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【恭子の動画映像ブログ】 2013年8月31日(土)公開予定
最新映画のネタバレ/あらすじ・ストーリー・結末のネタバレ・完全ネタバレ |
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サイド・エフェクトのネタバレ |
映画『 サイド・エフェクト 』の解説
映画『 サイド・エフェクト 』の予告編
※動画はopenroadfilmsへリンクで掲載
(C) 2012 Happy Pill Productions.
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サイド・エフェクトのネタバレ |
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【サイド・エフェクトのネタバレ】
今日のタイトルは「サイド・エフェクトのネタバレ」です。
そしてYouTube動画映像版は映画『サイド・エフェクト』の予告編です。
映画『 サイド・エフェクト (2013) SIDE EFFECTS 』の映画解説はこちらから。
このページは、幸田幸@映画の森てんこ森が、日本公開前の映画を海外の劇場やDVDで鑑賞して作文したり、『 サイド・エフェクト (2013) SIDE EFFECTS 』のWikipedia英語版プロットや、海外映画情報(あらすじ・ストーリー・ネタバレ等)を大雑把に日本語訳して編集、纏めたものです。
■映画『サイド・エフェクト』の劇場公開
2013年9月6日(金)より、TOHOシネマズみゆき座他全国ロードショー!!
※ネタバレご注意:あらすじ・ストーリー・結末まで、ネタバレ満開ですので、映画『
サイド・エフェクト (2013) SIDE EFFECTS 』をまだご覧になっていない方はネタバレにご注意ください。
Warning!The items below here contain information
that may give away important plot points.
You may not want to read any further if you've
not already seen this title.
★製作陣スタッフや登場人物キャスト、映画解説やポスター、その他の関連ファイルの情報は以下を参照してください。
●サイド・エフェクト@映画の森てんこ森
●livedoor版【サイド・エフェクトのスタッフ】
●livedoor版【サイド・エフェクトのキャスト】
●livedoor版【サイド・エフェクトの映画解説】
●BK版【映画「サイド・エフェクト」ポスター】
◎9/1公開<サイド・エフェクトのあらすじ@幸田幸>
◎9/2公開<ネタバレ映画/サイド・エフェクト@幸田幸>
◎9/3公開<ネタバレ結末/サイド・エフェクト@幸田幸>
●BK版<サイド・エフェクトのネタバレ@映画の森てんこ森>
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第01段落】
『サイド・エフェクト』の始まりは、マンハッタンのあるアパートの一室のクローズアップから。床は血の海、そして模型の帆船が置いてあって、封筒がその上に。話は三ヶ月前に遡る・・・
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第02段落】
エミリー・テイラー(ルーニー・マーラ)の夫マーティン・テイラー(チャニング・テイタム)はインサイダー取引<内部の者による違法株取引>で逮捕され、刑期も終わろうとしているところ。面会に行った妻エミリーに、夫マーティンは、辛い思いをさせてしまってすまない、と謝る。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第03段落】
インサイダー取引はトレーダーにとって大罪なのに、広告会社に勤めるエミリーの上司(ポリー・ドレイパー)が理解を示し、見捨てなかったことをエミリーは感謝している。夫の逮捕でうつ病を再発しているエミリーの配慮もしてくれる上司だ。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第04段落】
マーティンの出所の日、刑務所までエミリーと姑つまりマーティンの母親(アン・ダウド)は車で迎えに行く。夫婦は抱き合い、帰宅すると久しぶりに体を重ねるが、ぎこちないものだった。翌朝、マーティンは、コネがたくさんあるから再就職してまた元の暮らしに戻れるよと言って、妻の出勤を見送る。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第05段落】
エミリーはアパートの駐車場で車に乗る際、荷物を落とす。拾うのをガレージ係員(アラルド・アルヴァレス)が手伝ってくれ、エミリーは乗車すると「出口」と書かれたコンクリート壁をじっと見つめる。そして車は壁に突っ込んだ。それをガレージ係員は間近で目撃する。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第06段落】
精神科医のジョナサン・バンクス博士(ジュード・ロウ)は診察室で、自殺未遂を起こしたエミリー・テイラーを診る。普通、衝突事故だと、タイヤのスリップ痕があってブレーキをかけたことが読み取れるが、今回のエミリーはブレーキをかけていない。ということは、事故ではなくて自らの意志だと、バンクス博士は述べる。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第07段落】
バンクス博士はエミリーを入院させようとするが、あれはちょっとした間違いだった、刑務所から出たばかりの夫のいる家にいたい、と彼女は哀願する。それで、定期的に診療に通ってくることを条件に、家に戻した。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第08段落】
