サボタージュのネタバレ@映画の森てんこ森

【恭子の動画映像ブログ】 2014年11月7日(金)公開予定
最新映画のネタバレ/あらすじ・ストーリー・結末のネタバレ・完全ネタバレ
※この欄のイラストは「NOM's FOODS iLLUSTRATED」さまより使用許諾を得ています。(c)映画の森てんこ森/F・恭子
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映画『 サボタージュ 』の解説
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Trailer Courtesy of CBMTrailers

(C)2013 DEA Productions, LLC All Rights Reserved.

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サボタージュ/映画『 サボタージュ SABOTAGE 』あらすじ・ストーリーのネタバレ/結末まで完全ネタバレ

by ネタバレンタイン犬@映画の森てんこ森 サボタージュのネタバレ
サボタージュのネタバレ
 今日のタイトルは「サボタージュのネタバレ」です。
 そしてYouTube動画映像版は映画『サボタージュ』の予告編です。
 映画『 サボタージュ (2014) SABOTAGE 』の映画解説はこちらから。
 このページは、幸田幸@映画の森てんこ森が、日本公開前の映画を海外の劇場やDVDで鑑賞して作文したり、『 サボタージュ (2014) SABOTAGE 』のWikipedia英語版プロットや、海外映画情報(あらすじ・ストーリー・ネタバレ等)を大雑把に日本語訳して編集、纏めたものです。

映画『サボタージュ』の劇場公開
 2014年11月7日(金)より、TOHOシネマズみゆき座ほか全国ロードショー!!
 ※日本配給情報: 劇場公開(ブロードメディア・スタジオ)


ネタバレご注意:あらすじ・ストーリー・結末まで、ネタバレ満開ですので、映画『 サボタージュ (2014) SABOTAGE 』をまだご覧になっていない方はネタバレにご注意ください。
 Warning!The items below here contain information that may give away important plot points. You may not want to read any further if you've not already seen this title.

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第01段落】
 映画『 サボタージュ (2014) SABOTAGE 』の始まりは、ジョン・“ブリーチャー”・ウォートン(アーノルド・シュワルツェネッガー:『 エクスペンダブルズ3 ワールドミッション (2014) THE EXPENDABLES 3 』等)が残虐なビデオを見つめるシーンから。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第02段落】
 麻薬カルテルの男どもが一人の女性を拷問し殺害しているビデオだ。“ブリーチャー”はその残虐さに胸が張り裂けそうだ。因みに『サボタージュ』の主人公ジョン・ウォートンの愛称・異名“ブリーチャー”とは、「違反者」「破壊屋」という意味。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第03段落】
 それに、タイトルの『サボタージュ』とは、日本語独特の「怠業、サボること」という意味ではなくて、「故意の損傷・妨害行為・破壊行為」という意味だ。アーノルド・シュワルツェネッガー率いる一団がアクションをしまくる!

