ローン・レンジャーのネタバレ@映画の森てんこ森

【恭子の動画映像ブログ】 2013年7月29日(月)公開予定
最新映画のネタバレ/あらすじ・ストーリー・結末のネタバレ・完全ネタバレ
※この欄のイラストは「NOM's FOODS iLLUSTRATED」さまより使用許諾を得ています。(c)映画の森てんこ森/F・恭子
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F・恭子のブロードバンドブログnew ローン・レンジャーのネタバレ

映画『 ローン・レンジャー 』の解説
※クリックでYouTube『ローン・レンジャー (2013) THE LONE RANGER』予告編へ
映画『 ローン・レンジャー 』の予告編
※動画はDisneyMovieTrailersへリンクで掲載
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ローン・レンジャー/映画『 ローン・レンジャー THE LONE RANGER 』あらすじ・ストーリーのネタバレ/結末まで完全ネタバレ

by ネタバレンタイン犬@映画の森てんこ森 ローン・レンジャーのネタバレ
ローン・レンジャーのネタバレ
 今日のタイトルは「ローン・レンジャーのネタバレ」です。
 そしてYouTube動画映像版は映画『ローン・レンジャー』の予告編です。
 映画『 ローン・レンジャー (2013) THE LONE RANGER 』の映画解説はこちらから。
 このページは、幸田幸@映画の森てんこ森が、日本公開前の映画を海外の劇場やDVDで鑑賞して作文したり、『 ローン・レンジャー (2013) THE LONE RANGER 』のWikipedia英語版プロットや、海外映画情報(あらすじ・ストーリー・ネタバレ等)を大雑把に日本語訳して編集、纏めたものです。

映画『ローン・レンジャー』の劇場公開
 2013年8月2日(金)より、全国公開!!

ネタバレご注意:あらすじ・ストーリー・結末まで、ネタバレ満開ですので、映画『 ローン・レンジャー (2013) THE LONE RANGER 』をまだご覧になっていない方はネタバレにご注意ください。
 Warning!The items below here contain information that may give away important plot points. You may not want to read any further if you've not already seen this title.

★製作陣スタッフや登場人物キャスト、映画解説やポスター等の情報は以下を参照してください。
●ローン・レンジャー@映画の森てんこ森
http://coda21.net/eiga3mai/2013/THE_LONE_RANGER.htm
●livedoor版【ローン・レンジャーのスタッフ&キャスト】
http://blog.livedoor.jp/borocso/archives/1879858.html
●livedoor版【ローン・レンジャーの映画解説】
http://blog.livedoor.jp/borocso/archives/1879860.html
●BK版【映画「ローン・レンジャー」ポスター】
http://coda21.net/broadband/blog2013_07/130731.htm
●7/28公開publog用<ネタバレ映画(1)/ローン・レンジャー@幸田幸>
http://coda21.publog.jp/archives/29910463.html
●7/29公開publog用<ネタバレ映画(2)/ローン・レンジャー@幸田幸>
http://coda21.publog.jp/archives/29910498.html
●7/30公開publog用<ネタバレ映画(3)/ローン・レンジャー@幸田幸>
http://coda21.publog.jp/archives/29910534.html
◎7/31公開publog用<ネタバレ結末(1)/ローン・レンジャー@幸田幸>
http://coda21.publog.jp/archives/29910562.html
◎8/1公開publog用<ネタバレ結末(2)/ローン・レンジャー@幸田幸>
http://coda21.publog.jp/archives/29910591.html
●BK版<ローン・レンジャーのネタバレ>
http://coda21.net/broadband/blog2013_08/130803.htm

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第01段落】
