ペーパーボーイ 真夏の引力のネタバレ@映画の森てんこ森

【恭子の動画映像ブログ】 2013年7月29日(月)公開予定
最新映画のネタバレ/あらすじ・ストーリー・結末のネタバレ・完全ネタバレ
※この欄のイラストは「NOM's FOODS iLLUSTRATED」さまより使用許諾を得ています。(c)映画の森てんこ森/F・恭子
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映画『 ペーパーボーイ 真夏の引力 』の解説
※クリックでYouTube『ペーパーボーイ 真夏の引力 (2012) THE PAPERBOY』予告編へ
映画『 ペーパーボーイ 真夏の引力 』の予告編
※動画はMillenniumVODへリンクで掲載
(c)2012 PAPERBOY PRODUCTIONS, INC.

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ペーパーボーイ 真夏の引力/映画『 ペーパーボーイ 真夏の引力 THE PAPERBOY 』あらすじ・ストーリーのネタバレ/結末まで完全ネタバレ

by ネタバレンタイン犬@映画の森てんこ森 ペーパーボーイ 真夏の引力のネタバレ
ペーパーボーイ 真夏の引力のネタバレ
 今日のタイトルは「ペーパーボーイ 真夏の引力のネタバレ」です。
 そしてYouTube動画映像版は映画『ペーパーボーイ 真夏の引力』の予告編です。
 映画『 ペーパーボーイ 真夏の引力 (2012) THE PAPERBOY 』の映画解説はこちらから。
 このページは、幸田幸@映画の森てんこ森が、日本公開前の映画を海外の劇場やDVDで鑑賞して作文したり、『 ペーパーボーイ 真夏の引力 (2012) THE PAPERBOY 』のWikipedia英語版プロットや、海外映画情報(あらすじ・ストーリー・ネタバレ等)を大雑把に日本語訳して編集、纏めたものです。

映画『ペーパーボーイ 真夏の引力』の劇場公開
 2013年7月27日(土)より、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー!!

ネタバレご注意:あらすじ・ストーリー・結末まで、ネタバレ満開ですので、映画『 ペーパーボーイ 真夏の引力 (2012) THE PAPERBOY 』をまだご覧になっていない方はネタバレにご注意ください。
 Warning!The items below here contain information that may give away important plot points. You may not want to read any further if you've not already seen this title.

★製作陣スタッフや登場人物キャスト、映画解説やポスター等の情報は以下を参照してください。
●ペーパーボーイ 真夏の引力@映画の森てんこ森
http://coda21.net/eiga3mai/2012/THE_PAPERBOY.htm
●livedoor版【ペーパーボーイ 真夏の引力のスタッフ&キャスト】
http://blog.livedoor.jp/borocso/archives/1878585.html
●livedoor版【ペーパーボーイ 真夏の引力の映画解説】
http://blog.livedoor.jp/borocso/archives/1878588.html
●BK版【映画「ペーパーボーイ 真夏の引力」ポスター】
http://coda21.net/broadband/blog2013_07/130726.htm
●<ネタバレ映画/ペーパーボーイ 真夏の引力@幸田幸>
http://coda21.publog.jp/archives/29771870.html
◎<ネタバレ結末/ペーパーボーイ 真夏の引力@幸田幸>
http://coda21.publog.jp/archives/29771961.html
●BK版<ペーパーボーイ 真夏の引力のネタバレ>
http://coda21.net/broadband/blog2013_07/130729.htm