後日の診療中、エミリーはマーティンとの馴れ初めを披露する。エミリーは美術の大学生だった頃、バー(バーテンダー:スティーヴン・プラット)でアルバイトをしていた。客のマーティンはそんな彼女を見初め、何時間でも見つめ続け、閉店時間までもねばる。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第09段落】
そして自家用ヨット(だから、映画冒頭の血の海の模型ヨットなのだ!)に招かれたり、スキーの仕方を教わったりして愛を深めていく。冬にはハワイのマウイ島でプロポーズ、そして翌春、二人は結婚。そういうアツアツでリッチの二人であった。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第10段落】
現在。株式仲買人仲間が主催のヨットパーティに夫と行く用意をしているエミリー。抗うつ剤を飲んでいるから、厭だったらいいよ、と夫マーティンは気を配るが、独りでいるより却っていいわと答えるエミリー。マーティンは元株仲間のカール・ミルバンク(デヴィッド・コスタビル)のことを話す。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第11段落】
カールこそがマーティンを連邦捜査官に売った裏切り者だと思われるので、カールはちょっと罪悪感があって、その償いでこんなパーティに僕達夫妻を招待してきたのだと、エミリーに語る。そしてパーティに行くと、マーティンはカール夫妻と談話に興じる。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第12段落】
一方、エミリーはバーでウォッカ・セルツァーを浴び、泣き始めたので、カールの妻ケイラ・ミルバンク(メイミー・ガマー)が寄り添い、自分の体験を語る。自分もうつ病だったが、「エフェクサー」という抗うつ薬が効いたと。エミリーは夫を呼んで、と言い、すすり泣きながら、夫に慰められて帰途に着く。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第13段落】
ジョナサン・バンクス博士が精神科医会議(主催者:ケイティ・ロウズ)でヴィクトリア・シーバート博士(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)と会う。シーバート博士はエミリーの以前の精神科医で、バンクス博士にこんな助言をする。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第14段落】
エミリーが私に心を開いたことはなかったし、きっとあなたにもしないでしょう。なぜならエミリーには信用できる男性が生涯にいなかったし、父問題<父親の愛情を十分に受けずに成人したので男性に父親像を求める>を抱えているから、と。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第15段落】
そして、そんな情緒不安定なエミリーに何を処方しているのか、とヴィクトリアはバンクスに訊く。抗うつ薬「ゾロフト」だと答えると、患者というのは新薬を喜ぶものだから、
新型の坑うつ剤「アブリクサ(或いはエビレキサ)」を試してみたら、と言い、バッグを探すが、サンプルは切らしていた。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第16段落】
そんな頃、職場のエミリーはデスクから洗面所に走り、吐く。それを見て、上司は私もうつ病のときに「ゾロフト」を飲んだけど、やはり気分が悪くなったと言って、よく効く別の薬を勧める。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第17段落】
バンクス博士と薬の販売員(アンドレア・ボガート)らは昼の会食をし、新薬の売込みで医師にいかに賄賂を贈って取引きしているか等を冗談で話す。薬の販売員は、新研究に参加してくれて新薬を処方してくれればキックを渡しますとのことなので、バンクス博士は同意した。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第18段落】
相変わらず精神不安定なエミリーは、地下鉄の駅で「アブリクサ(或いはエビレキサ)」の広告を見つめている。そして列車が近付くと、プラットフォームの端に進み出た。居合わせたニューヨーク市警の警官ビーハン(ヴィクター・クルス)が心配して見ていて、止める。再度の自殺未遂だった。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第19段落】
妻ディアドレ・バンクス(ヴィネッサ・ショウ)が金融関係の職の面接に向う前に夫バンクス博士と食事していると、夫のケータイにエミリーからボイスメールが入る。そこに当のエミリー本人が現れ、緊急な話があるというので、妻ディアドレは明らかに不快感を示す。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第20段落】
エミリーは再び自殺未遂を起こしてしまったと伝えたので、五分間だけ、ということで、通りの向かいのホテルのロビーに席を移して話を聞くことに。エミリーは、夫とは上手くやろうとしており、職場の同僚ジュリアから別の良い薬のことを聞いたと話す。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第21段落】
バンクス博士の自宅では、新研究のことを妻ディアドレに話して服を脱ぎかけると、妻の連れ子のエズラ(ミッチェル・ミカリツィン)が怖い夢を見たと言って入ってきた。そういうことは得意でしょ、と妻に言われ、バンクス博士はその子を宥めて寝かしつける。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第22段落】
