【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第01段落】
　映画『 ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー　(2016) ROGUE ONE: A STAR WARS STORY 』は日米同時公開で、米国封切を日本よりも先に観ることができませんので、海外の複数の情報を読んでネタバレをできる限り纏めてみました。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第02段落】
　『ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー』の舞台は、ダース・ベイダーの誕生を描いた『 スター・ウォーズ　エピソード３／シスの復讐　(2005) STAR WARS: EPISODE III - REVENGE OF THE SITH 』の後で、「スター・ウォーズ」伝説の起点『スター・ウォーズ　エピソードIV／新たなる希望 (1997)』の少し前。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第03段落】
　だからトリロジーの真ん中で、『エピソード３』『エピソード４』を鮮やかにつなぐ“架け橋”という立ち位置である。『スター・ウォーズ』シリーズ本編を補完するスピンオフ（外伝）作品シリーズ「アンソロジー・シリーズ」の第１弾作品となる。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第04段落】
　サイド・ストーリーつまりスピンオフ（外伝）であるが故に『スター・ウォーズ・ストーリー／ローグ・ワン』という語順のタイトルでないのかも。スピンオフと言えば、最近では『 ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅　(2016) FANTASTIC BEASTS AND WHERE TO FIND THEM 』も『ハリーポッター』シリーズのスピンオフ作品だ。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第05段落】
　『ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー』の原作・製作総指揮・視覚効果監修の三役を務めるジョン・ノールによると、『ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー』は『ナバロンの要塞(1961)』と『 オーシャンズ１１　(2001) OCEAN'S ELEVEN 』のような、ミッション遂行の謂わば戦争映画だという。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第06段落】
　しかし、従来の謂わばクラシックなスター・ウォーズの趣を採り入れるために、というか、雰囲気をもっと軽快にし、物語にもっと気まぐれさをもたらし、この冒険談に楽しさを復活させるために、諸シーンを撮影し直したそうだ。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第07段落】
　プロデューサーの一人キャスリーン・ケネディによると、『ローグ・ワン』はオリジナルで欠けている一個のピースを埋めるストーリー。銀河全体を脅かす帝国軍の宇宙要塞“デス・スター”の設計図。それを盗んで銀河系に新たな希望をもたらす、そのミッションを遂行するのが名もなき反乱軍兵士たち。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第08段落】
　“デス・スター”とは銀河帝国の保有する大型軍事バトル・ステーション。惑星を一撃で破壊可能なスーパーレーザーが搭載されており、敵艦隊による攻撃排除のための約数百機の艦載機と各種ターボ・レーザー砲により強固に武装されている。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第09段落】
　こんな強大な兵力を持つ宇宙要塞デス・スターの初代はエピソード３『シスの復讐』の終盤で建造が開始されて、エピソード４『新たなる希望』の時点では既に完成していた。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第10段落】
　その伝説の起点『新たなる希望』でレイア姫がR2-D2（アールツーディーツー）というドロイドに託した、帝国軍の宇宙要塞“デス・スター”の設計図。では、レイア姫、そして反乱軍は、いかにしてこの超極秘情報を入手することができたのだろうか？

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第11段落】
　それが、この『ローグ・ワン』のストーリーとなる。デス・スターの設計図を奪うため、無法者たちによる反乱軍の極秘チーム＜ロ―グ・ワン＞が誕生する。決死のミッションを与えられた名もなき反乱軍兵士たちの、誇り高き戦いの物語である。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第12段落】
　『ローグ・ワン』ヒロインのジン・アーソ（フェリシティ・ジョーンズ：『 インフェルノ　(2016) INFERNO 』等）は高いスキルの女性戦士で、ロ―グ・ワンにリクルートされ、様々な葛藤を抱えながら不可能と思えるミッションに立ち向かう。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第13段落】
