フィンランド航空 | ||||||||||||||||||||||
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シャイな幸の独り言 | ||||||||||||||||||||||
フィンランド航空(フィンエアー)の思わずサンタの贈り物! | ||||||||||||||||||||||
2004年01月09日金曜日 | ||||||||||||||||||||||
帰国して早速今日は、余韻の残っている間に、思いもよらなく楽しかった帰りのフィンランド航空の便について書きます。 今回の旅行は大好きなイタリアではなくて、イギリスです。 JTB「旅物語」のお正月旅行「ストーンヘンジと霧の都ロンドン」です。 世界遺産であるストーンヘンジ Stonehenge とバースの町 Bath を、映像ではなく、実際にこの目で一度は観たかったものですから。 そして、フリータイムにウェストミンスター寺院 Westminster Abbey 乗り場からリバー・ボートでテムズ川 the Thames をグリニッジ Greenwich へ下って旧天文台(旧グリニッジ天文台 Old Royal Observatory) を訪れるのが今回の最大の目的でした。 これらの観光地については、近いうちに作文・スライドショーを作成してアップします。 幸は年間6〜10回ばかり海外に出ますが、帰路は決まって憂鬱になります。ああ〜ぁ、もうこれで楽しい旅行が終わって明日からお仕事か...ってね。 一人で黙って機内で座っていると、楽しみは映画上映か食事です。でも映画は海外で観たりDVDを取り寄せたりして観ています(「幸の映画三昧」や「映画解説一覧表」参照)から殆ど観たものばかり、そして食事は機内食ですから、まあそれなりに頂きます。 今回のロンドン旅行の帰路も同じような気持ちで身構えて飛行機に乗ったのですが、とても嬉しいサプライズがありました。 |
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ヘルシンキに近づく、外は雪化粧 ヘンなポーズで立つ幸、寒いのです! 数ヶ国語を話せる素敵な乗務員さん |
利用したフライトはフィンランド航空(フィンエアー)で、日本時間 1月 8 日に無事ロンドン旅行から帰国しました。帰路は直行便ではなくて、ロンドン
London →ヘルシンキ Helsinki 空港→関空 Kansai
と、初めてのヘルシンキ乗換えで結構ワクワクしました。ロンドン→ヘルシンキ間は通勤飛行機のエアバスで、ジェット機がヘルシンキに近づくにつれて外の景色が真っ白な雪化粧になっています。何だかジム・キャリー(『
ブルース・オールマイティ (2003) BRUCE ALMIGHTY 』)のファンタジー・コメディ『 グリンチ (2000)
THE GRINCH 』を連想しました。すこし寂しげにさえ見えました。空港でタラップから降り立って雪一面の滑走路。とても感動しました! 滑走路は、気温摂氏マイナス4度です。左は迎えのバスに乗り込む間に撮ってもらった写真です。寒くて肩をすくめて膝を曲げているのでこんなポーズになっています。うまく映っていないので気に入りませんが、被写体そのものが問題なので仕方ないかってところかな〜(^_^;でもこのひんやりした冷たさでずっとこの旅行が記憶に残りそうです。いい機会が持てて幸せです! それにあと一つ、私の座っている席の担当の日本人のフライトアテンダント(スチュワーデス)さんがとても優しくて美しい女性でした。今までに、お顔が美しくても日本人には冷たい感じのする外国人のフライトアテンダントさんに出くわしたことがあります。でもこの方は違います。日本人の淑(しと)やかさと意志の強さを感じる素敵な女性でした。幸は憧れてしまいました。沢山の言語ができる方ではないかと思って、思わず不躾にも質問してしまいました。 すると、快くお答え頂きました。♪ピンポーン!何とフィンランド語、ノルウェー語、スウェーデン語がお出来になるのです。勿論フライトアテンダントという職業柄、言語に精通していると言えば当たり前だとおっしゃる方がいらっしゃるかも知れませんが、幸にとってはとっても驚きと憧れの対象でした。なぜって私はこれらの言葉は何一つ知りません。フィンランド語で「ありがとう」すら言えません。それに日本語も英語も数には入っていませんが、彼女はきっとお出来になるはずです。ひょっとしてフランス語やドイツ語も?と思うと「すごいわ!」と尊敬してしまいます。いわゆるポリロンギスト(多国語スピーカー)ですよね。日本人の女性でここまでできる方に初めて出会いました。同僚のフィンランド人の乗務員の方も「She's perfect! 彼女は完璧よ!」と仰っていました。 |
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業務でお忙しい彼女の様子を見てはお手の空いた頃を見計らって、フィンランド語の簡単な言葉を教えて頂きました。 | ||||||||||||||||||||||
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少しくだけた言葉で「さよなら Moi moi.」。「モイモイ」ってなんだカワイイ言葉です。私のハンドルネームを「Moi
moi.」にしようかしら。あれ!?待てよ、「Moi
moi.」ってフランス語で「モア」と読めるね。「私」って言う意味もあるよね。ふーん…。 そして、厚かましくも二回目の食事の後片付けでお忙しいのにも拘わらず、公式ブレザーに着替えて頂いてお写真までおねだりしてスミマセンでした。本当は、ツーショットで撮りたかったのですが、これが幸の極度の緊張からできた精一杯、一杯一杯の申し出でした。後で彼女から「ピンバッチ」とフィンランド航空純正のトランプを頂きました。ピンバッチは、私が趣味で集めているのをご存じじゃないと思いますけど、すご〜く嬉しかったです!お陰様でまた増えました。大切にします。 幸の知っているフィンランドと言えば、ムーミンとノキアです。それにサンタクロースかな。今回の思いがけない雪の滑走路と素敵なフライトアテンダントさんとの出会いは、折も折り、サンタクロースからのプレゼントかもしれません。 |
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免税店 DUTY FREE SHOP |
そうそうムーミンと言えば、DUTY FREE ショップで見つけたムーミン関連商品が幾つかありました。以下の写真は、左はヘルシンキ免税店
DUTY FREE SHOP です。そして、下の左の写真は、壁に展示してあったものです。右の写真は、カウンターにあったムーミンの箱で「Moomin
Box」と表示してあったのですが、何が入っているのか分りません。お値段は6.50ユーロ(1ユーロ=130円換算で約845円)です。買わなかったのですが、何が入っていたのか気になります。 |
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DUTY FREEショップ壁のムーミン |
DUTY FREEショップのムーミン |
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さて、着陸の際、素敵なフライトアテンダントさんがスタッフの補助席に座っておられた角度から、私が憂鬱な顔をしていたのをご覧になったのか、着陸と同時に「大丈夫ですか?ご気分でもお悪いのですか?」と優しくお声を掛けて頂きました。お気遣いいただきましてありがとうございます。その時は「いいえ」としか言えませんでした。緊張するといつもこうなのです。言葉が足りません。 それにしても豊かな帰路になりました。本当にありがとうございます。 早速教えてもらったフィンランド語で本当に「Kiitos !」です。そして楽しい旅よ!バイバイ「Moi moi.」です。 彼女のお陰でロンドン旅行が一層豊かになりました。 ※タイトルの画像は、http://www.finnair.com/より引用・編集しています。 ※乗務員の方の画像及び内容は、ご本人の承諾を得て掲載しています。 |
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Text by Sati |
coda21「映画の森てんこ森」幸田幸。 coda_sati@hotmail.com |
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