エミリーとマーティン夫妻の一日が映像で流れ、どうも「アブリクサ」を服用し始めたらしく、二人はとっても明るく楽しそう。ベッドでも情熱的に愛し合え、こんな薬を売る人は金持ちになるな、なんて冗談を言うくらいだ。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第23段落】
でも、エミリーはちょっと変。真夜中に起き出して、大音響で音楽をかけ、三人用のテーブルセッティングをしているのだ。どうなっているんだ、誰か客が来るのか、と問う夫だが、エミリーはグラスに溢れるまで、淡々とミルクを注ぐ。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第24段落】
この出来事の後、バンクス博士の診察室を夫婦は訪れ、夫マーティンは妻の様子を説明し、薬を変えてくれと言う。でもエミリーは、あの薬はよく効いて性欲も出るしセックスもできた、と語り、変えるのは厭だと言い張る。“副作用”のせいで夢遊病が出ただけでしょうから、奥さん次第ですよとバンクス博士は言う。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第25段落】
ここで、この映画のタイトル“サイド・エフェクト=副作用”が表面化してきた。さて、バンクス博士が帰宅すると、妻ディアドレが面接は不採用になった、と泣いている。でも、今やっている研究で収入も増えるから大丈夫だよと、夫は慰めるのだ。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第26段落】
マーティンはアパートの自宅に帰ると、大好きな模型ヨットとその上に封筒が置いてあるのを見つけて有頂天。妻エミリーに嬉しいよ〜と叫んでも妻は返事しない。テーブルはまた三人用のセッティングだ。畜生、あの薬<ピル>のせいだ、と夫は内心思う。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第27段落】
すると、キッチンで胡椒を叩き切っていたエミリーは、ゾンビのように振り返り、そのナイフで夫を刺そうとする。逃げる夫の背中にナイフを刺すと、助けを求める夫を無視して、息絶えていくのをじっと見つめるエミリー。そしてベッドに入った。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第28段落】
翌朝、マーティンの遺体は死体袋に入れられ、死体置台に置かれる。片や、エミリーはソファで泣き、ニューヨーク市警の刑事(スコット・シェパード)に話を聞かれている。エミリーの話では、眠っていて、目を覚ましたら夫がこうなっていた、と。しかし、刑事の調べでは家宅侵入の跡がない。それに、エミリーの両足は血まみれだ。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第29段落】
早速、かかりつけ精神科医のバンクス博士に連絡が入り、バンクス博士はヴィクトリア・シーバート博士にその事件のことを電話する。タクシーで警察に着くと、副地方検事(マイケル・ネイサンソン)が、エミリーには弁護士がいない等、バンクス博士に話し続ける。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第30段落】
副地方検事は、凶器の指紋はエミリーのであり、彼女が犯人であることは間違いないと言う。バンクス博士は抗うつ剤「アブリクサ」を彼女が飲んでいたと説明するが、次第に話はエミリーからバンクス博士へ向けられる。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第31段落】
つまり、彼女が自殺を図った時、なぜ入院させなかったのか、という点が責められるのだ。回復したいという本人の望みがあるし、それまで暴力行為がなかったから自己にも他者にも危害を及ぼす危険性が見当たらなかったためだ、と説明しても、刑事達は納得いかない。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第32段落】
留置所に、殺されたマーティンの母親がエミリーに面会に行く。エミリーは、マーティンでなくて自分を殺せばよかったのに、と泣き崩れる。マーティンの母親はどうしてこうなったのか分からないと泣くと、エミリーは何か書いたものを姑さんに手渡す。その結果は・・・
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第33段落】
バンクス博士が家族と朝食をとりながらテレビニュース(司会者:ジョシュ・エリオット)を見ていると、マーティンの母親が番組に出てエミリーのその文章を読む。「患者というのは回復したくて医師に行くのに、私の場合、悪化して、最愛の人まで失くしてしまいました。この危険なピルでこれ以上、間違いが起こらないよう願う次第です」と。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第34段落】
バンクス博士は職場でたたかれる。先日、薬品販売員と会食した際に同席していたバンクスの同僚女性(ライラ・ロビンス)は、バンクスのこれからの経歴に傷がつくし、消費者は「アブリクサ」から遠のくから儲からなくなってしまうじゃない、と食ってかかる。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第35段落】
もう一人の男性の同僚(ピーター・フリードマン)は、ホテルのロビーにいる君とエミリーを見かけたことがあるが、魅力的な若い女性だね、患者としてのエミリーとそれ以上のことがあったのでは?と言い、ため息をつくと、大変やっかいなことが書かれているという手紙を渡す。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第36段落】
