじ結末までネタバレ満開 第42段落】
シェイプシフターのビヨルン(ミカエル・パーシュブラント)とは巨大な黒い熊に変身できる獣人・熊人だ。霧ふり山脈と闇の森の間の木の家に色々な動物の従者と共に暮らしている。シェイプシフターのビヨルンはガンダルフやビルボとドワーフたちを受け入れ、彼らの目的を果たす助っ人をしてくれる。霧ふり山脈のゴブリンに遭遇したことやガンダルフがゴブリン族の王・大ゴブリンを抹殺したことを、信用と信頼に値する特性として納得する。
以上。
※<ホビット 思いがけない冒険のネタバレ>のテキストは、<『THE HOBBIT: AN UNEXPECTED JOURNEY』-Wikipedia>英語版の翻訳、『THE HOBBIT: AN UNEXPECTED JOURNEY』-IMDb、『ホビット 思いがけない冒険』EPK、公式サイト・関連サイト等を引用。
※本ファイル<ホビット 思いがけない冒険のネタバレ>には間違いがある場合がありますので、お読みになる方は、どうかご了承くださいませ。
【映画『ホビット』三部作】
□第1作目:『 ホビット 思いがけない冒険 (2012) THE HOBBIT:
AN UNEXPECTED JOURNEY 』
□第2作目:『 ホビット 竜に奪われた王国 (2013) THE HOBBIT:
THE DESOLATION OF SMAUG 』
□第3作目:『 ホビット ゆきて帰りし物語 (2014)
THE HOBBIT: THERE AND BACK AGAIN 』
【映画『ホビット』関連作品】
★『ロード・オブ・ザ・リング』三部作
□第1部:『 ロード・オブ・ザ・リング (2001) THE LORD
OF THE RINGS: THE FELLOWSHIP OF THE RING
<前編>』
『 ロード・オブ・ザ・リング (2001) THE LORD
OF THE RINGS: THE FELLOWSHIP OF THE RING
<後編>』
□第2部:『 ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 (2002) 』
□第3部:『 ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 (2003)
THE LORD OF THE RINGS: THE RETURN OF THE
KING 』
テキスト:幸田幸
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