それでも夜は明けるのネタバレ@映画の森てんこ森

【恭子の動画映像ブログ】 2014年3月8日(土)公開予定
最新映画のネタバレ/あらすじ・ストーリー・結末のネタバレ・完全ネタバレ
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映画『 それでも夜は明ける 』の解説
※クリックでYouTube『それでも夜は明ける (2013) 12 YEARS A SLAVE』予告編へ
映画『 それでも夜は明ける 』の予告編
※動画はFoxSearchlightへリンクで掲載
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それでも夜は明ける/映画『 それでも夜は明ける 12 YEARS A SLAVE 』あらすじ・ストーリーのネタバレ/結末まで完全ネタバレ

by ネタバレンタイン犬@映画の森てんこ森 それでも夜は明けるのネタバレ
それでも夜は明けるのネタバレ
 今日のタイトルは「それでも夜は明けるのネタバレ」です。
 そしてYouTube動画映像版は映画『それでも夜は明ける』の予告編です。
 映画『 それでも夜は明ける (2013) 12 YEARS A SLAVE 』の映画解説はこちらから。
 このページは、幸田幸@映画の森てんこ森が、日本公開前の映画を海外の劇場やDVDで鑑賞して作文したり、『 それでも夜は明ける (2013) 12 YEARS A SLAVE 』のWikipedia英語版プロットや、海外映画情報(あらすじ・ストーリー・ネタバレ等)を大雑把に日本語訳して編集、纏めたものです。

映画『それでも夜は明ける』の劇場公開
 2014年3月7日(金)より、TOHOシネマズ みゆき座他全国ロードショー!!
 ※日本配給情報: 劇場公開(ギャガ)


ネタバレご注意:あらすじ・ストーリー・結末まで、ネタバレ満開ですので、映画『 それでも夜は明ける (2013) 12 YEARS A SLAVE 』をまだご覧になっていない方はネタバレにご注意ください。
 Warning!The items below here contain information that may give away important plot points. You may not want to read any further if you've not already seen this title.

★製作陣スタッフや登場人物キャスト、映画解説やポスター、その他の関連ファイルの情報は以下を参照してください。
●それでも夜は明ける@映画の森てんこ森
●livedoor版【それでも夜は明けるのスタッフ&キャスト】
●BK版【映画「それでも夜は明ける」ポスター】
■3/5公開<映画『それでも夜は明ける』あらすじ>
■3/6公開<ネタバレ映画/それでも夜は明ける>
■3/7公開<ネタバレ結末/それでも夜は明ける>
●BK版<それでも夜は明けるのネタバレ@映画の森てんこ森>