帰宅してその手紙を妻ディアドレが読み、夫バンクス博士は説明する。研修医だった頃、自殺を図った若い患者アリソン・フィンがいた。彼女は誇大妄想のある分裂病患者だったので、幻想を抱き、自殺メモではバンクスを非難していた、と。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第37段落】
しかし、その手紙はアリソンの両親が書いたもので、バンクスが娘を誘惑して肉体関係を持ち始め、ロンドンに娘を連れて行った、車内でもいかがわしい行為をさせた、云々。夫バンクス博士は、これは絶対うそだ、と誓って主張する。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第38段落】
裁判(裁判官:マンロー・M・ボンネル、ダヴェニア・マクファデン)が始まり、車を壁に激突させた際にいたガレージ係員は、エミリーが常に悲しげだったと証言。地下鉄の駅で飛び降りを阻止した警官は、エミリーの行動に気付き不安を感じたと証言。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第39段落】
バンクス博士は、人間と昆虫の違いは意識の有無だと説明し、マーティンを殺害したとき、エミリーは睡眠中だったから意識がなかったということだ、と証言。エミリーの弁護士(シーラ・タピア)とバンクス博士は、そのとき精神的無能力であったために被告は無罪だと主張する抗弁に持っていく考えだ。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第40段落】
すると、エミリーは、私は精神異常ではない、バンクス博士の治療を受けなかったらこんなことにならなかったのに、と言うので、バンクス博士は驚愕する。しかしエミリーは次第に弁護士らの指針通りに従う。裁判の結果は無罪。ただし、精神科医に認可されるまで精神病院に収監、という条件付で。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第41段落】
マスコミは医師である自分の方に注目してきているとバンクス博士は悟る。記者たち(アシュリー・モリソン、スティーヴ・レイシーら)は自宅にまで押し寄せる。診療所のロビーに来ているのもメディアか、そうなら裏口階段があるけど、なんて言う患者もいるくらいだ。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第42段落】
エミリーと同じ処方をされているのかと問う患者までいて、バンクス博士は悔しくて、名誉を晴らすため調べまくることを決意した。先ず、エミリーの職場、広告代理店で目に留まったのは、エミリーの車と同車種が壁に激突してもエアバッグが出て大丈夫という宣伝広告だ。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第43段落】
次にエミリーのアパートの駐車場に向かい、係員から聞き込みをすると、あの時、エミリーがシートベルトを装着するのを見たと分かる。その後、バーに行っても、お前は世間の目から悪者にされているからと、新薬研究を首にされてしまった。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第44段落】
立腹して帰宅したが、誰かに嵌められたに違いない、「アブリクサ」の製造会社は株価が突然下がりつつあり、それはマーティン殺害の数日前に始まった、とかブツブツ言う夫に、妻はもう裁判は終わったのだから、エミリーの事件からは手を引いて、と叫ぶのだ。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第45段落】
エミリーが何やら事情を知っていると確信したバンクス博士は、精神病院まで行って、エミリーに検査すると伝える。これは自白剤<催眠効果のある静脈内麻酔薬>で、数分したら眠くなってきますと言って、エミリーに話を聞く。カメラを回して記録も撮る。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第46段落】
夫を愛していたか聞くと、イエス。そして夫に一番してあげたかったのは子供をつくること。でも流産してしまったので、テーブルセッティングの三人目はこの子のだった、と。その自白剤のせいでふらふらしながら答え、これは全て株を操作するためにやったのか、と尋ねると、眠りに落ちてしまった。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第47段落】
しかし、実は“自白剤”と言ったのは単なる塩水だった。これでエミリーが嘘をついている、有罪であるということが実証された。検事に、エミリーは有罪であるとバンクス博士は伝えに行く。塩水だったことは、彼女の血液検査をすれば薬品が出てこないから明白である。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第48段落】
しかし、たとえそうであっても、「一事不再理(確定した判決がある場合、その事件について再度、実体審理をすることの禁止)」の原則があるから<『
ダブル・ジョパディー (1999) DOUBLE JEOPARDY
』参照>、もう遅いと検事は言う。しかも、そんな偽の検査という倫理的な間違いを今回は目をつむるが、次回したら倫理委員会にかける、とまで言われる。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第49段落】
ワーズ・アイランド精神病院(理事長:デビー・フリードランダー)で、ヴィクトリア・シーバート博士がエミリーを見舞っているのをバンクス博士は知る。そしてシーバート博士と、自白剤を使った検査の件で口論する。そんな検査をしてエミリーを傷付けた、退院できるように正気だと宣言しなさい、とヴィクトリアは詰め寄る。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第50段落】
