ウォールフラワーのネタバレ@映画の森てんこ森

【恭子の動画映像ブログ】 2013年11月23日(土)公開予定
最新映画のネタバレ/あらすじ・ストーリー・結末のネタバレ・完全ネタバレ
※この欄のイラストは「NOM's FOODS iLLUSTRATED」さまより使用許諾を得ています。(c)映画の森てんこ森/F・恭子
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映画『 ウォールフラワー 』の解説
※クリックでYouTube『ウォールフラワー (2012) THE PERKS OF BEING A WALLFLOWER』予告編へ
映画『 ウォールフラワー 』の予告編
※動画はRoadshow Filmsへリンクで掲載
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ウォールフラワー/映画『 ウォールフラワー THE PERKS OF BEING A WALLFLOWER 』あらすじ・ストーリーのネタバレ/結末まで完全ネタバレ

by ネタバレンタイン犬@映画の森てんこ森 ウォールフラワーのネタバレ
ウォールフラワーのネタバレ
 今日のタイトルは「ウォールフラワーのネタバレ」です。
 そしてYouTube動画映像版は映画『ウォールフラワー』の予告編です。
 映画『 ウォールフラワー (2012) THE PERKS OF BEING A WALLFLOWER 』の映画解説はこちらから。
 このページは、幸田幸@映画の森てんこ森が、日本公開前の映画を海外の劇場やDVDで鑑賞して作文したり、『 ウォールフラワー (2012) THE PERKS OF BEING A WALLFLOWER 』のWikipedia英語版プロットや、海外映画情報(あらすじ・ストーリー・ネタバレ等)を大雑把に日本語訳して編集、纏めたものです。

映画『ウォールフラワー』の劇場公開
 2013年11月23日(土)より、TOHOシネマズシャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開!!

ネタバレご注意:あらすじ・ストーリー・結末まで、ネタバレ満開ですので、映画『 ウォールフラワー (2012) THE PERKS OF BEING A WALLFLOWER 』をまだご覧になっていない方はネタバレにご注意ください。
 Warning!The items below here contain information that may give away important plot points. You may not want to read any further if you've not already seen this title.

