ドローン・オブ・ウォーのネタバレ@映画の森てんこ森

【恭子の動画映像ブログ】 2015年10月1日(木)公開予定
最新映画のネタバレ/あらすじ・ストーリー・結末のネタバレ・完全ネタバレ
※この欄のイラストは「NOM's FOODS iLLUSTRATED」さまより使用許諾を得ています。(c)映画の森てんこ森/F・恭子
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映画『 ドローン・オブ・ウォー 』の解説
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Trailer Courtesy of Voltage Pictures

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ドローン・オブ・ウォー/映画『 ドローン・オブ・ウォー GOOD KILL 』あらすじ・ストーリーのネタバレ/結末まで完全ネタバレ

by ネタバレンタイン犬@映画の森てんこ森 ドローン・オブ・ウォーのネタバレ
ドローン・オブ・ウォーのネタバレ
 今日のタイトルは「ドローン・オブ・ウォーのネタバレ」です。
 そしてYouTube動画映像版は映画『ドローン・オブ・ウォー』の予告編です。
 映画『 ドローン・オブ・ウォー (2014) GOOD KILL 』の映画解説はこちらから。
 このページは、幸田幸@映画の森てんこ森が、日本公開前の映画を海外の劇場やDVDで鑑賞して作文したり、『 ドローン・オブ・ウォー (2014) GOOD KILL 』のWikipedia英語版プロットや、海外映画情報(あらすじ・ストーリー・ネタバレ等)を大雑把に日本語訳して編集、纏めたものです。

映画『ドローン・オブ・ウォー』の劇場公開
 2015年10月1日(木)より、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー!!
 ※日本配給情報:劇場公開(ブロードメディア・スタジオ)

ネタバレご注意:あらすじ・ストーリー・結末まで、ネタバレ満開ですので、映画『 ドローン・オブ・ウォー (2014) GOOD KILL 』をまだご覧になっていない方はネタバレにご注意ください。
 Warning!The items below here contain information that may give away important plot points. You may not want to read any further if you've not already seen this title.


【ドローン・オブ・ウォー/あらすじ結末までネタバレ満開 第01段落】
 映画『 ドローン・オブ・ウォー (2014) GOOD KILL 』タイトル内にもある“ドローン”とは、遠隔無線操作によって飛行する無人機のことで、日本の首相官邸屋上での落下事件等で最近、頓に注目されている。

【ドローン・オブ・ウォー/あらすじ結末までネタバレ満開 第02段落】
 でも、この映画『 ドローン・オブ・ウォー (2014) GOOD KILL 』のドローンは、無人戦闘機のこと。米国政府はテロリストの効率的一掃のためにイラクやアフガニスタンに無人戦闘機を投入して、遠隔操作でクリックひとつでミサイルを発射する。

【ドローン・オブ・ウォー/あらすじ結末までネタバレ満開 第03段落】
 無人戦闘機と遠隔操作での敵の殺害というあり方は報道番組等で近頃取り上げられており、昔の戦争といかに異なり画期的であるか、そしてそれ故にどんな問題が起こっているかが論争の的になっている。

【ドローン・オブ・ウォー/あらすじ結末までネタバレ満開 第04段落】
 『ドローン・オブ・ウォー』の舞台の設定は 2010年で、実話に基づいているそうだ。タリバンや ISIS通称「イスラム国」に対してCIAがとった戦術、その代表格が無人戦闘機によるミサイル発射である。

【ドローン・オブ・ウォー/あらすじ結末までネタバレ満開 第05段落】
 映画『ドローン・オブ・ウォー』の主人公はアメリカ空軍のトーマス・イーガン少佐(イーサン・ホーク:『 トータル・リコール (2012) TOTAL RECALL 』等)愛称トミー・イーガン少佐。

【ドローン・オブ・ウォー/あらすじ結末までネタバレ満開 第06段落】
 トミー・イーガン少佐は元々はアメリカ空軍の優秀な戦闘機パイロットだ。六回の戦地赴任を経験している。勿論、戦地では、上空を超高速で飛ぶ戦闘機から敵をターゲットに銃撃やミサイル発射をして敵を殺戮してきた。

【ドローン・オブ・ウォー/あらすじ結末までネタバレ満開 第07段落】
 それが、UCAV<unmanned combat air vehicle 無人戦闘機>ミッションに配置換えされた。ネバダ州ラスベガス(『 ラスト・ベガス (2013) LAST VEGAS 』参照)の郊外の砂漠の基地に設置されたエアコン付きコンテナの中が勤務地。

【ドローン・オブ・ウォー/あらすじ結末までネタバレ満開 第08段落】
 妻モリー・イーガン(ジャニュアリー・ジョーンズ:『 メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬 (2005) THE THREE BURIALS OF MELQUIADES ESTRADA 』等)は元ダンサーのきらびやかな美人。幼い子供二人もいる。