 1933年のサンフランシスコ。建設中のゴールデンゲートブリッジ<金門橋>を臨む賑やかなお祭りの中を進んでいく少年ウィル(メイソン・エルストン・クック)。売店や呼び込みを通り越して、お目当ては米国開拓時代のワイルド・ウェスト展示のテントだ。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第02段落】
 ウィルが入場料を払って入ると、そこには剥製のバッファローやカウボーイの等身大人形やインディアンの蝋人形がある。ウィルが近付くと、そのインディアン人形の目が動いた。非常に老齢でちょっと変なそのインディアンはトント(ジョニー・デップ)だと自己紹介する。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第03段落】
 ウィルは大のローン・レンジャーのファンなので、トントという名は直ぐに分かった。このお祭りに来たのもローン・レンジャーの衣装なくらいの大ファンだ。トントに、どうやって旅回りのサーカス団でこんな人形になったのかを少年は尋ねる。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第04段落】
 すると、スピリチュアルな力を持つコマンチの老戦士トントは、ジョン・リードという元検事“ローン・レンジャー”との経験を語り始めるのだ。もっと若い頃のトントが、仮面を被った相棒ローン・レンジャー(アーミー・ハマー)と町に向って砂漠を馬で駆けていく。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第05段落】
 二人は小さな町の銀行を襲撃して、その場にいる者たちに手を上げさせ、強奪していった。1930年代のサンフランシスコに戻り、ウィル少年はその話を信じない。ローン・レンジャーは強盗ではなかったし、それが物語の始まりの筈がないからだ。その答は映画終盤に。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第06段落】
 トントは銀行強盗のもっと前に私達を誘(いざな)ってくれる。時は1869年、若き検事ジョン・リード(アーミー・ハマー)は未完成の大陸横断鉄道に乗って数年ぶりに帰郷しているが、途中でテキサスのコルビーにいるテキサス・レンジャー、兄ダン・リード(ジェームズ・バッジ・デール)を訪問しようとしている。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第07段落】
 ジョン・リードは東部の大都会で大学教育を受けた若き検事だ。同じ車両に乗り合わせたプロテスタントの宣教師(クリストファー・ヘイゲン)らと賛美歌を歌う。宣教師に、信心深いか即ち神を恐れるかと問われると、法律を恐れると言い返すほど、ジョン・リードは強い正義感の持ち主である。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第08段落】
 ジョン・リードは知らないが、その列車の数両後方には、トントやブッチ・キャヴェンディッシュ(ウィリアム・フィクトナー)という死刑囚が護送されている。悪名高い人食いで冷酷な兎唇の無法者ブッチ・キャヴェンディッシュの隣で、トントは足枷をされて車両に収監されている。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第09段落】
 ブッチ・キャヴェンディッシュは次の駅で降ろされて絞首刑される段取りなのだ。彼は見張りの目を盗んで、ゆっくり床の厚板を剥いで、隠してあったレボルバーを取り出して懐中に入れる。それがトントは見えている。見張りの者達にトイレに行きたいと頼み、鎖を解いてもらったブッチは彼らを殺す。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第10段落】
 列車の目的駅には、ジョン・リードの兄ダン・リード率いるレンジャー五人組(ホリス:リュー・テンプルら)が死刑囚ブッチ・キャヴェンディッシュを待ち受けている。ダン・リードこそブッチ・キャヴェンディッシュを刑務所にぶち込んだテキサス・レンジャーだ。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第11段落】
 その頃、町ではダン・リードの妻レベッカ・リード(ルース・ウィルソン)は幼い息子のダニー(ブライアント・プリンス)を連れて屋台を調べている。そこへ、大陸横断鉄道を支配する大金持ちの鉄道王レイサム・コール(トム・ウィルキンソン)がからかうので、レベッカは無視する。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第12段落】