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第01段落】
 『ペーパーボーイ 真夏の引力』の始まりは、人種差別主義者の白人保安官サーモンド・コール(ダニー・ハーネマン)の 1960年代の殺人事件について、聴き手(ジョン・トンプソン)がアニタ・チェスター(メイシー・グレイ)という女性にインタヴューしているところから。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第02段落】
 アニタ・チェスターはWW・ジェンセン(スコット・グレン)を家長とするジェンセン家で子守 兼 女中をしていた。WW・ジェンセンが再婚しようとしている女性はエレン・ガスリー(ニーラ・ゴードン)という。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第03段落】
 WW・ジェンセンの最初の妻との子供が、長男ウォード・ジェンセン(マシュー・マコノヒー)、次男ジャック・ジェンセン(ザック・エフロン)という成人した息子たちだ。エレン・ガスリーはこの二人の息子にとって継母になるのだ。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第04段落】
 アニタ・チェスターはジャックを育て、深く心を通わせ、まるで母親のような存在でもある。このアニタがナレーションしていく形で映画は進展していく。家長WW・ジェンセンはフロリダの新聞社のオーナーをしており、次男ジャックが“ペーパーボーイ”つまり新聞配達の役割を担っている。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第05段落】
 長男ウォードはマイアミ・タイムズの事件記者で普段は都会にいる。ウォードは父WW・ジェンセンとは父の再婚話のこともあって疎遠な関係だ。父WWの新しい恋人ナンシー(ニコレット・ノエル)はその地域にマイアミ・タイムズを配っている。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第06段落】
 この映画のタイトルの“ペーパーボーイ”通り、この新聞屋の青年ジャックが主人公、殊に後半の主人公になる。兄弟の誰もがそうであるように、弟は兄を目指してお兄ちゃんみたいになるんだ、と成長していく。そしてある日、兄に追いつき、越える。この映画では、その一人前の大人への過程をシリアス且つエロティック且つ思いがけない結末で描く。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第07段落】
 映画の筋の始まりは、ここからだ。1969年のこと。子守 兼 女中アニタがこの家の次男坊ジャックのプライバシーを軽んじながら、仲良くふざけ合っているシーンから。ジャックは大学で水泳部だったが暴力行為で退学させられてしまったというから、二十歳そこそこかと思う。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第08段落】
 新聞社のオフィスでは、オーナーのWWと記者をしているエレンがシャリー・チゾム<アメリカの政治家・教育者・著者で、後日アメリカ史上初の黒人女性連邦下院議員となった人物>がテレビで話しているのを見ている。エレンはチゾムに批判的だ。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第09段落】
 マシュー・マコノヒー扮する長男のウォードが相棒のヤードリー・エイクマン(デヴィッド・オイェロウォ)を連れて町にやってくるのを父WWは知る。上述の殺人事件の死刑囚ヒラリー・ヴァン・ウェッター(ジョン・キューザック)について調べるためだ。長男ウォードが映画前半の主人公といっていいだろう。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第10段落】
 ところ変わって、シャーロット・ブレス(ニコール・キッドマン)はアパートに住む派手で挑発的な容姿の女性だ。同居人の女友達(リディア・ルークス、ニコール・バレ)と、犯罪・法廷・ミステリーを扱ったドラマ・シリーズのTV番組「エッジ・オブ・ナイト」を観ている。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第11段落】
 シャーロットはテレビを観ながら、獄中の“新恋人”殺人犯ヒラリー・ヴァン・ウェッターの噂話を。シャーロットはちょっと風変わりで、獄中の囚人たちと文通するのが趣味なのだ。その中でも、この殺人事件の死刑囚ヒラリーが一番気に入ったようだ。まだ顔を合わせたことは無いが。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第12段落】
 長男のウォードが相棒のヤードリーと到着したので、ウォードの年の離れた弟ジャックが車で迎えに行き、ジェンセン家で降ろす。ヤードリーは黒人で英国から来たことになっており、ロンドン訛りの英語を話す。ヤードリーを迎えたディナーはぎこちないものとなる。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第13段落】
 後妻となるエレンは厭な女性と描かれ、ニューヨークという大都会からこんなフロリダ州の片田舎へどうしてやって来たのかという質問をはぐらかす。ヤードリーは事実上のもの書きで、ヒラリーが有罪だと信じているが、ウォードは、誰にでも権利があると主張して、ヒラリーが冤罪ではないかと調査したがるのだ。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第14段落】
 翌日、ウォードとヤードリーがガレージでその事件の調査準備をしているところへ、ニコール・キッドマン扮するシャーロットがやって来た。超ミニのショッキングピンクのワンピースを着て、見るからに身持ちの悪い女性らしい。シャーロットは死刑囚ヒラリーの無実を信じ、無罪放免されて結婚することを願う。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第15段落】
 シャーロットは獄中の“恋人”との文通の手紙を箱いっぱい持参して、ヒラリーの冤罪を晴らしてくれるそうで有難う、とウォードらに礼を言う。この決して上品でなく目立つブロンド女性シャーロットを傍らでじっと眺めていたジャックは、一目惚れしてしまった。初恋である。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第16段落】
 ジャックはヒラリーの収監されている刑務所までシャーロットを車に乗せてあげて同伴する。車内ではジャックは大学の水泳部を追い出されたことを話したり、シャーロットはヒラリーに対して好色な考えを持ち始めたりする。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第17段落】
 車内でシャーロットらを待ちながら、ジャックはシャーロットの空想に浸る。結婚式でウェディングドレスのベールを被ったシャーロットが、ジャックの方に唇を突き出して近付いてくる白昼夢だ。若いジャックはずっと年上の好色女シャーロットにどう見てもマイッてしまっている。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第18段落】
 皆が車に乗り込んできて、ジャックの白昼夢は中断された。シャーロットは髪が乱れるからウィンドーを全部閉めてと皆に頼むが、ヤードリーは口答えする。後部座席ではこんなに汗かいて暑いのに、と。彼らはヒラリーと面会のために刑務所へ向う。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第19段落】
 ところで、死刑判決が出て獄中のヒラリー・ヴァン・ウェッターに殺害されたとされている被害者、人種差別主義者の白人保安官サーモンド・コールは、以前、ヒラリーの従兄弟も死刑にしていた過去がある。今度はヒラリー自身が死刑執行を待つ身である。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第20段落】
 ジョン・キューザック扮するヒラリーと面会室でガラス越しに初対面で向き合ったシャーロットは色目を使ってヒラリーをその気にさせる。非常に扇情的なシーンだ。君をもっと見たいというヒラリーに応えて、両膝を開け・・・(この辺りのシーンはエッチ過ぎて省きます、劇場でご覧下さい。)看守(ピーター・マーニック)がそういう生々しい面会を終わらせた。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第21段落】