【ドローン・オブ・ウォー/あらすじ結末までネタバレ満開 第09段落】
 妻モリーは死と隣り合わせの戦地勤務からこの無人戦闘機の任務に夫が就くようになって喜んでいる。けれども夫トミーは、遠い戦場にいた時よりも今の方がフラストレーションに苦しみ、却って妻との距離が遠く感じられるのだ。

【ドローン・オブ・ウォー/あらすじ結末までネタバレ満開 第10段落】
 司令官はジャック・ジョンズ二等空佐(ブルース・グリーンウッド:『 スター・トレック イントゥ・ダークネス (2013) STAR TREK INTO DARKNESS 』等)。ビデオゲームに馴染んできた新兵たちに発破をかける。これは本当に人を殺すのだ、と。

【ドローン・オブ・ウォー/あらすじ結末までネタバレ満開 第11段落】
 トミー・イーガン少佐には違和感を覚える無人戦闘機の操作は、まさにビデオゲームそのものだからだ。ビデオゲームの操作レバー<ジョイスティック>を操作するのと同じ動作をするだけで、地球の反対側にいる人間を殺戮できてしまうという異常さ。

【ドローン・オブ・ウォー/あらすじ結末までネタバレ満開 第12段落】
 ラスベガスの郊外の砂漠にある“仕事場”のコンテナの金属製入り口にはこう書いてある。「君たちは今からアメリカ合衆国を発っている」と。そう、そこはバーチャルな、一応、海外の戦場なのだ。

【ドローン・オブ・ウォー/あらすじ結末までネタバレ満開 第13段落】
 イーガン少佐とミッションを同じくするのは、副操縦士ヴェラ・スアレス一等空兵(新進女優ゾーイ・クラヴィッツ:『 マッドマックス 怒りのデス・ロード (2015) MAD MAX: FURY ROAD 』等)という女性兵士。

【ドローン・オブ・ウォー/あらすじ結末までネタバレ満開 第14段落】
 バックアップする技術者は、任務諜報コーディネーターのジョセフ・ジマー(ジェイク・アベル:『 パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海 (2013) PERCY JACKSON: SEA OF MONSTERS 』等)とエド・クリスティー大尉(ディラン・ケニン:『 モールス (2010) LET ME IN 』等)。

【ドローン・オブ・ウォー/あらすじ結末までネタバレ満開 第15段落】
 アフガニスタン(『 ローン・サバイバー (2013) LONE SURVIVOR 』参照)やパキスタン(『 ゼロ・ダーク・サーティ (2012) ZERO DARK THIRTY 』参照)、そして後日にはアラビア半島イエメン(『 砂漠でサーモン・フィッシング (2011) SALMON FISHING IN THE YEMEN 』参照)上空を無人戦闘機を飛ばす。

【ドローン・オブ・ウォー/あらすじ結末までネタバレ満開 第16段落】
 そしてこの二人の技術者がコンピューターのモニターで、タリバンの怪しい行動する容疑者を見つけ出して、無人戦闘機“パイロット”イーガン少佐に「今だ! 発射!」と声をかけるのだ。

【ドローン・オブ・ウォー/あらすじ結末までネタバレ満開 第17段落】
 自分の命の危険は皆無で、敵に自分の姿を見せることもなしに、ボタンひとつ押すだけで殺戮任務完了。タリバンの標的に照準を合わせて撃つ寸前に、無垢な子供が遊んで標的に近寄ってきても、止めることは許されない。子供も一緒に爆死だ。

【ドローン・オブ・ウォー/あらすじ結末までネタバレ満開 第18段落】
 タリバン兵士を積んだトラックを見つければ命中させて、木っ端みじんに消してしまう。こういう際、一般市民たちを巻き添えにするのも厭わない。或いは、的となっている人か車が動いていれば、ちょっとのズレで罪のない民間人が標的になってしまったりもする。

【ドローン・オブ・ウォー/あらすじ結末までネタバレ満開 第19段落】
 武器倉庫のスクリーン画像を見せられれば、そこを爆撃。タリバンの住居が特定できればこれも爆撃。当たった時、「Good kill!」と喝采されるのだ。邦題は『ドローン・オブ・ウォー(=戦争の無人機)』だが、英語原題は、『 GOOD KILL 』である。

【ドローン・オブ・ウォー/あらすじ結末までネタバレ満開 第20段落】
 「Good kill!」とは、「上手く殺せた!」「クリーンヒット」「命中」というようなニュアンス。この無人戦闘機からの「命中」一回分は納税者の払う $68,000(現換算で約820万円)に相当するという。