 大平原を突進する列車が駅に近付く前に、ブッチの手下のギャングのフランク(ハリー・トレッダウェイ)、ジーザス(ホアキン・コシオ)、レイ(デイモン・ヘリマン)らが水平線の彼方から姿を現した。一味は親分のブッチ・キャヴェンディッシュを奪還しようとしているのだ。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第13段落】
 ギャングは列車に乗り移り、乗客から金品を奪い機関士(ランス・ハワード)を殺害する。銃声や車両の屋根の足音に気付いたジョン・リードは囚人車両に調べに行き、トントとブッチがお互いを殺し合おうとしているのを発見。ジョンは二人に武器を捨てさせ、自分は検事だと名乗って、降服するように言う。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第14段落】
 すると車両の扉が開いて、ブッチのギャングがトントとジョンを鎖で縛り、止まる筈の駅を通り越して疾走する列車から親分のブッチを救い出して逃走する。駅で待ち構えていたダン・リード率いるレンジャー隊は、全速力で走る列車を馬で追いかける。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第15段落】
 車内ではトントは車両からは鎖を解けたが、ジョンとは鎖で繋がっていると判明。それで列車の前部に二人で行き、途中でブッチのギャングと遭遇したり。蒸気機関車両に行って列車を止めようとするが、止められないと分かって客車を切り離す。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第16段落】
 蒸気機関車両だけが疾走し続けて線路の終点で脱線し、トントとジョンは危うく死ぬところだった。この衝突で鎖が解けたトントが歩き去ろうとすると、ジョンに脚に掛け金で留められ、その上、ジョンの兄のダンに、囚人車両に乗っていたので犯罪人だと思われて逮捕されトントは留置所に入れられた。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第17段落】
 ジョンとダンの次の任務は、逃げた極悪人ブッチ・キャヴェンディッシュを追跡して捕まえること。ジョンの兄ダンはブッチを見つけたらその場で射殺すればいいというが、検事である正義感いっぱいのジョンは、生きて捕らえ裁判を受けさせなければならないと主張する。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第18段落】
 ダンは弟ジョンにレンジャー・バッジをつけさせ、妻レベッカに行って来ますと別れのキスをして、六人のレンジャー(W・アール・ブラウンら)とジョンを連れてブッチの追跡を開始する。ダンの妻は夫の弟ジョンに内心、惹かれているようだ。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第19段落】
 総勢八人の一行が追跡していると、絶壁の上に谷を見下ろしている気高い白馬が見える。ダンはジョンにこう説明する。白馬はコマンチ族には“スピリット・ホース(魂の馬”という特別な存在で、この世からあの世へ渡ることができるのだと。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第20段落】
 ダンがそんなことを知っているのは、以前に数年間、コマンチ族と一緒に行動したことがあるので、その慣習や文化を知っているからだ。ダンはコマンチ族の宝石を身につけているくらいだ。そうしている間に、一行は狭い峡谷でブッチの足跡を見失う。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第21段落】
 八人のレンジャーの一人、コリンズ(レオン・リッピー)が姿を消したかと思うと、残りの七人はブッチの一味に反対側で待ち伏せされて五人はどんどん射殺されていく。ジョンの馬も撃たれてジョンの脚の上に倒れこんで死んだ。兄のダンはジョンを救おうとして何発も撃たれる。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第22段落】
 ジョンは馬の脚の下敷きから逃れたが、胸を撃ち抜かれて涸れた地面に倒れて目を閉じる。ギャングはダンとジョンの死体の周りに群がる。と、ダンはまだ息があってブッチを罵る。すると、何と、ブッチはナイフでダンの心臓を抉り取って食ってしまうのだ。ブッチ・キャヴェンディッシュは人食いって本当なのだ!