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第04段落】
 8ヵ月後。DEA麻薬取締局の“ブリーチャー”率いる最強の特殊部隊・麻薬捜査チームが麻薬カルテルのアジトへ奇襲しようとしている。アジトには麻薬売買で蓄えた巨額の闇資金2億ドル(現換算で約215億円)が眠っている筈だ。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第05段落】
 ブリーチャーのチームで同乗しているのは、副リーダー格のジェームズ・“モンスター”・マーレイ(サム・ワーシントン:『 タイタンの逆襲 (2012) WRATH OF THE TITANS 』等)。“モンスター”は「怪物」。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第06段落】
 ジョー・“グラインダー”・フィリップス(ジョー・マンガニエロ:『 恋愛だけじゃダメかしら? (2012) WHAT TO EXPECT WHEN YOU'RE EXPECTING 』等)。“グラインダー”は「粉砕機」。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第07段落】
 エディ・“ネック”・ジョーダン(ジョシュ・ホロウェイ:『 ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル (2011) MISSION: IMPOSSIBLE - GHOST PROTOCOL 』等)。“ネック”は「首・厚かましさ」。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第08段落】
 ジュリアス・“シュガー”・エドモンズ(テレンス・ハワード:『 ランナウェイ/逃亡者 (2012) THE COMPANY YOU KEEP 』等)。“シュガー”は「砂糖・甘ちゃん・あなた」。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第09段落】
 トム・“パイロ”・ロバーツ(マックス・マーティーニ:『 キャプテン・フィリップス (2013) CAPTAIN PHILLIPS 』等)。“パイロ”は「高熱」。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第10段落】
 ブライス・“トライポッド”・マクニーリー(ケヴィン・ヴァン:『 エンド・オブ・ウォッチ (2012) END OF WATCH 』等)。“トライポッド”は「カメラの三脚・三脚台」。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第11段落】
 それに、“スモーク”・ジェニングズ(マーク・シュレーゲル:『 エンド・オブ・ウォッチ (2012) END OF WATCH 』等)。“スモーク”は「煙」。こういう荒くれ者揃いのチームは、摘発アジトが近付くにつれ冗談を飛ばしているので、リーダーのブリーチャーは黙って集中しろと注意する。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第12段落】
 ブリーチャーが上司のフロイド・デメル(マーティン・ドノヴァン:『 サイレントヒル:リベレーション3D (2012) SILENT HILL: REVELATION 3D 』等)と通信すると、そのアジトにある現金の額を知りたがるが、ブリーチャーは、はっきりとは知らないが直ぐに分かりますよと返事。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第13段落】
 その頃、アジトではドラッグパーティが開かれていて、コカインを盛られた女性が男とイイ感じに。その女性は実は、ブリーチャー率いる麻薬取締チームのジェームズ・“モンスター”・マーレイの妻で紅一点のリジー・マーレイ(ミレイユ・イーノス:『 イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所 (2014) IF I STAY 』等)なのだ。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第14段落】
 リジーは先に潜入していた。そうしている間にチームはアジト近くで急襲準備完了。そして銃撃戦になると、リジーはさっきの相手の男の銃を取って射殺し、更に別の男も射殺して銃撃戦から身をかわす。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第15段落】
 ブリーチャー率いるチームはアジトに雪崩れ込み、巨額の闇資金の在り処を知っているリジーも合流する。しかし、ドアを蹴破って入っても誰も見当たらない。コンクリートのブロックで塞がれた壁があり、爆発で襲われそうになったが、“パイロ”が壁越しに敵の男を撃って、皆、前進した。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第16段落】
 廊下を進むと天井にスナイパーが隠れており、チームは射殺しながら進み、遂に巨額金の在り処に辿り着いた。ビニール袋にお金を詰め、“グラインダー”らが壁から便器を取り外す。ロープに繋いで下水管でお金を送ろうという計画だ。つまり、一部をネコババする気。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第17段落】
 上司のフロイド・デメルからブリーチャーに連絡が入り、どうしてそんなに時間がかかっているのかと言われてしまった。鋼製ドアを貫通する必要があるからだと口篭っていると、突然、カルテルの男が出現して“スモーク”は首を撃たれる。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第18段落】
 撃った男は直ぐに殺したが、大金を回収するのがまだ済んでいないのでチームはパニックになる。パイロとモンスターにスモークを介抱させ、お金の残りを確保して、盗みがバレないように便器は元通りにした。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第19段落】
 1000万ドル(現換算で10億円強)は自分達が山分けして、あとは残しておく。そして上司デメルに“スモーク”が撃たれたから非常医療班をよこすように伝え、スモークを抱えて去る際に、手榴弾を巨額金の箇所に据えて爆破させるのだ。自分達のネコババ分を隠すために何という大胆なやり方!