【ドローン・オブ・ウォー/あらすじ結末までネタバレ満開 第21段落】
 このドローンを用いた戦争。実際、コンピューター化されたミサイル積載ドローンによる射撃は、有人の戦闘機よりも今や数が勝っているそうだ。

【ドローン・オブ・ウォー/あらすじ結末までネタバレ満開 第22段落】
 パイロットに危険が及ばないドローンは成る程、画期的な兵器である。敵に何も気付かれず、迎撃もされず、一瞬の技で一件落着という空の殺人兵器。遠い米国の内陸からそれを可能にしてしまう、非人間的な動作。

【ドローン・オブ・ウォー/あらすじ結末までネタバレ満開 第23段落】
 殺しているよりもテロリストが増えているのではないか、終わりのない戦争で戦っているのか、とトミーは疑問を感じ始める。

【ドローン・オブ・ウォー/あらすじ結末までネタバレ満開 第24段落】
 イーガン少佐は今のミッションに心がついていけず、ウォッカに溺れて現実逃避し、更にはPTSD 心的外傷後ストレス障害の最悪状態になっていく。

【ドローン・オブ・ウォー/あらすじ結末までネタバレ満開 第25段落】
 現在はバージニア州マクレーンにあるCIAの当時の本部ラングレー(声/ピーター・コヨーテ:『 ボン・ヴォヤージュ (2003) BON VOYAGE 』等)からは直接に命令が来る。無感情の声だけの指示だ。

【ドローン・オブ・ウォー/あらすじ結末までネタバレ満開 第26段落】
 それも、確定した容疑者よりも不審な挙動の方をターゲットにする命令へと、CIAの戦略はより攻撃的になってきた。それを疑問視するイーガン少佐、司令官ジョンズ二等空佐、副操縦士ヴェラ・スアレス一等空兵たちの想いはCIAに届かない。

【ドローン・オブ・ウォー/あらすじ結末までネタバレ満開 第27段落】
 イーガン少佐つまりトミーとヴェラのロマンチックな気持ちも、そういう共感部分から生まれたのだろう。しかし、この映画『ドローン・オブ・ウォー』の核心はそういうことなのではない。

【ドローン・オブ・ウォー/あらすじ結末までネタバレ満開 第28段落】
 問題は、トミーがイーガン少佐として12時間、遠隔操作で殺戮をする非日常性と、残りの12時間はトミーとして家庭人に戻るという日常性、という繰り返しの無理な暮らし方なのだ。エアコン付きの狭い“箱”から殺戮任務を終えると、ラスベガスの繁華街を通り越して綺麗な自宅へ。

【ドローン・オブ・ウォー/あらすじ結末までネタバレ満開 第29段落】
 帰宅すると良き夫・良き父親の顔をしなければならない。バーベキューをしたり、息子トラヴィス(シオン・レイン・レイバ)の学校の宿題を見たり、娘ジェシー(サチエ・カピターニ)をあやしたりする。並の神経ではもたないギャップの大きさ。

【ドローン・オブ・ウォー/あらすじ結末までネタバレ満開 第30段落】
 妻モリーには当たり散らし、夫婦間の感情のすれ違いが生じる。慰めようとしても、今の仕事が嫌なのね、と言っても夫トミーのストレスやトラウマはどうしようもない。

【ドローン・オブ・ウォー/あらすじ結末までネタバレ満開 第31段落】
 パイロットというのは飛行機を飛ばすように生まれてきたし、飛ばす必要がある。ビデオでの射撃は飛行機を飛ばしてはいない。ジェット戦闘機に乗ってさえいないのだ。

【ドローン・オブ・ウォー/あらすじ結末までネタバレ満開 第32段落】
 結局、自国のネバダの砂漠のど真ん中の基地のコンテナという極めて安全な場所で任務につくよりも、戦地で実戦で戦闘行為に携わるのを合理化・正当化するほうが容易いのだ、と見出した男トミー。

【ドローン・オブ・ウォー/あらすじ結末までネタバレ満開 第33段落】
 真剣に道徳的な現実の人で、一度に一つのことしか考えられない男トミー・イーガン少佐という一人のドローン操縦士の苦悩を通して、現在(いま)の戦争の真実を暴き、問題提起している作品である。 

以上。
※<ドローン・オブ・ウォー>のテキストは、<『GOOD KILL』-Wikipedia英語版、『GOOD KILL』-IMDb、『GOOD KILL』関連サイト英語版の翻訳、映画『ドローン・オブ・ウォー』-Wikipedia、『ドローン・オブ・ウォー』EPK、公式サイト・関連サイト等を引用。
※本ファイル<ドローン・オブ・ウォー>には間違いがある場合がありますので、お読みになる方は、どうかご了承くださいませ。

テキスト:幸田幸


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