★製作陣スタッフや登場人物キャスト、映画解説やポスター、その他の関連ファイルの情報は以下を参照してください。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第01段落】
 チャーリー・ケルメキス(ローガン・ラーマン)は9月のハイスクール入学の前日に、見知らぬ誰か宛に手紙を書き始める。孤独なこの16歳の少年は友達が欲しくてたまらない。それで、心の奥深くに抱いている秘密をその無名の人物に漏らそうと決心したのだ。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第02段落】
 ペンシルベニア州ピッツバーグ郊外。ミルグローヴ高校入学初日から惨めなスタートとなった。内気で友達も作れないから昼食も独り。同級生にはからかわれる。でも自意識過剰で、アンダーソン先生(ポール・ラッド)の国語<つまり英語>の授業では大きな声で意見を表したり。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第03段落】
 帰宅して、両親(父:ディラン・マクダーモット、母:ケイト・ウォルシュ))や姉キャンデス(ニーナ・ドブレフ)や姉のボーイフレンドと食卓を囲み、学校の初日のことを訊かれても、楽しかったよ、と家族を心配させないように振舞う。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第04段落】
 チャーリーは高校のアメフト試合を独りで観に行くと、前日にふとしたことで知り合い印象深かった最上級生パトリック(エズラ・ミラー)も外野席で独りでいるのに気がつく。思い切って声を掛けに行くチャーリー。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第05段落】
 するとパトリックは嫌がらずに、隣に座るよう言ってくれ、間もなく、同じ歳の義理の妹サム(エマ・ワトソン)も加わる。パトリックの父親(ウィリアム・L・トーマス)とサムの母親(ジェニファー・エンスカート)は恐らく子連れ同士の再婚だろう。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第06段落】
 パトリックとサムはチャーリーに優しく、アメフト観戦後は一緒に食べに行くくらいだ。軽食堂でパトリックは運動選手たち(ブライアン・バルゼリーニ、トム・クルスゼウスキーら)に馬鹿にされるが、毅然として無視するパトリックにチャーリーは心を打たれる。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第07段落】
 また、チャーリーとサムは音楽はインディーズのジャンルが好きということで趣味が一致する。パトリックとサムはチャーリーを仲間のように温かく扱ってくれるし、この義兄妹に、孤独なチャーリーは強く惹かれるのだ。因みに、サムとは Samantha サマンサの愛称。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第08段落】
 夜遅く帰宅すると、姉キャンデスがボーイフレンドのポニーテール・デリク(ニコラス・ブラウン)に平手打ちされている。弟チャーリーがデレクに食って掛かろうとすると、姉は内緒にしておいて、自分でどうにかするからいい、とのこと。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第09段落】
 国語担当のアンダーソン先生はチャーリーの知性と才能を認め、履修課程には含まれていない小説を何冊も貸してあげる。先生は感想文をチャーリーに書かせ、小説家志望のチャーリーは喜んで先生との文学談義を楽しむ。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第10段落】
 ハーパー・リー著『アラバマ物語』、F・スコット・フィッツジェラルド著『楽園のこちら側』『グレート・ギャツビー』(『 華麗なるギャツビー (2013) THE GREAT GATSBY 』参照)、ジョン・ノウルズ著『 A Separate Peace 』、J・M・バリー著『ピーターパン』(『 ピーター・パン (2003) PETER PAN 』参照)、J・D・サリンジャー著『ライ麦畑でつかまえて』、ジャック・ケルアック著『路上』、ウィリアム・S・バロウズ著『裸のランチ』、ヘンリー・デイヴィッド・ソロー著『ウォールデン 森の生活』、ウィリアム・シェイクスピア著『ハムレット』、アルベール・カミュ著『異邦人』、アイン・ランド著『水源』等だ。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第11段落】
 ある日、ダンスパーティにチャーリーは独りで出かけた。義兄妹パトリックとサムが踊っている。けれど、チャーリーは皆が踊るのを壁際でひっそりと見るだけのシャイな男の子。誰にも話しかけられないし相手にされない、存在すら気付かれない。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第12段落】
 それがこの映画タイトル『ウォールフラワー』=「壁の花」だ。しかし、である。チャーリーはこの二人には心を許せるのだろう、何と、自分の方から歩み出て二人に近付いていった。下手くそなダンスをして、パトリックとサムが気付いてくれ、一緒にダンスを楽しめた。僕の存在を初めて気付いてくれた二人。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第13段落】
 ダンスの後は二次会で仲間に紹介してくれる。怪奇的な万引きのアリス(エリン・ウィルヘルミ)、パンクな仏教徒メアリー・エリザベス(メイ・ホイットマン)、マリファナ常用者のボブ(アダム・ハーゲンブック)らだ。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第14段落】
 今は大学生になっているチャーリーの兄クリス・ケルメキス(ゼイン・ホルツ)の元チームメイトで、高校で人気者のクォーターバック、ブラッド(ジョニー・シモンズ)まで参加するのでチャーリーは夢のようだ。でもブラッドが来たらパトリックと二人で消えた。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第15段落】
 ボブが食べろよと勧めてくれたブラウニー<ナッツ入りのチョコレートケーキ>には大麻を入れてあったので、幾つも口にしたチャーリーはハイになる。そんなチャーリーをサムが介抱してくれた。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第16段落】
 大麻に酔ったこの際に、唯一の親友マイケル(オーウェン・キャンベル)が5月に自殺したのだとチャーリーは語る。だから友達が一人もいない状態で進学する羽目になったのだった。そんな状況をサムは悟ってあげる。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第17段落】