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第20段落】
 その夜おそく、下水管に隠し金を回収しに行くと、ロープが切られてお金が消えているのをリジーが最初に気付く。シュガー、グラインダー、パイロらは気が変になりそう。折角の苦労が水の泡だから。下水管に銃弾を一発見つけたリジーはブリーチャーに手渡しながら苦笑する。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第21段落】
 この件で上司のDEA内務調査局のスタン・モリス(ティム・ウェア:『 ウォーク・ザ・ライン/君につづく道 (2005) WALK THE LINE 』等)やルー・カントレル(ゲイリー・グラッブス:『 ジャンゴ 繋がれざる者 (2012) DJANGO UNCHAINED 』等)にチームは問い正された。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第22段落】
 調査官は、1000万ドルが消えたことも、犯人が彼ら麻薬捜査チームだということも分かっている。でもチームは誰一人として口を割らない。なお、スモークは襲撃の際の傷がもとで死亡した。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第23段落】
 後日。相変わらずブリーチャーらチームの容疑は晴れず、ブリーチャーは麻薬取締官(B・J・ウィンフリー、ハキム・カレンダー、ケンドリック・クロスら:『 アイアンマン3 (2013) IRON MAN 3 』等)に自宅を見張られている。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第24段落】
 といっても、ブリーチャーは見張り達と冗談を交わすほどの仲だが。見張り達はそんなブリーチャーがお金を盗んだのは本当なのかと思う。でも疑念がなければこんな張り込みは命じられないだろうし、と。ブリーチャーは車で外出し、ジムで汗を流した。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第25段落】
 ブリーチャーは麻薬捜査局をクビになったわけではなく、デスクワークに異動でまだ勤務はしている。そんな彼にネコババを白状させたくて上司は近寄ってくるが、ブリーチャーは知らん顔。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第26段落】
 また、トイレでも捜査官のスポルチェック(トロイ・ギャリティ:『 L.A. ギャング ストーリー (2012) GANGSTER SQUAD 』等)に同様に声をかけられるが、ブリーチャーはスポルチェックの拳銃をそっと抜き取って小便器に入れてしまうというヤンチャぶりだ。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第27段落】
 因みに、このトロイ・ギャリティは、祖父が名優ヘンリー・フォンダ(『 戦争と平和 (1956) 』等)、 母親がジェーン・フォンダ(『 デブラ・ウィンガーを探して (2002) SEARCHING FOR DEBRA WINGER 』等)、叔父がピーター・フォンダ(『 イージー・ライダー (1969) EASY RIDER 』等)、従妹がブリジット・フォンダ(『 キス・オブ・ザ・ドラゴン (2001) KISS OF THE DRAGON 』等)という凄い芸能一家の出身。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第28段落】
 さて事務職処分も解けて、DEA捜査官に復職できたブリーチャー。復職は、容疑が晴れたわけではなくて調査が断念されたからに過ぎない。それに、お前らみたいなブラックリストに載っているような者達とは誰も一緒に働きたくないし、とデメルに言われる。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第29段落】
 モンスター、パイロ、ネック、グラインダー、リジー、シュガーは結局6ケ月停職になっていて、その間、張り合いが無かった。そこへ、リーダーのブリーチャーが全員の復職という嬉しいニュースを告げに来た。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第30段落】
 暫く現場から離れていたので、猛特訓が再開した。リジーも参加してきたが、ドラッグ依存症が抜けていないのが発覚。囮捜査(『 007 スカイフォール (2012) SKYFALL 』参照)中に陥ったドラッグ中毒を休職中に治療する約束だったのでブリーチャーは非難する。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第31段落】
 チームはキルハウス<特殊部隊の訓練施設>で特訓してもチグハグな動きだし、戦闘能力も劣化、皆はリーダーのブリーチャーに不満をぶつける。半年間、自分たちは放っておかれたから。ブリーチャーは否定して、信頼してくれ、と真意を示した。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第32段落】
 そうして以前と同様の信頼感と団結力、戦闘スキルを再認識できたのでビールで乾杯。その後、ストリップクラブに繰り出して遊ぶ。ここで副リーダーのモンスターとブリーチャーは語り合ったり、シュガーたちがステージで騒ぎを起こしたり。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第33段落】
 その騒ぎでストリップクラブの用心棒(ジャーメイン・ホルト:『 トランスフォーマー/ロストエイジ (2014) TRANSFORMERS: AGE OF EXTINCTION 』等)を怒らせ、パイロとグラインダーがシュガーを庇って、パイロが用心棒を殴り倒す。この直後、チームは店を出た。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第34段落】
 後に、まだ酔っ払っているパイロが目を覚ますと、自宅代わりのキャンピングカーの中。列車が近付き、気がつくとそのRV車は線路上に立ち往生しているのだ。キーを使っても始動せずドアも開かない。パイロは悲鳴と共に肉片と化した。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第35段落】
