マレフィセントのネタバレ@映画の森てんこ森

【恭子の動画映像ブログ】 2014年7月6日(日)公開予定
最新映画のネタバレ/あらすじ・ストーリー・結末のネタバレ・完全ネタバレ
※この欄のイラストは「NOM's FOODS iLLUSTRATED」さまより使用許諾を得ています。(c)映画の森てんこ森/F・恭子
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映画『 マレフィセント 』の解説
※クリックでYouTube『マレフィセント (2014) MALEFICENT』予告編へ
映画『 マレフィセント 』の予告編
※動画はDisney Movie Trailersへリンクで掲載
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マレフィセント/映画『 マレフィセント MALEFICENT 』あらすじ・ストーリーのネタバレ/結末まで完全ネタバレ

by ネタバレンタイン犬@映画の森てんこ森 マレフィセントのネタバレ
マレフィセントのネタバレ
 今日のタイトルは「マレフィセントのネタバレ」です。
 そしてYouTube動画映像版は映画『マレフィセント』の予告編です。
 映画『 マレフィセント (2014) MALEFICENT 』の映画解説はこちらから。
 このページは、幸田幸@映画の森てんこ森が、日本公開前の映画を海外の劇場やDVDで鑑賞して作文したり、『 マレフィセント (2014) MALEFICENT 』のWikipedia英語版プロットや、海外映画情報(あらすじ・ストーリー・ネタバレ等)を大雑把に日本語訳して編集、纏めたものです。

映画『マレフィセント』の劇場公開
 2014年7月5日(土)より、全国ロードショー!!
 ※日本配給情報: 劇場公開(ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン)


ネタバレご注意:あらすじ・ストーリー・結末まで、ネタバレ満開ですので、映画『 マレフィセント (2014) MALEFICENT 』をまだご覧になっていない方はネタバレにご注意ください。
 Warning!The items below here contain information that may give away important plot points. You may not want to read any further if you've not already seen this title.

★製作陣スタッフや登場人物キャスト、映画解説やポスター、その他の関連ファイルの情報は以下を参照してください。
●マレフィセント@映画の森てんこ森
●【マレフィセントのスタッフ&キャスト】
●【映画解説/マレフィセント@幸田幸】
◎【映画『マレフィセント』】
★マレフィセントの製作スタッフ
★マレフィセントの出演@映画の森てんこ森
●BK版【映画「マレフィセント」ポスター】
◎<映画「マレフィセント」ポスター>
■7/3公開<映画『マレフィセント』あらすじ>
■7/4公開<ネタバレ映画/マレフィセント>
■7/5公開<ネタバレ結末/マレフィセント>
●BK版<マレフィセントのネタバレ@映画の森てんこ森>
◎<マレフィセントの完全ネタバレ>