 チャーリーがトイレに行くと、パトリックとブラッドが一緒にいる。二人はゲイの関係で、それがバレればブラッドの父親に殴られるから秘密にしておいて、とのこと。チャーリーは秘密を守ると約束したので、パトリックの信頼を勝ち取った。そしてサムとパトリックの仲間として受け入れられた。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第18段落】
 暗い過去を持つチャーリーは、こういう新しく出来た年上の仲間といると、“無限の広がり”を感じられるのだ。『ロッキー・ホラー・ショー』の芝居や音楽の新しい世界を教えられ、ピックアップ・トラックから立ち上がってトンネル内で両腕を上げたり。“トンネル・ソング”と呼んでいる曲を聴きながら。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第19段落】
 チャーリーはサムに徐々に惹かれていく。でもサムは奔放で恋多き女子。今は大学生のボーイフレンド、クレイグ(リース・トンプソン)と付き合っているのだ。チャーリーの姉キャンデスは、サムの男性遍歴の噂を弟に伝えて警告するほど。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第20段落】
 SAT学習基礎能力試験<米国で高校生が大学に入るために受ける全国統一試験>で点数が低かったというサムを、下級生だけどチャーリーが家庭教師してあげることになる。それでますますチャーリーはサムと親しくなる。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第21段落】
 アリスはニューヨーク大学に願書を出したし、メアリー・エリザベスのハーバード大学行きも確定のようだ。サムはペンシルベニア州立大学に進みたいと思っているから必死。パトリックはシアトルにあるワシントン大学へ進んで故郷を離れる計画だ。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第22段落】
 クリスマスが近付き、チャーリーと年上の仲間は集い、“シークレット・サンタ”の贈り物交換する。パトリックはチャーリーにスーツをプレゼント。いい作家というのはスーツを着ているものだから、いつか君もそういうランクになるだろうから、と。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第23段落】
 サムは、チャーリーの誕生日がクリスマスと同日だからおまけの贈り物を上げましょう、とヴィンテージのタイプライターを上げた。因みに、現代ならパソコンとかスマホとかだが、この原作小説の設定は1991年頃だから、執筆にはまだタイプライターが主流だったのだろう。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第24段落】
 このタイプライターで私達のことや壁際の花たちのことを書くのよ、と言うサムに、チャーリーは書くよと約束する。それからキスの話になって、チャーリーは一度もキスされたことがないと語る。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第25段落】
 サムの場合、11歳の時に父親の上司にキスされたのが初めてだった。そんな過去の経験もあり、チャーリーのファーストキスは、本当に好きな人からのものであってほしいとサムは願う。そして二人はキスを交わす。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第26段落】
 冬休みは家族と過ごすチャーリー。元日に、サムに愛していると伝えに行くと、サムはカレシのクレイグとダンスしている。ボブはそんなチャーリーに何か上げた。それでチャーリーは幻覚を起こし、ヘレン叔母さん(メラニー・リンスキー)のフラッシュバックが強く出た。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第27段落】
 この映画では、チャーリーの暗い過去がヘレン叔母さんに纏わるので、何回かフラッシュバックが出てくる。チャーリー(子役:レオ・マイルズ・ファーマリ)が7歳、そして姉キャンデス(子役:Isabel Muschweck)が9歳の頃のことだ。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第28段落】
 冬休みが終わり、チャーリーは相変わらず上級生のグループの中で自分の居場所を得ている。メアリー・エリザベスはチャーリーのことをボーイフレンドだと吹聴してまわるが、チャーリーとしては、好きではあるがロマンスは感じていないから当惑する。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第29段落】
 仲間で“Truth or Dare(真実か挑戦か)”というゲームをしていて、その部屋にいる中で一番の美女にキスしろとパトリックがチャーリーに挑戦させる。勿論、パトリックはチャーリーの“ガールフレンド”メアリー・エリザベスのつもりで言っているのだが。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第30段落】
 するとチャーリーは、クレイグの隣に座っているサムにキスしたのだった。サムもメアリー・エリザベスも激怒する。この件で、チャーリーはすっかりこのグループから除け者にされてしまった。許してくれないのだ。ほとぼりが冷めるまで近付くなとパトリックに言われる。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第31段落】
 このショックで、7歳の時にヘレン叔母さんが自動車事故で死んだことがフラッシュバックで強烈に蘇る。チャーリーは日記に、去年の春の親友の自殺の時みたいに精神が再度悪化していると書く。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第32段落】
 ところで、ゲイのパトリックとブラッドは現場をブラッドの父親に見られてしまい、ブラッドは凄く父に殴られる。ブラッドは学校のカフェテリアで顔を合わせたパトリックに、関係を級友達に悟られないように「ホモ野郎」となじる。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第33段落】
 パトリックはブラッドに攻撃するがブラッドのアメフトの強〜い仲間にやられてしまいそう。サムが義兄を助けようとしても遮られる。それを見かねたチャーリーは咄嗟に何人もの相手に拳骨で殴りかかり、皆をボコボコに負かしてしまった。もっとも、自分も気絶したが。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第34段落】