 ウォードとジャックの兄弟はなくなった証拠のことでヒラリーの弁護士ウェルドン・パイン(ゲイリー・クラーク)を訪れる。ヒラリーが保安官代理の親指を切り落としたことがある話をパインは披露して、下品なジョークを飛ばしたりする男だ。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第22段落】
 ヒラリーとの二回目の面会には、シャーロットはパンツ(ズボン)をはいていったので、死刑囚ヒラリーはたちまち不機嫌になる。ジャックはシャーロットのヒラリーへの陶酔に嫉妬し、また、兄ウォードとヤードリーとの関係を不思議に思い始めるのだ。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第23段落】
 ビーチでジャックはロリータ本を読み、一方シャーロットは日焼けを。シャーロットはビーチの女性たち(カミーユ・バルサモ、レスリー・ヒッペンスティール)を肴にジャックをからかうので、ジャックは海に入り、大量のクラゲに刺されてしまった。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第24段落】
 ひどい様相のジャックに海辺の人々は心配そうに寄ってくる。すると、シャーロットは<刺されたら尿が効くので>オシッコなら私がかけるわ、と言ってジャックの顔に放尿する。これが有名なニコール・キッドマンの放尿シーン!ただし、演技はボディダブル(スタント)だが。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第25段落】
 これが話題となって、父WWの新聞に記事が載った。ジャックは当然、激怒し、記者のヤードリーに食ってかかる。そして「黒んぼ」と呼んでしまった。それも、お手伝いさんのアニタの目前で。アニタもアフリカ系アメリカ人なのに。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第26段落】
 シャーロットの分析は、「ジャックは性的欲求不満だからネル必要があるの」。それを聞いてヤードリーは、「囚人とのアレを妄想している四十女が言うことか」と受けて、シャーロットは穏やかでない。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第27段落】
 こんなことがありながら、ヒラリー冤罪の調査は進んでいく。ヒラリーが悪者だとする証拠は矛盾が多く、ヒラリーが貧しい白人に対する正義感の犠牲者だと暴露することが出来れば、ウォードとヤードリーの記事は大評価されると確信を持つに至った。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第28段落】
 ある日、ヒラリーからの情報で、ウォードとジャックの兄弟はヒラリーの伯父タイリー・ヴァン・ウェッター(ネッド・ベラミー)から聞き取りをするために、モーターボートで低湿地へ赴く。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第29段落】
 タイリーはロープに吊ったワニから内臓を抜いて二人を脅えさせたりする、怖い男だ。タイリーは甥のヒラリーのアリバイを証言して、ヒラリーが犯人でない証拠だというのだ。ユージーン(アダム・シブリー)が掘っ建て小屋から出てくると、ジャックは刑務所で見たと認識する。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第30段落】
 一方、シャーロットとヤードリーはゴルフコースに関する別の問題を調べている。なお、彼らの車のタイヤは切られていた。ガレージに戻ると、ヤードリーはジャックが自分の服を着ているので立ち向かう。そして、この件を支持することになるゴルフコースに関する匿名情報を手に入れたと語る。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第31段落】
 ヒラリーの冤罪証明から手を引きたいというジョンという男とウォードは話す。ウォードの父WWは、冤罪の記事を掲載していくことに難色を示し、広告主を失くすことを恐れる。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第32段落】
 ウォードはバー(バーテンダー:フィリス・モンタナ・ルブラン)で二人の黒人男性にしつこく付きまとって、“隠れホモ”だと明らかになる。ウォードは二人にひどい暴力を受けて、顔は殴られレイプされ、鎖で手足を縛られてしまう。その凶暴さは、ただの痛めつけだけでなく、“ゲイ”だからという理由で殺されそうになっていたのだ。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第33段落】
 父WWは、自分の新聞社で最近、主筆に昇進したエレンとの婚約を正式に発表した。ジャックはエレンの指から、母の形見の指輪を抜く。また、ヤードリーはウォードの手助けをしたら帰るつもりだとアニタが言っていたように、マイアミに戻った。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第34段落】
 ジャックは継母エレンの指から抜いた実母の指輪をシャーロットに捧げた。二人は話し合い、一度だけ結ばれることにシャーロットは遂に同意する。兄ウォードがゲイなことを僕に話してくれなかったことで傷ついた、とジャックはシャーロットに語る。その兄も、入院して回復に向っている。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第35段落】
 シャーロットが指輪を返してきてから、ジャックはヤードリーのいる大都市マイアミに向った。ヤードリーは冤罪なのか事実が全て解明されていないのにも拘わらず、記事を掲載している。ジャックが止めるように言ってもヤードリーは聞かない。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第36段落】
 判明したことは、ヤードリーがロンドン訛りの喋り方をして英国人だと思わせていたのも、米国の黒人だと馬鹿にされるし成功しないから。出生や出身地などの背景は嘘でも通さない限り出世できないという現実なのだ。新聞社での地位を確保してくれる代わりに、ウォードに性的行為をお返しに上げていたという。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第37段落】
 こうして、死刑囚ヒラリー・ヴァン・ウェッターは冤罪が認められて釈放された。ジャックはヤードリーからそのことを電話で知らされて、シャーロットに指輪を送る。その間にヒラリーはシャーロットの家に急行して激しくワイルドな関係を強いる。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第38段落】
 ヒラリーはシャーロットを連れて伯父のタイリーの沼地の家に立てこもる。ここでの暮らしは刑務所のようで、性の地獄となったここから助け出してくれと、シャーロットはジャックへの手紙を従兄妹のアリス(コリーナ・ライオンズ)に託す。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第39段落】
 折りしも、父WWとエレンの結婚披露宴だ(結婚式のカメラマン:ポール・フィッシャー)。もはやジェンセン家の召使ではなくなったアニタだが、披露宴の準備でキッチンにいる。アニタはシャーロットからの手紙をジャックに手渡し、シャーロットを助けてあげたいと願う。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第40段落】
 ジャックは病み上がりの兄ウォードをサッパリとさせ、二人でシャーロットを見つけに沼地に向う。救出できたら結婚披露宴に連れてこられると期待して。しかし、期待は無残にも裏切られる結果となるのだ。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第41段落】
 先ずウォードが電気フェンスで怪我する。シャーロットはヒラリーに殴り殺される。ヒラリーとウォードは格闘して、ウォードは首を切られて死ぬ。逃げたジャックは桟橋の端に追い詰められた。そして行く場もないから、鰐のウジャウジャいる沼に跳び込んだ!