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第01段落】
 映画『 それでも夜は明ける (2013) 12 YEARS A SLAVE 』の冒頭は、サトウキビ畑での奴隷たちの労働姿から。奴隷の一人ソロモン・ノーサップ(キウェテル・イジョフォー)は掘っ立て小屋での食事のブラックベリーの汁を見て、インクと羽ペンを創り出そうと思い立つ。でも、汁が薄すぎて失敗。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第02段落】
 ソロモンは妻子と幸せに暮らしていた頃のことを思い出すのだ。そうして、ソロモンが自由だった頃の生活の断片が垣間見られる昔にフィルムは戻って行く。1841年、米国ニューヨーク州東部の街サラトガスプリングで、熟練した大工、バイオリニストとして活躍していた。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第03段落】
 奴隷制度が廃止される前だが、ソロモンは自由証明書で認められた自由黒人だった。妻アン・ノーサップ(ケルシー・スコット)、娘マーガレット(クヮヴェンジャネ・ウォレス)、息子アロンゾ(キャメロン・ザイグラー)と自由で幸福な暮らしをしていたのだ。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第04段落】
 妻が料理人として半月ほど働くのに子供たちを同行させ、朝、馬車で出発するのをソロモンは見送る。その午後、友人が二人の旅人男性ブラウン(スクート・マクネイリー)とハミルトン(タラン・キラム)をソロモンに紹介する。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第05段落】
 ワシントンDCの周遊公演で二週間、バイオリン弾きとして働いてくれたら大金が儲かるから是非来て、と二人は誘う。奥さんやお子さん方が戻る前には帰れますから、と約束されるし、ソロモンは誘いに乗ることにした。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第06段落】
 ワシントンDCのレストランで、ワインを飲みすぎて、というか策略で酔い潰されて、気がつくと暗い小部屋で床に鎖で繋がれていた。ソロモンの友達と思われた白人の悪い奴らは、酔い潰れたソロモンを計画的に裏切ったのだ。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第07段落】
 ソロモンのことを、ジョージア州の逃亡奴隷だと言って連行していく白人たち。ソロモンは、自分は自由黒人だと必死に主張しても、書類を所持していないから身の証ができない。ソロモンはひどく殴られ、他の奴隷たちと共に奴隷檻に入れられる。なお、アフリカ系アメリカ人のことを敢えてここでは黒人と表します。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第08段落】
 クレメンス・レイ(クリス・チョーク)という教育ある奴隷にソロモンは現状を訴えるが、事態は相当悲惨だと勧告される。そういうところへ、イライザ(アデペロ・オデュイエ)とエミリー(ストーム・リード)という黒人の母娘が連行され、先に捕まった息子(クレイグ・テイト)と檻の中で合流する。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第09段落】
 これから先の悲劇は皆、分かっている。暗闇の中、黒人たちは鎖に繋がれて川船(船長:マーク・マコーレイ、船員:ダグラス・M・グリフィン)に乗せられていった。読み書きが出来る等いわないで、目立たないよう、クレメンスからの忠告だ。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第10段落】
 夜おそく、船では奴隷商人がイライザをレイプしようとした。それを止めようとした、反抗的な奴隷ロバート(マイケル・K・ウィリアムズ)は刺し殺されてしまう。その上、その死体を川に捨てるよう、クレメンスとソロモンは命じられる。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第11段落】
 そんな残虐な事実を目の当たりにして、ソロモンは今は何をしても無駄だと悟るのだ。こうしてニューオーリンズに到着した川船を、クレメンスの主人が待ち構えていて、盗まれた所有物を返すように要求している。クレメンスは主人のもとへまっしぐら。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第12段落】