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第01段落】
 映画『 マレフィセント (2014) EDGE OF TOMORROW 』の始まりは、ナレーター(ジャネット・マクティア:『 ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館 (2012) THE WOMAN IN BLACK 』等)が「眠れる森の美女」の物語はご存知でしょうが異なった姿になってあなたの脳裏に刻み込まれるでしょう、と語るところから。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第02段落】
 ペロー童話集で「眠れる森の美女」はフランス語題“La Belle Au Bois Dormant”(ラ・ベル・オー・ボア・ドーマン)。英語題は “The Sleeping Beauty”。『 スリーピング ビューティー/禁断の悦び (2011) SLEEPING BEAUTY 』でもタイトルに使われている。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第03段落】
 因みに、仏題“La belle au bois dormant”は「“眠れる森”の美女」とも「森の“眠れる美女”」ともとれそうだが、このフランス語を文法に従って忠実に英語に置き換えると“The beauty in the sleeping forest”となる。本来のフランス語の基本文法では「“眠れる森”の美女」だ。理由は、英語とは違って、フランス語には名詞や形容詞や前置詞に男性形と女性形があって、名詞を修飾する形容詞にも性を一致させる必要がある。例えばこのフランス語タイトルの“La belle au bois dormant”の森に当たる“bois(ボア)”は男性名詞。“dormant(ドーマン)”も男性形容詞となっている。この文法に則ると、英語に置き換えると“sleeping forest”=“眠れる森”の理屈になるわけだ。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第04段落】
 もし“眠れる美女”と理解するには、“La belle(=The beauty 美女)”が女性名詞で、“dormant(=sleeping 眠っている)”が被修飾語“La belle”に一致させた女性形“dormante”とする必要がある。しかし、そうとはなっておらず“bois(=wood, forest 森)”の男性形に一致させているから、文法的に言うと、仏題“La belle au bois dormant”は「“眠れる森”の美女」が正しい。でもしかし実際、眠っているのは森ではなくて美女である。この解釈は、文法から外れて代換法・形容詞転移という修辞技法が使われているため、英語タイトルのように「森で“眠っている美女”」=「森の“眠れる美女”」と捉えていいようだ。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第05段落】
 さて、映画『マレフィセント』に戻ろう。昔々、ライバル同士の二つの王国があった。一つは、貪欲で権力欲の強い王が支配する人間の王国。もう一つは、平和で静かなムーアズ<荒れ地・湿原>という王国。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第06段落】
 王国ムーアズは、繊細で優しい多数の妖精やクリーチャー(テリ・ダグラス:『 ディクテーター 身元不明でニューヨーク (2012) THE DICTATOR 』等)達の棲家である。樹木に座っているのは、大変強くて有力な妖精の女の子マレフィセント(子役:イソベル・モロイ)。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第07段落】
 人形遊びをしていたマレフィセントは、枝がポキンと折れるのが聞こえると、両手をかざして魔法で元通りにしてやる。そして背中の大きな翼を広げて飛んで、地面に降り立ち、色々なクリーチャー達と仲良く挨拶を交わす。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第08段落】
 なお、“Maleficent”とは、「有害な、悪意の、犯罪的な、悪事を行なう」という意味。アニメ映画『眠れる森の美女 (1959)』で、王国で生まれた待望の姫オーロラに、「16歳の誕生日日没までに糸車で指を刺して死ぬ」と呪いをかけた魔女こそがマレフィセントなのである。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第09段落】
 だから、マレフィセントというのは、「眠れる森の美女」のヒロイン、オーロラ姫ではなくて、邪悪な妖精・悪役の名なのである。それをアンジェリーナ・ジョリーが演じるのだから、奥深い新しい物語の捉え方ができようというもの。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第10段落】
 妖精の女の子マレフィセントは三人の悪戯好きの妖精ピクシー達と出会う。ノットグラス(イメルダ・スタウントン:『 アーサー・クリスマスの大冒険 (2011) ARTHUR CHRISTMAS 』等)、フリットル(レスリー・マンヴィル:『 家族の庭 (2010) ANOTHER YEAR 』』等)、シスルウィット(ジュノー・テンプル:『 ダークナイト ライジング (2012) THE DARK KNIGHT RISES 』等)だ。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第11段落】
 森の見張りが宝石泥棒を捕まえた、と三人は伝える。森の見張りというのは大木の形をしていて、泥棒を取り押さえているので、マレフィセントが見ると、ステファン(子役:マイケル・ヒギンズ)という人間の百姓の男の子だった。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第12段落】
 マレフィセントはステファンを私と同じような子だわ、と思う。尤も、角と翼以外は、だけれど。マレフィセントは取り戻した宝石を川に投げ、ムーアズからステファン少年が出て行くのに付き添う。その際、ステファンの両親は亡くなっていると聞いた。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第13段落】
 数週間後にステファンがムーアズに戻ってきて、マレフィセントとステファンは友達になる。そしてティーンエイジャーになると、二人(十代のマレフィセント:エラ・パーネル、十代のステファン:ジャクソン・ビューズ)は恋に落ちていた。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第14段落】
 マレフィセントの16歳の誕生日には、ステファンが「真の恋人のキス」をするに至ったけれど、これはずっと続くわけではなかったのだ・・・。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第15段落】