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第23段落】
 弟のジョンは生と死の狭間で意識が混沌としているが、兄のその様子を見て息絶える。ブッチの手下も親分の残忍さに辟易するが、親分の命令に従わざるをえない。一味はそこを後にして隠れ家に逃げ帰る。コリンズはレンジャーだがブッチの側の人間だったのだ。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第24段落】
 峡谷の上から大虐殺の一部始終を目撃していたのは、留置所から脱走したトントだ。顔は白塗りで戦いの文様が引かれ、斧(トマホーク)を武器として所持している。トントは峡谷から降りてきて七人のレンジャー達の遺体を丁寧に埋葬する。でも、ポケットから金品を取り出すのを忘れないが。するとジョンが意識を取り戻した。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第25段落】
 トントは列車でジョンに好かれていなかったので、石で額を殴って死なせて埋める。だが、さっきの白馬がジョンの墓(盛り土)を前脚で踏んで合図している。コマンチ族の言い伝え通りに、白馬がそう合図しているということは、その男はあの世から生き返るべき偉大なる戦士なのだと直ぐに認識した。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第26段落】
 トントはジョンの遺体を掘り起こして白馬の背に乗せ、峡谷から出て行く。あの世から蘇ったジョンが眠っている間に、トントは亡くなったテキサス・レンジャー達のバッジを溶かして銀の弾丸を一つ作り出す。そしてジョンの顔に化粧を施し、ブーツを盗んで、ジョンをある場所に置いてくる。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第27段落】
 その場所とは、谷床から高く高く聳え立つ崖のてっぺんの、やぐらのような高い足場だ。ジョンが目を覚ますとそんな恐ろしく高い所にいるので驚愕し、恐々降りてくる。そしてトントが自分のブーツを履いているのを見つけた。トントはジョンにこう説明する。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第28段落】
 君はあの世から戻って来たため“スピリット・ウォーカー”<戦いで死なない勇者>に選ばれたのだと。ブッチ・キャヴェンディッシュは人肉に強欲な悪霊に取り付かれている“ウェンディゴ”<インディアンに伝わる精霊の呼び名>であるとも。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第29段落】
 因みに、“tonto トント”とはスペイン語やイタリア語で「おバカ・アホ・マヌケ」という意味だ! でも、フラン・ストライカーの原作では「野性の人」「雑種・混血児」というふうにも述べられているそうだ。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第30段落】
 トントはずっとブッチを追ってきていた。そして何とか列車に潜りこんで、もう少しで奴を殺せるところだったのに君に邪魔されたのだと。そう説明されても、法曹界の堅物ジョンは依然としてリンチは認めない。裁判官の前で裁かれるべきだとまだ言い張る。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第31段落】
 トントは彼の言い分は分かったが、ジョンが他の者と異なる点、勝る能力について論じるのだ。つまり、ジョンは一度は死んだ男。ブッチという極悪かつ強大な敵の目を欺くため、素顔を隠して“孤高のレンジャー”即ち“ローン・レンジャー”として行動していかねばならないと説く。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第32段落】
 兄ダンの形見の革のベストで作った黒いアイマスクに、二発の銃弾の穴が両目の穴になる。それに白いカウボーイ・ハットを被らせ、星型のレンジャー・バッジをつけた正義のレンジャー。武器はトントがさっき作った銀の銃弾と拳銃。愛馬はあの白馬。それを見ればブッチらのギャングは恐ろしがる筈だ。
 
【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第33段落】
 「友(キモサベ)よ、マスクをつけるのだ・・・復讐のために」トントとジョンは白馬に跨り「レッドの店」という売春宿に着いた。レッド・ハリントン(ヘレナ・ボナム=カーター)が仕切っている店だが、レッドは昔はバレリーナだったのが、右脚をあの悪名高い人食いのブッチ・キャヴェンディッシュに食われてしまって、今は象牙の義足を装着している。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第34段落】