 意識を取り戻すと、あんな強い生徒達を負かしたチャーリーは級友達に恐ろしそうに見られている。その後、校長室(校長:ローリー・クラッシャー)に呼ばれると、ブラッドは彼らの暴力を止めてくれたチャーリーにお礼を言う。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第35段落】
 チャーリーはこの武勇伝のお陰で、パトリックとサム及びそのグループに許してもらえ、仲直りできた。でも、もうすぐこの上級生達は卒業だ。それぞれ大学に巣立っていってしまう。そうすればまた独りぼっち。チャーリーはそれを恐れる。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第36段落】
 サムはペンシルベニア州立大学に合格した。それをチャーリーとパトリックでお祝いするが、パトリックがブラッドに捨てられた件ではチャーリーは慰める立場になる。すると混乱してか、パトリックはチャーリーにキスした。しかしチャーリーは怒らず、ゲイでないことを知ってもらい、友情は続く。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第37段落】
 サムの彼氏のクレイグは何人もの他の女子と浮気していることが判明して、サムはプロムの晩、きっぱりとクレイグと別れる。こういうところ、チャーリーの姉キャンデスの場合と正反対の性格として描かれる。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第38段落】
 そして6月の卒業式。ペンシルベニア州立大学には入学前のサマースクールに出席せねばならないから、サムはすぐに出発だ。出発の前夜、サムは部屋にチャーリーを呼んで、問答したり告白し合ったり。そしてキスとなる。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第39段落】
 もっと進もうとサムがチャーリーの腿に触れると、チャーリーは緊張してしまう。幼い7歳の頃の出来事の記憶が蘇ってきて、それ以上、サムとは進めないのだ。チャーリーの過去のトラウマとは、ヘレン叔母さんによる性的虐待だ。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第40段落】
 いわゆるイタズラであるが、チャーリーは叔母さんのことが好きだった。チャーリーの脚を撫で、誕生日プレゼントを取りに行くと言う。9歳の姉キャンデスは眠っていたので、内緒よ、誰にも知られないから、と叔母さんは言って。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第41段落】
 そしてプレゼントを車に取りに行ったヘレン叔母さんの車にトラックトレーラーが突っ込んで叔母さんは死亡した。それが、自分のせいだと思い込み、チャーリーは小さな胸をずっと痛めてきた。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第42段落】
 翌朝、チャーリーはパトリックとサムの二人と別れを告げる。この居心地のいい二人との別離で、再び神経衰弱に陥るチャーリー。誰もいない自宅に帰り、姉キャンデスに電話してヘレン叔母さんは僕のせいで死んだのだと言う。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第43段落】
 チャーリーが自殺しそうだと察知した姉は警察を呼んだ(警察官:ティモシー・ブレスリン)。警察が突入するとチャーリーは気絶し、病院(救急処置室詰めの警官:マーク・マクレーン・ウィルソン、救急処置室の医師:アティカス・ケイン)に運ばれて意識が戻った。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第44段落】
 精神科医のバートン博士(ジョーン・キューザック)は、ケルメキス夫妻に、息子さんは叔母に性的虐待を受けていたと教える。それに、性的虐待の事実は、叔母さんを好きだったから、チャーリーは無意識の中に抑圧してきたのだった。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第45段落】
 チャーリーはその夏を病院の精神病棟で過ごした。バートン博士はチャーリーに適切なカウンセリングを優しく施し、チャーリーが過去のトラウマを克服する助けをしてくれる。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第46段落】
 夏の終わり、チャーリーは退院。大分、回復した。そして大学から帰郷したパトリックとサムとも再会できる。サムは“トンネル・ソング”のデヴィッド・ボウイの「 Heroes 英雄夢語り」をどうやって見つけたか説明してテープをくれる。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第47段落】
 義兄妹の二人とも、大学生活の様子を話し、大学に行くと人生がずっと素晴らしくなるから、大学まで絶対に会いに来て、とも言ってくれる。そして三人は立って両腕を上げるあの象徴的なシーンのトンネルまで、またドライブするのだ。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第48段落】
 チャーリーはサムにキスし、またピックアップ・トラックの後部で立ち上がる。僕は生きているんだ、とチャーリーはしみじみと認め、「僕達は無限だ」と改めて感じる。『ウォールフラワー』のイタリア語の映画タイトル『 Noi siamo infinito 』は、正にその「僕達は無限だ We are infinite 」から採っている。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第49段落】
 因みに、英語原題『 The Perks of Being a Wallflower 』とは直訳すると「壁の花であることの特典・役得」ということ。中国語タイトル『壁花少年』、香港タイトル『少年自読日記』、台湾タイトル『壁花男孩』というのもウンウン、という感じ。

【ウォールフラワー/あらすじ結末までネタバレ満開 第50段落】
 映画『ウォールフラワー』の原作「ウォールフラワー」がアメリカ図書館協会が選ぶ『 2009年度最も推奨する本』でトップ10の中で第3位を獲得した理由は、薬物・同性愛・セックス・自殺に対する精神的療法のためだそうだ。

以上。
※<ウォールフラワー>のテキストは、<『THE PERKS OF BEING A WALLFLOWER』-Wikipedia英語版、『THE PERKS OF BEING A WALLFLOWER』-IMDb、『THE PERKS OF BEING A WALLFLOWER』関連サイト英語版の翻訳、映画『ウォールフラワー』-Wikipedia、『ウォールフラワー』EPK、公式サイト・関連サイト等を引用。
※本ファイル<ウォールフラワー>には間違いがある場合がありますので、お読みになる方は、どうかご了承くださいませ。

テキスト:幸田幸


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