 大人になったマレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー:『 カンフー・パンダ2 (2011) KUNG FU PANDA 2 』等)はムーアズ王国で一層強力な守護者に成長した。ある日マレフィセントは、ヘンリー王(ケネス・クラナム:『 レイヤー・ケーキ (2004) LAYER CAKE 』等)率いる軍隊がムーアズ王国に侵略行進してくるのを遠くから見つける。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第16段落】
 部隊長(リアム・マッケンナ:『 ハリー・ポッターと秘密の部屋 (2002) HARRY POTTER AND THE CHAMBER OF SECRETS 』』等やジョン・マクミラン:『 ワールド・ウォーZ (2013) WORLD WAR Z 』等)、護衛(声/ピーター・G・リード:『 ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 (2010) HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS: PART I 』『 同PART2 』のデスイーター)もいる。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第17段落】
 マレフィセントは森の守護者たちを率いて戦い、軍隊を王国に撤退させる。ヘンリー王をも倒すが、王は宮殿の死の床で(ヘンリー王の側近/アンガス・ライト:『 エージェント:ライアン (2014) JACK RYAN: SHADOW RECRUIT 』等)臣下たちにこう言い残すのだ。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第18段落】
 マレフィセントを殺した者に王座を継承させる、と。王の臣下には、今や成人して王に仕えているステファン(シャールト・コプリー:『 エリジウム (2013) ELYSIUM 』等)がいた。ステファンは野心を抱き、王座を狙う。そのためには、ロマンスの相手マレフィセントを殺すということ。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第19段落】
 ステファンは夜、ムーアズ王国にマレフィセントに会いに行き、久しぶりの再会となった。彼は毒の入ったワインをマレフィセントに飲ませて眠らせ、ナイフで刺し殺そうとするも、やはりできない。それで、マレフィセントから翼を切り取って、殺害の証拠としてヘンリー王に持ち帰る。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第20段落】
 目覚めたマレフィセントは翼を失って泣き叫び、途方に暮れて彷徨い歩く。同じ頃、王国では、ステファンは念願の王位を授けられ、ヘンリー王の娘リア姫(ハンナ・ニュー)との結婚式が執り行われた。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第21段落】
 真の愛だと信じていたのにマレフィセントは裏切られたのだ。結婚式を知って、マレフィセントは悲鳴を上げ、緑色の強力な光を空へ放つ。城のステファンも、その光が塔から見えている。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第22段落】
 朝、カラスが網で捕らわれているのを見たマレフィセントは、魔法でカラスを人間の男ディアヴァル(サム・ライリー)に変身させた。残酷に傷つけられていたのを救われたから、そのカラス男はマレフィセントに忠誠を誓い、マレフィセントの手下として働くことになる。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第23段落】
 つまり、ステファン王の様子を探るスパイになるのだ。そんなある日、カラスの形をしたディアヴァルが、お城の侍女(サラ・フラインド)たちのお喋りからこう聞いてきた。ステファン王とリア王妃に女の赤ん坊が生まれたと。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第24段落】
 貴族(ジョン・オトゥール:『 ロビン・フッド (2010) ROBIN HOOD 』等)たちに祝福されて、赤ちゃん“オーロラ姫”の洗礼式が執り行われる。王国は一丸となって祝福ムード。ムーアズの方の妖精ピクシー達すら、赤ん坊にお祝いを届けにやって来る始末だ。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第25段落】
 ノットグラスの贈り物は「美」。フリットルの贈り物は「幸福」。そして三人目のピクシー、シスルウィットが贈り物をする前に、招待されなかったマレフィセントが疾風のごとくその場に出現。不吉な笑いを浮かべ、贈り物を持ってきたと言う。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第26段落】
 オーロラ姫は優雅に美しく成長していくが、呪われることになる、16歳の誕生日の日没に糸車で指を刺して永遠の眠りにつくのだ、と。その呪いを解くのは地上のどんなパワーでもできない、解けるのは、真の恋人からのキスだけだという。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第27段落】
 マレフィセントはムーアズ王国をトゲのある茨(イバラ)の木で囲い、ステファン王の軍を退ける。因みに、この茨は、「眠れる森の美女」のグリム兄弟版の童話集『茨姫(いばらひめ) Little Briar Rose』でもその名が冠されている。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第28段落】
 マレフィセントの復讐心に脅えたステファン王は、王国内の全ての糸車を探し出して燃やさせ、オーロラ姫を三人の例のピクシー達に匿わせて森の小屋で16歳まで人目を避けて住ませるのだ。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第29段落】
 でも、カラス男ディアヴァルとマレフィセントはオーロラ姫の居所を発見。窓に近付いて赤ん坊を怖がらせようとするマレフィセントだが、ニコニコと笑う赤ん坊を見ると、「お前なんか嫌いよ。」と無味乾燥に言い放って、「ビースティ(小獣)」と呼ぶのだ。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第30段落】
 オーロラ姫の成長を、マレフィセントとディアヴァルは見守り続ける。ピクシー達が気付かないときでも、夜泣きする赤ん坊に飲み水を補充したり花一輪を渡してあげたりする。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第31段落】
 少し大きくなって、蝶々を追いかけて崖の上を彷徨うことになると、マレフィセントは魔法で枝で幼女をつかまえてあげることも。この頃の5歳のオーロラ姫(ヴィヴィアン・ジョリー=ピット)こそが、話題のアンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットとの実子だ!