しかし、そんなことは絶対しない、とバンクス博士は断言する。あれは自白剤でなくて塩水だったとは漏らさなかった。その後、立腹しているヴィクトリアは、バンクス博士の妻に、夫の不倫写真に見せかけたものを送るのだ。つまり、ホテルのロビーでのエミリーとバンクス博士のツーショット、それにランジェリー姿のエミリーの写真も加えて、いかにも、という感じで。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第51段落】
妻ディアドレは夫の不倫を知らされてひどく取り乱し、息子を連れて家を出て行った。帰宅して、これこそが陰謀の証拠なのだと言っても家族に去られ、独り残されたバンクスは悩む。そしてエミリーとヴィクトリアがお互いに連絡を取れないようにして、真実を吐かせようと目論む。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第52段落】
精神病院では、エミリーに電話の使用は禁止し、電気ショック療法(看護師:ジョニー・サンチェス)の脅しさえ使って、白状させる。自白内容はこうだ:マーティンと結婚して金持ち暮らしを享楽していたのに、夫が刑務所に入ってそうできなくなったため、夫を憎んだ。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第53段落】
ヴィクトリア・シーバート博士を選んで、カウンセリングに通うようになった。ヴィクトリアも、夫が若いモデルに走って捨てられた人だから。二人はレズビアンになって愛し合った。二人はお互いに金融の世界のことや精神疾患の仮病の仕方について教え合った。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第54段落】
そしてマーティンを殺害し、裕福になるという計画を立てる。坑うつ剤「アブリクサ」の製薬会社および競合会社の株価を操作するために「アブリクサ」の副作用をでっち上げるという念入りな手段を駆使して、二人は金持ちになっていく。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第55段落】
ヴィクトリアが「アブリクサ」の評判がガタ落ちになるのを見込んで株取引を始めたこと、エミリーがエアバッグの性能を知っていたこと、自殺未遂に見せかけて新薬「アブリクサ」を得たこと、ヨットパーティでは泣いているように見せるために目薬をさしたこと、職場で故意に吐いたこと。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第56段落】
地下鉄駅で飛び込み自殺に見せかけ、助けた警官の名もちゃっかりと書きとめておいたこと、ホテルのロビーでバンクス博士との不倫に見せかけ写真を撮ったこと、云々。最後が、夢遊病を装ってのマーティン殺害だ。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第57段落】
エミリーの切望で精神病院から出られるよう、バンクス博士は同意する。ただしバンクス博士の管理下で。エミリーは盗聴器をつけられても退院すると、すぐにヴィクトリアと再会する。愛し合う二人は身体をまさぐりながら、この一連の策略の詳細を語って認めている。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第58段落】
盗聴器を通して丸聞こえの警察(逮捕の警官:レイ・デ・ベネディクティスら)にヴィクトリアは殺人教唆の廉で逮捕された。しかし前述のように、エミリーは「一事不再理」の原則のために、マーティン殺人事件では法的には罪を問われないのだ。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第60段落】
そんなことで報復を諦めるバンクス博士ではない。エミリーに、不必要な薬物を何種類も服用させ、厭なら精神病棟に送り返すぞ、と脅かす。それらの副作用は強烈で、マーティン殺害の廉で刑務所送りになるのを避けるために仕出かしたことを、ありったけ、エミリーはわめき散らす。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第61段落】
エミリーは知らないが、部屋の外にはマーティンの母親、弁護士、検事、警察がじっと告白に耳を済ませている。マーティンの母親は涙ながらにエミリーを掴んで殴る。逃げようとしたエミリーを警察は連行し、精神病棟に送り返した。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第62段落】
その後の日々、バンクス博士は元の生活を取り戻し、妻と息子と幸福に暮らしている。今日も妻と、息子を学校に車で迎えに行っているのが見える。
【サイド・エフェクト/あらすじ結末までネタバレ満開 第63段落】
エミリーはと言うと、精神病棟で薬漬けにされ、ぼんやりと窓の外を眺めるだけ
。「気分はどう?」と看護師に訊かれると、「いいわ、ずっといいわ」と無感情で答えるエミリーの姿を、カメラはズームアウトしていって映画は終わる。
以上。
※<サイド・エフェクト>のテキストは、<『SIDE
EFFECTS』-Wikipedia英語版、『SIDE EFFECTS』-IMDb、『SIDE
EFFECTS』関連サイト英語版の翻訳、映画『サイド・エフェクト』-Wikipedia、『サイド・エフェクト』EPK、公式サイト・関連サイト等を引用。
※本ファイル<サイド・エフェクト>には間違いがある場合がありますので、お読みになる方は、どうかご了承くださいませ。
テキスト:幸田幸
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