　ジン・アーソは幼時から家族と離れ離れに暮らし、猛烈で喧嘩腰な一匹狼だったが、反乱軍を率いて壮絶なミッションに就くことになるのだ。ジン・アーソは、銀河帝国に侵入してデス・スターの設計図を奪う工作員たち、悪党、ごろつきの一団を率いることになる。このチームが、悪党、ごろつきだから“ローグ・ワン Rogue One”なのだ。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第14段落】
　ジン・アーソの父ゲイリン・アーソ（マッツ・ミケルセン：『 三銃士／王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船　(2011) THE THREE MUSKETEERS 』等）は天才科学者。ジンは父ゲイリンと母ライラ・アーソ（ヴァリーン・ケイン）との間に生まれた。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第15段落】
　ゲイリン・アーソはデス・スター開発の第一人者なのだが、自分の発明が大きな脅威となることを恐れて、完成間近のデス・スターから反乱軍にメッセージをリークさせた。父ゲイリンと娘ジンは生き別れ、父は何年も行方不明となっている。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第16段落】
　反乱同盟軍の諜報将校はキャシアン・アンドア大尉（ディエゴ・ルナ：『 エリジウム　(2013) ELYSIUM 』等）で、戦闘経験豊富であり、しかも理知的な頭の持ち主で、最小の物資でミッションを遂行できるので、チーム“ローグ・ワン”に尊敬される。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第17段落】
　元老院議員のモン・モスマ（ジュネヴィーヴ・オライリー：『 ターザン：REBORN　(2016) THE LEGEND OF TARZAN 』等）は反乱同盟軍を組織して、反乱軍の最高指導者として帝国との戦いを導く。モン・モスマはいつも凛としている女性だ。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第18段落】
　ベイル・オーガナ（ジミー・スミッツ：『 スター・ウォーズ　エピソード３／シスの復讐　(2005) STAR WARS: EPISODE III - REVENGE OF THE SITH 』等）も反乱同盟軍の指導者である。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第19段落】
　ジェベル元老院議員（ジョナサン・アリス：『 ガリバー旅行記　(2010) GULLIVER'S TRAVELS 』等）は銀河帝国の元老院に仕えた議員で、反乱同盟軍のメンバーとなる。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第20段落】
　ベイズ・マルバス（チアン・ウェン 姜文：『 三国志英傑伝　関羽　(2011) THE LOST BLADESMAN 』等）はフリーランスの殺し屋。故郷が帝国軍に占領されてしまって、今や即物的な兵士でカノン砲連発銃の射撃の名手である。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第21段落】
　チアルート・イムウェ（ドニー・イェン 甄子丹：『 ＨＥＲＯ　(2002) HERO (英題) / 英雄 (原題) 』等）は霊的戦士。生きとし生けるものは全てフォース（架空のエネルギー体）と繋がっていると信じている。チアルートは盲目なのだが戦いのスキルは凄い。フォース能力はないのだが精神と肉体の鍛錬で身体を研ぎ澄ましている。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第22段落】
　同じ東洋系の戦士でも、ベイズ・マルバスとチアルート・イムウェはタイプが正反対。二人は親友同士であるが、チアルート・イムウェが善悪の分別があり霊本位であるのに対し、ベイズ・マルバスのほうは思い切り射撃し殺しまくるタイプ。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第23段落】
　ボーディー・ルック（リズ・アーメッド：『 ジェイソン・ボーン　(2016) JASON BOURNE 』等）は操縦のテクニックが卓越している元・帝国軍のパイロットで、反乱軍に加わって活躍する。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第24段落】
　ソウ・ゲレラ（フォレスト・ウィテカー：『 ９６時間／レクイエム　(2014) TAKEN 3 / TAK3N 』等）はクローン・ウォーズのベテランだ。テレビアニメの『スター・ウォーズ／クローン・ウォーズ(2008)』に登場したキャラクターである。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第25段落】
　ソウ・ゲレラの戦術は反乱軍の指導者ベイル・オーガナやモン・モスマの方針とは異なる。ソウ・ゲレラと彼の率いるパルチザンは反乱軍のメンバーであるのに違いないが、戦術がテロリストっぽいのである。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第26段落】
　一方、帝国軍の先進兵器調査指揮官がオーソン・クレニック指揮官（ベン・メンデルソーン：『 ロスト・リバー　(2014) LOST RIVER 』等）だ。クレニック指揮官は遅滞しているデス・スター設計図の完成に憑りつかれている。残酷だが頭のよい男で、銀河帝国に機能的なバトルステーションをもたらしたことが評価されている。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第27段落】