 その義足は優れもので、ガーターを引っ張ると義足の靴のヒールから銃弾が発射される仕組みだ。レッドもブッチを憎んでいる。最近ブッチたちがここを訪れて、銀塊で支払いをしたとジョンたちに伝える。銀塊はここでは無価値だが、サンフランシスコに持っていけばいい値がつくらしい。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第35段落】
 そんなところへ、インディアンはここは入店禁止だとして、トントが法の執行官やその仲間に殺されそうになる。トントとマスク姿のジョンは逃げ出したが、インディアンが嫌われる理由をジョンがトントに尋ねる。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第36段落】
 この数週間というもの、コマンチ族が白人居住地を焼き払ったり略奪したりしたので、白人はコマンチ族に立腹しているのだとトントは説明する。町から離れた辺りには兄の妻レベッカとその息子ダニーが住んでいるので、ジョンは二人を救いに急行する。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第37段落】
 レベッカと息子ダニーが砂漠の家で雑用をしているところへ、火のついた矢が飛んできて家を燃やす。頭飾りをして顔に化粧を施した男達は、実はインディアンではない。ブッチの手下の連中だ。ブッチがインディアンの仕業と思い込ませて、悪戯を働かせていたと判明。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第38段落】
 レベッカの召使達は殺害されたが、レベッカとダニーの死骸は見つからない。メイドが納屋でレイプされようとしている。トントとジョンは納屋に入ってメイドを救うが、その間にブッチの手下は納屋から出て納屋に火をつけた。中に閉じ込められてしまったトントとジョン。火災の中、出口も塞がれ、もう死にそうだ。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第39段落】
 すると、あの白馬が屋根を蹄で音を立てて合図し、ロープを垂らして二人を引っ張り上げてくれた。二人を背に乗せ、屋根から飛び降り、ブッチの手下を二人殺して夜の闇へ消えていく。ブッチの手下は、あのマスクの男ローン・レンジャーはダン・リードの亡霊に違いないと信じ込む。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第40段落】
 このように、白馬はトントとローン・レンジャーを救ったり様々な驚異的な働きをしてくれる特別な馬なのだ。撮影には似た白い馬が六頭使われて、それぞれの特技を生かしてシーンごとに使い分けていったそうだ。例えば、口にくわえるのが得意な白馬、前脚を動かすのが上手い白馬、合図した方をちゃんと振り向ける白馬、跳ぶのに優れた白馬、上半身を高く立ち上がるのが上手な白馬、というように。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第41段落】
 さて、生き残った手下は親分ブッチの隠れ家に戻って顛末を説明する。そこにはレベッカとダニーが監禁されている。また、裏切り者のレンジャー、コリンズもいる。親分のブッチはレベッカとダニーを人質にしているからダンの亡霊が追いかけてくるのだと恐れ、二人を射殺せよとコリンズに命じる。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第42段落】
 コリンズは二人を外に出して撃つふりをし、逃がした。実際には空に向けて三発撃ってから、謎の男に撃ち殺される。その頃、ブッチの隠れ家を探してトントとジョンはブッチの所有する馬を盗んでその後を追う。すると馬は数時間後、ばったりと死んでしまった。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第43段落】
 その倒れた下に鉄道の線路があるのを見つけた二人は、インディアンの土地に鉄道がある筈ないので当惑する。なぜなら、アメリカ合衆国政府とコマンチ族との間の協定を破ることになるからだ。そこへ、どこからか羽のついた矢が飛んできてジョンの胸を射る。ジョンは悲鳴を上げて気絶した。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第44段落】
 トントが矢を抜いて介抱し、ジョンは意識が戻った。ここはコマンチ族テント内。ジョンに矢を射ったのはコマンチだった。白人居住地をコマンチ族が襲撃しているという偽の情報が、コマンチ族を怒らせたのだ。このままでは白人とインディアンの戦争に発展してしまう。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第45段落】
 トントはコマンチの酋長ビッグベア(サギノウ・グラント)らに必死で真実を説明しようとする。しかし聞いてくれはしない。トントがもはや真のコマンチではないと、彼らはジョンに説明する。トントにはこんな過去があったのだが。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第46段落】