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第32段落】
 苗字ジョリー=ピットだけでも直ぐ分かる!本名は Vivienne Marcheline Jolie-Pitt で、ミドルネーム“ミシェリーヌ”はアンジーの母親で女優の故ミシェリーヌ・ベルトランからもらった。アンジーの父親はご存知ジョン・ヴォイト(『 トランスフォーマー (2007) TRANSFORMERS 』等)。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第33段落】
 三人の養子もいて、2006年生まれの実娘シャイロに次いで 2008年にフランスで出産したのが、この女の子ヴィヴィアンと男の子ノックス・レオンの2卵性双生児だった。幼な児ヴィヴィアン・ジョリー=ピットの『マレフィセント』出演料は、週給 $3,000(約30万円)プラス日割り $60(約六千円)だそうだ。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第34段落】
 大物同士のブラッド・ピット(『 それでも夜は明ける (2013) 12 YEARS A SLAVE 』等)とは正式結婚ではなく、パートナー。アンジェリーナ・ジョリーは女優を引退して映画監督に専念する意向を発表済み。出演はあと1、2本の映画『 Salt 2 (年は未発表) 』『 Kung Fu Panda 3 (2015) 』くらいのようだ。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第35段落】
 綺麗なうちに女優業を引退して、あとは娘・息子たちがきっと自然体で引き継いでいくのだろう。実際、この5歳のオーロラ姫のヴィヴィアン・ジョリー=ピットは愛くるしい。そして、劇中でも母娘の愛情の篭った演出をしてあるのは流石。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第36段落】
 劇中の成長段階で8歳のオーロラ姫(エレノア・ワージントン=コックス)も登場し、遂に15歳のオーロラ姫(エル・ファニング:『 Virginia/ヴァージニア (2011) TWIXT 』等、『 美しい人 (2005) NINE LIVES 』等のダコタ・ファニングの妹)の出番となる。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第37段落】
 オーロラ姫は美しい若い娘に成長している。運命の16歳の直前だ。ある時、ムーアズでマレフィセントはオーロラに遭遇し、マレフィセントを探し回っているステファン王の軍はオーロラ姫を百姓だと思って見過ごした。ディアヴァルはオオカミに変身して王の軍を追い出す。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第38段落】
 オーロラ姫は、赤ん坊の頃からずっと二人に見守られていたのを認識しており、マレフィセントを親切なおばさんだと思う。ディアヴァルも狼の姿から人間の姿に戻って、オーロラ姫に温かく挨拶する。そして二人はオーロラ姫を眠らせて小屋に戻してあげた。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第39段落】
 マレフィセントは復讐心はなくなって自分がオーロラを可愛いと思っているのに気付き、呪いを解こうと試みる。けれども、あの時、どんなパワーでも解けないとしてしまったから、失敗。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第40段落】
 オーロラへのマレフィセントの気持ちの変化を察したディアヴァルは、真の恋人からのキスなら解けるでしょうと勧めるが、そんなものは存在しないのだと、マレフィセントは自覚している。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第41段落】
 その頃お城では、ガラスケースに仕舞いこんだマレフィセントからもぎ取った翼を、ステファン王はじっと見つめる。そして妻つまりリア王妃が危篤だと部下が伝えにきた。今夜が山、だと。でもステファン王はマレフィセントの間近に迫った到着ばかり気になる。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第42段落】
 一方、ムーアズの森では、小屋で目覚めたオーロラは、両親と死別だと聞かされて育ってきたので、三人の人間姿のピクシー達を叔母さんたちだと慕い、幸せで楽しいここでの暮らしを享受している。マレフィセントも、あの呪いから避けるためにここにいるのがいいと認める。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第43段落】
 オーロラは森でイケメンなフィリップ王子(ブレントン・スウェイツ)と出会った。フィリップ王子とオーロラは一目惚れし合うが、この時は直ぐ別れる。小屋に戻ると、“叔母さんたち”ピクシーの三人が、16歳のバースデーケーキを作る用意をしてくれている。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第44段落】
 ここにずっといたいわ、と言うオーロラに三人はショックを受け、つい口を滑らせて仕舞った。両親は死んだと言い聞かせてきたのに、「お父様が誕生日の翌日にあなたに会えると待っているのよ」と。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第45段落】