 ソロモンは唯一の友達も失った。下船すると、奴隷商人セオフィラス・フリーマン(ポール・ジアマッティ)が新来の“所有物”つまり奴隷たちに名をつけている。ソロモン・ノーサップは“プラット”というジョージア州の逃亡奴隷の名を呼ばれたので、違うと言うと殴られた。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第13段落】
 セオフィラス・フリーマンという奴隷商人は苗字が皮肉にも“自由人”という意味。フリーマンは、奴隷の人間としての尊厳を認めないひどい扱いをするし、農園主に奴隷を売るやり方も、フリーマンは非情だ。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第14段落】
 大農園主のウィリアム・フォード(ベネディクト・カンバーバッチ)が奴隷を買うのに、プラットつまりソロモンとイライザを選んだ。イライザは子供達も一緒にしてと懇願するが、奴隷商人フリーマンは娘も息子も別の農園主に売るように、価格を操作するのだ。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第15段落】
 子供と生き別れを強いられたイライザは泣き崩れ、奴隷売買の場を乱すので、ソロモンがバイオリンを弾いてその空気を収めるよう命じられた。そして主人となったウィリアム・フォードは、買った二人の奴隷を大農園に連れて帰る。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第16段落】
 フォードは紳士的で、そんなにひどそうではない。プランテーションに帰宅すると、フォード夫人(ライザ・J・ベネット)は、道中泣きっ放しだったイライザに食事を与え眠らせれば忘れさせられるでしょうと言う。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第17段落】
 翌朝、奴隷たちは大工で奴隷“調教師”ジョン・ティビッツ(ポール・ダノ)と監督のチェイピン(J・D・エヴァーモア)に引き合わされる。逃げたらどんな目に遭うかという嘲笑的な歌をティビッツは歌って脅す。その間、奴隷たちは材木を切る仕事を延々と。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第18段落】
 翌朝、材木は川下りで輸送したら速いし費用削減にもなるという、斬新な考えをソロモンが主人フォードに提案する。するとフォードはいいと認め、ご褒美にバイオリンをくれた。これには人種差別主義者ティビッツは腹の虫が治まらない。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第19段落】
 一方、イライザは子供と別れさせられた悲しみにまだ泣きっ放しだ。流石のソロモンも、その泣き声には参り、フォードは比較的マシな主人なのだからどうにか無事に生き残るようにと、言い争う。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第20段落】
 ソロモンが本当は奴隷ではないということはきっとフォードは分かっているのだろうが、解放するのに何もしてくれないじゃない、とイライザは言い返すのだ。やがて、フォード夫人はその泣き声が我慢ならず、イライザはよそに売り払われてしまった。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第21段落】
 ソロモンに敵意を抱き復讐を企てているティビッツは、ソロモンと言い争いになり、殴ろうとするが、反抗される。これでますます頭に来たティビッツは、手下と共にソロモンをリンチし、首に縄を掛けて木に吊るすのだ。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第22段落】
 ソロモンの足の先だけが辛うじて地面に届く、首吊りギリギリのところだ。ソロモンのそんな苦境を、他の奴隷たちは自分たちに災いがもたらされるのを恐れて避けている。女性奴隷が一人、水を持ってきてくれたが、すぐに戻った。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第23段落】
 やっと主人フォードに見つけられて、縄を切って屋内に保護してもらえた。ソロモンは、自分が自由黒人であることを分かってもらおうとするが、フォードはそれを聞くことは出来ない、ソロモンの購入価格には借金があるから、と言うのであった。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第24段落】