 子供のとき、トント少年(ジョセフ・E・フォイ)はここみたいなコマンチ族居留地に暮らしていた。ある日、脱水症状の白人二人(トラヴィス・ハマー、スティーヴ・コロナ)に遭遇し、愛馬の背に二人を乗せて自分のテントに連れて帰り、介抱してあげた。そのお陰で白人は健康を取り戻した。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第47段落】
 トントは回復した二人を近くのコマンチ族の川に案内した。そこには銀が豊富にある。銀の在り処を案内してくれたお礼として、トントは安物のシアーズ・ローバック懐中時計を貰って嬉しがるが、まさかそれが大惨事に繋がるとは思いもよらない。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第48段落】
 白人はその川から銀を大量に採って、袋を銀塊でいっぱいにした。そして川の場所を誰にも知られないよう、トントの部族を皆殺しにした。トントの可愛がっているカラスさえも殺した。トント一人が生き残ったので、トントは気が狂い、部族を皆殺しにした白人を見つけて絶対に復讐すると誓ったのだ。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第49段落】
 奴らの仕出かしたことを忘れないよう、トントは神聖な鳥とされるトーテムのカラスつまり殺されたカラスを頭飾りにし、懐中時計を常に持ち運んでいる。今、ジョンとトントが説明しても、コマンチ族に戦いを止めるよう説得が出来ない。いつでも戦いの準備が出来ているのだ。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第50段落】
 コマンチ族は二人を砂漠の乾いた土の中に首まで埋めてから、戦いに向う。太陽がギラギラ照り付けて日干しになって死んでしまいそうだし、更に悪いことには、サソリが寄ってきたのだ。危うし!というところへ、またもや白馬の助っ人。白馬がサソリを食べて救ってくれる。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第51段落】
 こうして白馬に救われた二人は、ブッチが銀塊を狙っているに違いないと確信する。そしてブッチが監督の銀山に向う。そこでは何百人という中国人移民が働かされており、鉱山の中に気味の悪い精霊がいると怖がって入りたがらない。怖がる中国人達を虐殺するブッチの手下。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第52段落】
 一応、中国人の言い張るその気味の悪いものを確かめるため、数人のギャングが中に送られた。すると、待ち受けていたトントとジョンが彼らを殴って意識を失わせる。そして鉱車をお返しに押し出したので、ブッチの連中はそれに向けて何発も撃ってくる。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第53段落】
 その鉱車の中にはダイナマイトを点火してあったので、鉱車は爆発してブッチの手下どもは即死、ブッチ・キャヴェンディッシュも怪我する。ブッチは当初はジョンのことをダンの亡霊だと思っていたが、ローン・レンジャーとは町から来たただの法律家だと気付いた。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第54段落】
 トントは倫理観なんて捨ててブッチをその場で殺すようにジョンに言うが、ジョンは相変わらず頭が固い。兎に角、正義正義なのだ。トントが五月蝿いので、トントをスコップで殴って気絶させ、ブッチの両手を縛って馬に繋いで、囚人として町まで連れて帰る。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第55段落】
 さて、先ほどコリンズを撃ってレベッカとダニーを救出したのは、鉄道王レイサム・コールだった。今、レベッカとダニーはレイサム・コールの車両に乗って保護され、ダイニング車両にまで案内されるほどの優遇を受けている。でもレベッカはそんな下心ありすぎなコールは気味が悪い。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第56段落】
 軍の指揮官ジェイ・フラー(バリー・ペッパー)が騎兵隊(ショーン・ダーラム、アンソニー・R・バート、R・J・カークホープ、ウィル・カークホープ、ケネス・ラヴ)を率いて車両のドアをノックして入ってくる。コマンチ族を撃退する戦法を協議するためだ。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第57段落】