　オーソン・クレニック指揮官が個人的に指揮するのが、デス・トルーパーという新階級のストームトルーパー（銀河帝国軍の機動歩兵）。ストームトルーパーは白いアーマーが普通なのだが、このデス・トルーパーは不気味な黒っぽいストームトルーパー・アーマーに身を包んでいる。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第28段落】
　ダース・ベイダーには、声はジェームズ・アール・ジョーンズ（『 ライオン・キング／ディズニー デジタル ３Ｄ　(2011) THE LION KING 』等でも声優）で、体はスペンサー・ワイルディング（『 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー　(2014) GUARDIANS OF THE GALAXY 』等）らが演じている。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第29段落】
　ダース・ベイダーは銀河系を威嚇し、ホログラムスクリーンに現れたりローグ・ワンのチームが進む途中に邪魔しに来たりする。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第30段落】
　反乱同盟軍の主力戦闘機であるお馴染みのＸウィング（Ｘウィングパイロット『 コードネーム U.N.C.L.E.　(2015) THE MAN FROM U.N.C.L.E. 』等のホルヘ・レオン・マルティネスら）も出てくる。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第31段落】
　戦闘機や戦闘艦や宇宙船は、反乱軍では、スターファイターという小舟。多目的に使用できる反乱同盟軍の小型船で、陽子魚雷発射装置の破壊力で速度を釣り合わす優れもの。形状はフォークリフトの底部にエンジンをつけたような形だ。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第32段落】
　銀河帝国軍のほうの宇宙船はTIEラインのスターファイター、“TIEストライカー”という。翼が半分に切られ移し替えられていて、この進化した翼のお蔭で時速1,500 kmという超高速が出る。これは『ローグ・ワン』の中でも見逃せないネタである。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第33段落】
　Ｋ-２ＳＯ（アラン・テュディック：『 リンカーン／秘密の書　(2012) ABRAHAM LINCOLN: VAMPIRE HUNTER 』等）というドロイトが今回の『ローグ・ワン』には登場する。英語スペルは“Kaytoo Esso”とか“Kay-Tuesso”で、ケイツーエッソのような発音だ。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第34段落】
　K-2SOは元来は銀河帝国の武装軍隊で使うのに創られた用心棒ドロイド或いは警備ドロイドなのだが、反乱軍ローグ・ワンと共に行動するようになる。K-2SOの記憶はキャシアン・アンドア大尉に消去される。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第35段落】
　それに、宇宙のクリーチャーには、『ローグ・ワン』ではビスタン（ニック・ケリントン）というずんぐりして毛深いエイリアンが登場する。ビスタンは反乱軍のメンバーになり、スペースモンキーというニックネーム。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第36段落】
　また、ＣＧＩによるクリーチャーで、パオという大きな口の荒武者的エイリアンも登場する。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第37段落】
　『スターウォーズ・エピソード８　(2017) Star Wars: Episode VIII 』の監督ライアン・ジョンソン（『 LOOPER／ルーパー　(2012) LOOPER 』等）と製作のラム・バーグマン（『 ブルー・イグアナの夜 (2000) 』等）がデス・スターの技師の役でカメオ出演しているのも話題。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第38段落】
　デス・スターの設計図を盗み出すのは容易くない。だからジン・アーソやキャシアン・アンドア大尉率いるチーム・ローグ・ワンは、帝国軍に気付かれないよう、忍び込んでいく。帝国軍の兵士から盗んだ服を身に纏ったりもする。

【ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー／あらすじ結末までネタバレ満開　第39段落】
　ローグ・ワンの決死のミッションで、帝国軍の最終兵器「デス・スター」の設計図は『スター・ウォーズ　エピソードIV／新たなる希望 (1997)』でレイア姫がR2-D2に託すことになるのだ。

以上
※＜ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー＞のテキストは、＜『ROGUE ONE: A STAR WARS STORY』-Wikipedia英語版、『ROGUE ONE: A STAR WARS STORY』-IMDb、『ROGUE ONE: A STAR WARS STORY』関連サイト英語版の翻訳、映画『ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー』-Wikipedia、『ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー』ＥＰＫ、公式サイト・関連サイト等を引用。
※本ファイル＜ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー＞には間違いがある場合がありますので、お読みになる方は、どうかご了承くださいませ。

テキスト：幸田幸