 そうして、ソロモンは売らねばならないと決まる。ソロモンが売られる先は、悪名高い大農園主エドウィン・エップス(マイケル・ファスベンダー)だ。奴隷に対する残虐な鞭打ちで知れ渡っている男。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第25段落】
 エップスは奴隷一人一人に、一日に200ポンド<約90g>の綿花を摘めと命じ、それ以下だと鞭打ちの罰を与える。その中で、パッツィー(ルピタ・ニョンゴ)という女性奴隷は二倍以上も摘むので、エップスに贔屓にされる。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第26段落】
 パッツィーに魅せられている夫エドウィン・エップスに嫉妬に狂う妻メアリー・エップス夫人(サラ・ポールソン)は、パッツィーの顔にデカンターを投げつけて、顔にひどい傷を負わせた。パッツィーなんて売り払って、と要求する妻に、パッツィーを失くすくらいならお前の方を家から追い出すと言う夫。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第27段落】
 ある日、エップス夫人はソロモンを店までお使いに行かせる。買い物のリストをソロモンが読んでいるのをエップス夫人は気付き、二度とそんなことはしないようにと念を押す。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第28段落】
 店へ行く途中、ソロモンは脱走の誘惑に駆られたが、怖くて実行できなかった。店では、新聞を見てハッとした。買い物に遣らせられる度に少しずつ余分な紙を持ち帰り、手紙を創れないか、と。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第29段落】
 その後のある日、ソロモンは近くのプランテーション主ショー(スコット・マイケル・ジェファーソン)の所にエップスに派遣される。ショーは奴隷女性を妻に娶って、彼女の身分をその農園内では高めていた。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第30段落】
 パッツィーも訪れると、ショーはパッツィーに惹かれたようで、エップスは嫉妬に燃える。エップスのプランテーションに戻ると、エップスは酔っているので、エップスを避けたほうがいいよとソロモンはパッツィーに囁く。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第31段落】
 それを見たエップスは、ソロモンがパッツィーに言い寄っていると勘違いして、庭園を追いかけたりして騒動に。ハリエット・ショー夫人(アルフレ・ウッダード)が介入してきて、夫がパッツィーに夢中だと思ってうんざりする。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第32段落】
 その夜、エップスは奴隷小屋に入り込んでパッツィーをレイプした。ショー夫人は夫の浮気に嫌気が差して、パッツィーを折檻した挙句、顔を切り裂く。こんな惨い仕打ちを受けて、パッツィーは私の首を絞めて殺して捨てて、とソロモンに哀願するが、ソロモンは断る。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第33段落】
 暫くして、エップスの大農園は綿虫にやられて大被害を受ける。これは新来の奴隷たちの招いた災いだとエップスは結論付ける。そこで、奴隷たちをターナー判事のサトウキビ・プランテーションに貸すことにエップスは決めた。そうすれば奴隷たちをどうにか利用して、借りた金を支払えるからだ。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第34段落】
 ここが、映画冒頭のソロモンがサトウキビを切っているシーンである。ターナー判事(ブライアン・バット)はソロモンに好意的で、近所の結婚記念日パーティでバイオリンを演奏していいと言ってくれる。更に、貰ったお金は持っていていいとさえ言ってくれる。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第35段落】
 パーティが終わってエップス農園に戻ると、パッツィーのやつれた様子から、まだ惨い仕打ちが続いていると悟る。農園は綿花収穫の時期になったから野良仕事が戻るということで、白人の労働者も加わったようだ。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第36段落】
 その白人労働者は以前は監督をしていたアームスビー(ギャレット・ディラハント)という。アームスビーは立ち直る為にお金儲けをしたくて働いている。でも、白人だからか、摘み取る量が少なくても鞭打ちの罰は免れている。
 