 すると、外で何か慌しい雰囲気。ジョンが疲労困憊のブッチを引きずって到着したのだ。ローン・レンジャーが夫ダンだという噂を耳にしていたレベッカも息子ダニーも一目会いたい。しかし、コールはそうさせずに母子を食品貯蔵室に連行させて拳銃を向ける。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第58段落】
 レイサム・コールはジョンが捕らえて連れ帰った極悪人ブッチ・キャヴェンディッシュを殴ったり蹴ったりして民衆を喜ばす。そしてブッチを別の車両に入れ、ジョンを歓迎して食堂車に案内し、腹ペコのジョンは山ほど食べる。するとそこには、見慣れたネッカチーフと子供の玩具。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第59段落】
 レベッカとダニーがここに囚われていると悟ったジョン。しかも、捕らえたのはレイサム・コール。こうして謎が解けてきた。昔、銀を独り占めしたくてトントの部族を皆殺しにした二人の白人兄弟とは、若き日のレイサム・コールとブッチ・キャヴェンディッシュだったのだ。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第60段落】
 今や二人の悪人は略奪目的で戻ってきて、罰を免れて逃走するつもりだ。直ぐにコールとジョンは拳銃を向け合う。そして次の車両に行くと、囚人の筈のブッチは括られていない。そしてダニー少年に、お父さんを殺したのはこのジョンだとコールは言う始末。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第61段落】
 ジェイ・フラー指揮官にもコールはそう言い包めたので、ジョンは逮捕されて別の車両に入れられてしまった。これで悪者コールは銀山へ列車を走らせる。着くと、ブッチがコールとフラー指揮官に、銀を満載した車両三台を見せる。ジョンは目隠しをされて銃殺刑執行隊の前に立たされる。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第62段落】
 列車が鉱山内を通り過ぎられるように、中国人移民の労働者たちは鉱山から出される。すると、そのうちの一人が死んだ鳥が入った籠を提げて鉱山から出てきた。車掌が「ガスだ!」と叫ぶ。車掌は列車を後退させ、ジョンと銃殺刑執行隊の間に押し入れたので、ジョンは助かる。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第63段落】
 死んだ鳥が入った籠を提げて出てきたのは、何とトントだった。ジョンの命を救ったのでやっとお互いの信頼関係は確立できただろう。そこへ、山側から矢が矢継ぎ早に飛んできた。本物のコマンチ族の襲撃だ。フラー指揮官は応酬せよと命じられ、騎兵隊に機関銃を撃たせる。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第64段落】
 数百人の命が失われる惨状となったが、運よくトントとジョンは無事だった。そして鉱内に逃げるが、それをブッチが追う。ダイナマイトも点火されて投げ込まれたが、地底湖に潜ってニトロの火薬の爆発を避けることがどうにかできた。トントとジョンは浜に打ち上げられる。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第65段落】
 コールは山のような銀を列車に積載するようにブッチと手下に命じる。大陸横断鉄道の東線路と西線路は間もなくユタ準州プロモントリーで締結されるので、そうなればサンフランシスコに銀を運んで売りさばき、途方もない財を築くことができるわけだ。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第66段落】
 ここで1930年代のサンフランシスコに戻る。トントはローン・レンジャーと銀行強盗をした経緯をウィル少年に教えてあげる。お金目当てではなく、別の大きな目的のためだったのだ。レイサム・コールが隠し持っていたTNT火薬とニトログリセリンの強奪だ。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第67段落】
 トントとローン・レンジャーはその盗んだ爆発物をプロモントリー・ポイント<プロモントリー・サミット>から数マイルの橋を爆破するために使う。東線路と西線路の締結を祝う開通記念式典が開催されており、大陸横断鉄道の社長ハバーマン(スティーヴン・ルート)がテープを切る。それを妬ましげに見るコール。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第68段落】
 コールは列車内にハバーマン社長や重役を招き、敵対的買収というか会社乗っ取りの話を始める。サンフランシスコまで $65,000,000(当時の円換算は不明)分の銀を列車で運んで、売却してそのお金で大陸横断鉄道会社を買い取るつもりだと話す。そうなればアメリカという国を牛耳ることになれる。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第69段落】