 ブリーチャーは知らせを受けて現場に急行。そこではアトランタ市警刑事キャロライン・ブレントウッド(オリヴィア・ウィリアムズ:『 アンナ・カレーニナ (2012) ANNA KARENINA 』等)が現場検証の真っ最中だ。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第36段落】
 パイロの轢死体は見るも無惨で、ブリーチャーはショックを受け、またブレントウッド刑事の態度にも腹を立てて立ち去る。刑事のパートナー、ダリウス・ジャクソン(ハロルド・ペリノー:『 ゼロ・ダーク・サーティ (2012) ZERO DARK THIRTY 』等)はブリーチャーの本性を彼女にチクる。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第37段落】
 翌日、ブリーチャーの自宅を訪問したブレントウッド刑事は、女性なのでリジーは注文したストリッパー嬢だと勘違い。刑事の目的は、“ネック”に話を聞くことだった。生前のパイロに会った最後の人物だから。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第38段落】
 皆は刑事に喧嘩腰で非協力的なので、ブリーチャーは彼らに一喝してから刑事に応対する。ネックは三日間、刑事を避けているようだが、明日にはきっと会ってもらえますからとブリーチャーは約束するのだ。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第39段落】
 キャロライン・ブレントウッド刑事は相棒のジャクソン刑事に、死亡したパイロのRV車の残骸を更に検証して髪の毛とか指紋がないか調べるように指示した。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第40段落】
 翌日の夜、ブリーチャーとブレントウッド刑事がネックの家に向かうと、玄関の鍵が開き、明かりが消えている。中に入ると血の海で、ネックは非情にも壁に括りつけられ内臓が抉り取られて事切れていた。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第41段落】
 ブレントウッドと相棒のジャクソンの両刑事は検死(検死官:ドゥウェイン・キャルフーン)に立会い、ネックの遺体が無惨に切り刻まれているのを確認。それに、髪の毛複数本が遺体に付着していたので持ち帰って分析に回す。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第42段落】
 さて仲間の二人も変死したので、チームの面々は脅えてイラつく。誰が次のターゲットになるか、と。グラインダーはそれはお金のせいだと叫ぶが、一体そうなのだろうか。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第43段落】
 モンスターとリジーのマーレイ夫妻の所でも、夫は沢山の銃を用意し、妻もバッグに拳銃を二丁、入れる。リジーが薬を飲んで出て行こうとするので、夫モンスターは危ないからと行かせない。そんな夫婦喧嘩のところにブレントウッド刑事が来た。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第44段落】
 DEA麻薬取締局のブリーチャーのチームを狙う犯人に思い当たらないかと。モンスターは、リオス・ガルザというカルテルは逆らう者にメッセージを送るとき、ネック達と同様の殺し方をするのだと教えた。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第45段落】
 死体保管所では、刑事たちは新たな発見をした。パイロの轢死事件の車のハンドルに、パイロのもの以外の髪の毛と指紋が見つかったのだ。しかしDEA麻薬取締局に行って関係書類を見せてもらおうとしても妨害されてしまう。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第46段落】
 その帰り、DEAのスポルチェック捜査官は刑事が連続殺人事件を捜査していると嗅ぎつき、ブリーチャーをもっと調べろと言い、USBフラッシュメモリーを残していった。そこには、消えた大金に関して尋問を受け激怒しているブリーチャーの姿が。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第47段落】
 ブリーチャーの家を尋ねたブレントウッド刑事は、カルテルの大金を掠め取ったことを自分に話さなかったと怒る。しかし、連続殺人が起きているわけだから、もうチームを辞めたトライポッドにも警告しようとブリーチャーは出発する。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第48段落】
 トライポッドは尋問が厭でDEAチームを辞めたのだった。今は山小屋暮らし。ブレントウッド刑事も同行して到着すると、ブリーチャーはトライポッドが妄想症であることを話し、仕掛け爆弾も刑事に指摘して二人は注意深く近付く。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第49段落】
 しかし遅かった。武装集団が先に襲ってトライポッドは息絶えていた。カルテルの殺し屋四人が森で待ち構え、何発も撃って射殺していたのだ。襲撃犯のうちの一人は仕掛け爆弾で脚をもぎ取られて死んでいるのも発見。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第50段落】
 その男の腕には「KAIBAL」というタトゥーが彫られている。それで、この武装集団の正体が割れた。グアテマラ特殊部隊、ヒスパニック系の暗殺部隊「カイバル(スペルは Kaibal、日本公式サイトでは“カイビル”」。「カイバル」を雇っているのが、メキシコの巨大麻薬組織ガルザなのである。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第51段落】
 モンスターはブレントウッド刑事と対峙し、君の手助けになりたいだけだと念を押して、こう言う。海軍特殊部隊のメンバーだったトライポッドが麻薬カルテルと一体どんな関係があると思っているんだ、それよりブリーチャーの過去を知っているのか、と。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第52段落】
 二年前、リオス・ガルザ・カルテルの主要人物エドガール・リヤーズをブリーチャー率いるチームが捕らえ、メキシコ当局に護送中、婦人警官が頭部を撃って射殺した。その警官の逮捕に至ったのは、その筋から恐らく恐喝されたり脅されたりしたかららしい。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第53段落】