【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第37段落】
 アームスビーはソロモンの傷の手当てをしたり身の上話をしたりして、いい人のように見えた。そこで、この人に頼もう、とソロモンは決心する。手紙である。自由を取り戻すために、北部に手紙を送るのをアームスビーに託すのだ。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第38段落】
 それには、先日の判事の好意でパーティでのバイオリン演奏で貰ったお金を使うことができた。アームスビーに全額を渡し、秘密を守ってと誓わせる。ソロモンは二日後に手紙を用意してアームスビーに持って行く段取りだ。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第39段落】
 ソロモンはインクを創り、手紙の下書きを書いている。その夜、エップスが奴隷小屋に来た。何と、アームスビーに騙されたのだ。アームスビーは主人エップスに話してしまったのだ。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第40段落】
 しかし、運よく手紙を渡す前だったので、アームスビーが嘘をついていると誤魔化せて、その場は凌げた。ソロモンは手紙を焼き払い、エップスによる罰は免れたけれども、これでまた自由の希望は灰と化してしまったと嘆き悲しむ。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第41段落】
 ある日、パッツィーがプランテーションから姿を消したのでエップスが激怒する。戻ってきて分かるが、エップスの妻がパッツィーが身体を洗うのに石鹸をくれないので石鹸を入手しに、ショー農園に貰いに行ってきたのだった。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第42段落】
 パッツィーはショーとは何もないと主張しても、エップスはいい気しない。妻の入れ知恵もあり、エップスはパッツィーを裸にして柱に括りつける。そして鞭を打とうとしたが、自分ではできないと悟り、奴隷仲間であるソロモンに鞭打つように命じるのだ。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第43段落】
 ソロモンは嫌々ながらせざるをえない。軽く打っていると、もっと厳しく打たせて、と妻からエップスに横槍が入る。エップスは従わなければ奴隷たちを殺すと言って、ソロモンの頭部に銃を当てて脅す。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第44段落】
 ソロモンが仕方なく鞭打ちを激しくすると、パッツィーの身体は血まみれとなってくる。この後、エップスは激怒して遂に自身で鞭打ちをするに至る。その残虐さはこの世のものではなく、パッツィーの肉と血は飛び散り、卒倒してしまうくらいだ。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第45段落】
 パッツィーの傷が癒えてくると、ソロモンはあずまやの建築現場で働き始めた。そこの雇われ大工はカナダ人のサミュエル・バス(ブラッド・ピット)という。北の国カナダ出身と知り、ソロモンは知識を存分に披露して話した。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第46段落】
 不思議がるバスに、ソロモンはニューヨークから拉致されて奴隷にされた悲惨な身の上を打ち明ける。奴隷解放論者であるバスはその恐るべき不法事実に打ちのめされ、ソロモンの話を信じる。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第47段落】
 一緒に働き続けたある日、ソロモンはバスに手紙を書いてくれと依頼する。ニューヨーク州のサラトガスプリングの友人達に、顛末を。バスは了承し、この仕事が終了すると去って行った。ソロモンは前の騙された件があるから心配なのは確かだが。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第48段落】
 バスが去ってからどれだけ経ったことだろう。ソロモンの目には涙が。また裏切られたかも、と思い始めているから。しかし、遂にその日は来た。エップス農園に馬車が止まり、ヴィリエル保安官(ジェイ・ヒューグリー)がプラットつまりソロモンの名を呼ぶ。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第49段落】
 名乗り出たソロモンに、保安官は幾つか質問をしてニューヨーク暮らしの事実と間違いないかチェックした後、馬車にいるもう一人の方に合図した。それは、サラトガの友人で小売店主パーカー(ロブ・スタインバーグ)であった。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第50段落】
 保安官も確認十分で、ソロモンとパーカーの旧友同士は固く抱き合う。農場主エップスはから脅しするが、保安官は反駁して、ソロモンはパーカーに馬車に押し込んでもらえる。遂に安全が確保されたのだ。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第51段落】
 その時パッツィーもいて、ひどく取り乱すが、ソロモンは最後のハグをして、即座に馬車は出発した。パッツィーはあまりの悲しみに倒れこむ。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第52段落】
 ようやくソロモンは愛する家族のもとへ戻れた。英語の原題が『 12 YEARS A SLAVE (12年間、奴隷)』というように、謂れなき拉致されてから12年も経ている。悪夢から解放されて、我が家の玄関に立つソロモン・ノーサップ。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第53段落】
 家族は感無量で夫、父を迎える。12年経って、娘マーガレット(成人役:デヴィン・A・タイラー)は結婚(マーガレットの夫:ウィロー・ジャン=バプティスト)までしているではないか。そして生まれた子にはソロモンと名づけている。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第54段落】
 突然に消息を絶った夫、父を、残された家族はどんな想いで待っていたことだろう。壮絶な奴隷生活を12年間も強いられたソロモン・ノーサップの苦痛はいかなるものか。・・・無事に戻れてよかった。

【それでも夜は明ける/あらすじ結末までネタバレ満開 第55段落】
 最後にクレジットで説明されるが、ソロモンは拉致主犯者たちを告訴したが、有罪にはできなかった。1853年には、衝撃の自伝を出版している。ソロモンは奴隷制度廃止論者となり、逃亡者たちの自由獲得を手助けしたそうだ。しかし、死亡や埋葬地のことは定かではない。

以上。
※<それでも夜は明ける>のテキストは、<『12 YEARS A SLAVE』-Wikipedia英語版、『12 YEARS A SLAVE』-IMDb、『12 YEARS A SLAVE』関連サイト英語版の翻訳、映画『それでも夜は明ける』-Wikipedia、『それでも夜は明ける』EPK、公式サイト・関連サイト等を引用。
※本ファイル<それでも夜は明ける>には間違いがある場合がありますので、お読みになる方は、どうかご了承くださいませ。

テキスト:幸田幸


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