 更に残酷な事実まで喋ってしまった。マレフィセントがオーロラにかけた呪いのこと。オーロラが走ってマレフィセントに真偽を訊きにいくと、マレフィセントは自分が恐ろしい妖精であることも呪いのことも認めたので、オーロラは王国の城へ逃げていった。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第46段落】
 ステファン王がマレフィセントとの戦略に頭を巡らせているとき、オーロラ姫が着いて父親に迎えられる。父ステファン王は娘の無事を喜ぶが、明日の16歳の誕生日が終わるまでは保護の為に幽閉する。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第47段落】
 遂に16歳の誕生日当日になった。オーロラ姫は何となく落ち着かない。すると呼ぶ声が聞こえるので、侍女に開けられた壁を通り抜けていき、地下牢に来た。そこには壊された糸車が幾つも置いてある。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第48段落】
 そういう間に、ムーアズではこの日を心配したマレフィセントが、森を乗馬するフィリップ王子を見かけて眠らせる。そしてディアヴァルに馬に変身させて、王子や自分もその馬に乗って、王国へと向かう。もう日が暮れ始めている。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第49段落】
 まさに彼らが城へと急行している間に、城のオーロラ姫は呪いをかけられた糸車を見つけてしまい、紡錘で指を刺した。指から血が出て、目は閉じ、床に崩れ落ちる。永遠の眠りへ。ああ、間に合わなかった、とマレフィセントは感じとった。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第50段落】
 侍女に見つけられたオーロラ姫はベッドに横たえられ、父ステファン王は激怒と絶望で、姫を守りきれなかったピクシー達を叱る。一方のマレフィセントとディアヴァルはまだ気を失っているフィリップ王子を、オーロラ姫の部屋の傍に落とす。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第51段落】
 フィリップ王子こそが真の恋人としてキスして呪いから解放することができる筈だから。しかし、実際キスしたが、効き目は無かった。まだ真の愛ではないのだ。マレフィセントとディアヴァルは失望して悲しみ、フィリップ王子が去った後、マレフィセントは“眠り姫”に近付く。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第52段落】
 そして自分の犯した呪いを謝り、眠っている間に何も怖い思いはさせないからと誓い、オーロラ姫の額にキスした。これが効いたのだ。姫を赤ん坊の時から見守ってきて育まれた母のような気遣いが“真の愛”として成就したのである。これがアンジェリーナ・ジョリー版「眠れる森の美女 」だ。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第53段落】
 オーロラはマレフィセントを許し、まだムーアズで暮らしたいと言う。それで城から出ようとしているところを見つかり攻撃されるので、ディアヴァルがドラゴンに変身して火を吹いて反撃。危機一髪になったマレフィセントはオーロラ姫を逃げさせる。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第54段落】
 オーロラ姫が翼のしまってある部屋に来ると、翼はガラスケースの中で羽ばたく。姫はガラスを割って翼を解放した。マレフィセントが嘗ての恋人ステファン王に最後の一撃を加えられるところに、翼は飛んできて、マレフィセントにくっつく。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第55段落】
 マレフィセントが飛び上がるとステファン王が鎖を彼女の脚にかけてしがみ付くことになった。窓から飛んでいったマレフィセントは、「これでお仕舞いよ」と宣言して王を落とす。塔に落ちた二人は再度飛び、遂に王は墜落死した。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第56段落】
 暫くしてマレフィセントは心の平安を見い出し、もう悪い魔法は止めにした。彼女の美しい面だけが残るようになる。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第57段落】
 そしてオーロラは人間界の王国と妖精の王国ムーアズの双方で女王として君臨する。フィリップ王子も他のクリーチャーたちと祝いに駆けつけ、フィリップを伴侶として、オーロラ女王は両王国を統一した。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第58段落】
 「私がオーロラ、眠れる森の美女と呼ばれた者なのです」とナレーターは最後にこう明かして、物語を終える。もう一言。「英雄であり悪漢であったけれど事態を正しくしたのは一人、マレフィセントでした」と。

【マレフィセント/あらすじ結末までネタバレ満開 第59段落】
 ムーアズの上空高く雲の中を飛んでいくマレフィセントとディアヴァルの姿が映って映画は終わる。

以上。
※<マレフィセント>のテキストは、<『MALEFICENT』-Wikipedia英語版、『MALEFICENT』-IMDb、『MALEFICENT』関連サイト英語版の翻訳、映画『マレフィセント』-Wikipedia、『マレフィセント』EPK、公式サイト・関連サイト等を引用。
※本ファイル<マレフィセント>には間違いがある場合がありますので、お読みになる方は、どうかご了承くださいませ。

テキスト:幸田幸


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