 この報復にブリーチャーの妻カレン・ウォートン(キャサリン・ダイアー:『 恋愛だけじゃダメかしら? (2012) WHAT TO EXPECT WHEN YOU'RE EXPECTING 』等)と息子ジェイコブ・ウォートン(パトリック・ジョンソン)を誘拐。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第54段落】
 メキシコのフアレスに降参しに来なければ妻子を殺すと脅かしてきたが、ブリーチャーらはどうすることも出来ず、妻子は拷問を受けた上に惨殺されたのである。それが、映画『サボタージュ』冒頭のビデオだ。殺害ビデオと妻子の遺体の部分は何週間にも亘って送られてきた。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第55段落】
 こういう冷酷非道の敵。実際、ブリーチャーは妻子を殺害した男を殺しにフアレスに赴き、カルテルの男たちを何人も殺したが、その実行犯には逃げられた、とモンスターはブレントウッド刑事に語る。ブリーチャーは何ヶ月も犯人を追い続け、復讐の思いでいっぱいなのだ。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第56段落】
 モンスターから話を聞いたブレントウッド刑事はブリーチャーを疑っていたこと、何も知らなかったことをブリーチャーに謝る。ブリーチャーは捜査の助けにと、容疑者のファイルとDNAサンプルを彼女に持ってきた。そして二人は結ばれる。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第57段落】
 ジャクソン刑事は死亡した犯人所持のケータイから、カルテルのアジトを割り出した。ブリーチャー率いるチームが向かったが、誰もいない。後日、魚釣りの親子がトライポッドの家の近くの川底で複数死体を発見する。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第58段落】
 死体が浮き上がらないように細工がなされ、遺体の「カイバル」の刺青から、それらの遺体はカルテルの殺し屋だと判明する。トライポッドの殺害犯だ。しかし死亡から一週間以上経ているから、パイロとネックが殺害される以前に殺されたと分かる。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第59段落】
 ブリーチャーはチームを合流させて事件を伝えようとすると、リジーがシュガーと浮気していたのだと明かす。また、グラインダーはお金を盗んだのは俺達だったとブレントウッド刑事に告白する。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第60段落】
 ブリーチャーとブレントウッド刑事<キャロラインと呼ぼう>がグラインダーと次の危機を論じていると、リジーがグラインダーを射殺した。リジーはシュガーとグルになって、連続殺人に関わっているのだ。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第61段落】
 次は夫モンスターと合流したリジーだが、逃亡を防ぐためにパスポートを破られると、何と夫モンスターまで刺殺するのだ。ブリーチャーとキャロラインが夫妻の家に行くと、モンスターの遺体が冷蔵庫に詰め込まれていた。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第62段落】
 リジーは独りのふりをしてブリーチャーに電話をかけ、駐車場で二人は会うことに。刑事のキャロラインは陰に隠れていたが、相手はリジーとシュガー。銃撃戦となり、その後は激しいカーチェイス。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第63段落】
 アトランタ(『 人生の特等席 (2012) TROUBLE WITH THE CURVE 』参照)の街を激しく走る。リジーとシュガーの乗ったトラックはレッカー車に激突し、シュガーは頭部切断で即死した。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレは満開 第64段落】
 ブリーチャーとキャロラインが瀕死のリジーと対峙すると、リジーはチームが陰でお金を盗んだから復讐しようとしたのだと口にしている。リジーこそがお金を盗んだと思い込んでいる刑事キャロラインは腑に落ちない顔。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第65段落】
 すると、虫の息のリジーに、盗んだのは俺だ、とブリーチャーは明かした! 銃に手を伸ばそうとしたリジーをブリーチャーは射殺し、涼しい顔で逃走する。ジャクソン刑事ら警察官が駆けつけるが、刑事キャロラインはそんなブリーチャーを見逃してやった。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第66段落】
 数週間後。舞台はメキシコに移る。ブリーチャーは盗んだ大金を使いまくって優雅に暮らしている? いいえ、そのお金は堕落した警察官に贈賄して、ブルーホ(ポール・アンソニー・バレラス:『 エンド・オブ・ウォッチ (2012) END OF WATCH 』等)探しをさせているのだ。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第67段落】
 ブルーホこそが妻子を惨殺した仇だ。遂にブルーホの居場所を特定できたブリーチャーはバーで待ち受け、頭を撃って射殺し、仇をとった。その際ブルーホは命乞いをするが、罪の無い者を殺すお前とは違うからな、とブリーチャーは言って実行に移した。

【サボタージュ/あらすじ結末までネタバレ満開 第68段落】
 銃撃戦でカルテルの連中をも何人も射殺し、敵は全滅させた。しかしブリーチャーが気付くと、胸を撃たれている。致命傷だ。思いを遂げたブリーチャーはウイスキーを飲み、最後の葉巻一本に火をつけて、テーブルでゆっくりと死に近づいていく。

以上。
※<サボタージュ>のテキストは、<『SABOTAGE』-Wikipedia英語版、『SABOTAGE』-IMDb、『SABOTAGE』関連サイト英語版の翻訳、映画『サボタージュ』-Wikipedia、『サボタージュ』EPK、公式サイト・関連サイト等を引用。
※本ファイル<サボタージュ>には間違いがある場合がありますので、お読みになる方は、どうかご了承くださいませ。

テキスト:幸田幸


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