 ハバーマン社長はその策略を笑い飛ばして馬鹿にするので、コールはハバーマン社長の脚を撃つ。丁度その時、トントは別の車両に忍び込んで、勝手に列車の向きを逆にした。それに気付いたフラー指揮官は部下に機関銃でトントを撃たせて危機一髪。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第70段落】
 そこへ現れたのが、白馬に跨ったローン・レンジャー。建物の上で馬に乗り、トントを救った。それでコールは、トントを追いかけるための第二列車を走らせるよう、ブッチに命じる。ここからは、白馬に乗ったローン・レンジャーが何と列車の上を駆ける凄いシーン。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第71段落】
 第二列車にはレベッカとダニーが乗せられている。途中でトントは切り替えをして、第二列車を別のルートに進ませる。そして猛烈な射撃戦となって、多くの車両が機関車から切り離され、ブッチ・キャヴェンディッシュとフラー指揮官は激突した二車両で命を落とす。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第72段落】
 コールはトントが進ませている列車の方に移り、トントを殺そうとしている。そこへ、トントがレンジャー・バッジを溶かして作った銀の銃弾でジョンがコールの手から拳銃を撃ち落す。それでトントは脱出成功。コールはもう大丈夫だと確信して、銀を満載した車両を橋に向けて走らせる。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第73段落】
 その橋は既に爆破されているので、列車が橋に通りかかると遥か下の川へ転落していった。大量の銀塊も一緒に落下し、コールは銀に埋もれて水死する。一方、トントとジョンや数十名の一般客が乗っている列車の方は、崩壊した橋の手前でギリギリ止まれた。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第74段落】
 プロモントリー・ポイントでは大陸横断鉄道の社長ハバーマンと民衆がローン・レンジャーを称える。開通記念式典を無事に守ってくれたこと及びコールをやっつけてくれたことで。そしてローン・レンジャーの正体を見せてくれという依頼には、ジョンは断って、白馬に跨って去っていく。ジョンとトントは、渓谷を見下ろす絶壁で合流。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第75段落】
 ジョンは白馬を“シルバー”と名づけようと思うんだとトントに語る。これまで経てきた冒険を顧みれば丁度いい名前だ。トントもその名を気に入るが、こう念を押す。「 Hi-Ho! Silver Away! (ハイホー・シルバー、行け〜。)或いは Hi-yo Silver! (ハイヨー、シルバー!)」なんて、もう言わないで、と。
 
【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第76段落】
 なお、「友(キモサベ)よ、マスクをつけるのだ・・・復讐のために」の“ke-mo sah-bee キモサベ”という語は、トントの部族の言葉で「信義ある友」「信頼できる斥候」という意味。今回の2013年バージョンの映画『ローン・レンジャー』では、「間違った兄弟」とトントは訳しているけど。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第77段落】
 さて、ジョン・リードは法曹界にはもう戻らない。ローン・レンジャーとして、トントとこれからも一緒に冒険していくのだ。ローン・レンジャーとトントは、このストーリーで、正義と復讐のため大悪人二人を結果的には殺すが、射殺とか自分の手で殺害しなかったのは、やはり子供ら観客を意識しているのだろう。

【ローン・レンジャー/あらすじ結末までネタバレ満開 第78段落】
 1930年代のサンフランシスコに再び戻る。老いたトントは長い一日の仕事を終えて家路に着く。ジャケットを身につけて山高帽を被り、ローン・レンジャーの大ファンの少年ウィルと銀の銃弾を交換した後、夜の闇に消えていった。エンドロールで、トントが西部の偉大な景色の中をゆっくり歩んで映画は終わる。

以上。
※<ローン・レンジャー>のテキストは、<『THE LONE RANGER』-Wikipedia英語版、『THE LONE RANGER』-IMDb、『THE LONE RANGER』関連サイト英語版の翻訳、映画『ローン・レンジャー』-Wikipedia、『ローン・レンジャー』EPK、公式サイト・関連サイト等を引用。
※本ファイル<ローン・レンジャー>には間違いがある場合がありますので、お読みになる方は、どうかご了承くださいませ。

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