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第42段落】
 ここで大学の水泳部にいた経歴がモノを言った。追いまくるヒラリーから逃げて何時間も水中を泳ぎ続け、翌日、モーターボートに二人の遺体<兄ウォードとシャーロット>を引き上げて無事に帰還できたのだ。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第43段落】
 ヒラリーは二人殺しの廉で有罪と宣告され、死刑を執行された、とアニタがナレーションで語る。保安官サーモンド・コール殺しの真犯人は不明のままだ。ヒラリーが真犯人であろうと冤罪であろうと無関心だったが出世のため記事にしたヤードリーはその後、昇進したという。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第44段落】
 ヒラリーを刑務所から出さなかったら、誰も死ななくてすんだのに、とは後の祭り、か。好色女性だったけれど初恋の人だったシャーロットも、本当の姿がやっと分かったたった一人の兄のウォードも死んでしまった。スピードボートの中に並んで横たえられた二人の遺体。

【ペーパーボーイ 真夏の引力/あらすじ結末までネタバレ満開 第45段落】
 ワニへの恐怖も厭わずに沼に跳び込んだ勇気。二人が帰らぬ人となっても遺体は救出した執念。こうして兄に追いついた、大人になった、と思ったら、兄はもう死んでいない。ザック・エフロン演じるジャックが湿地帯をボートを走らせていくシーンで映画は終わる。

以上。
※<ペーパーボーイ 真夏の引力>のテキストは、<『THE PAPERBOY』-Wikipedia英語版、『THE PAPERBOY』-IMDb、『THE PAPERBOY』関連サイト英語版の翻訳、映画『ペーパーボーイ 真夏の引力』-Wikipedia、『ペーパーボーイ 真夏の引力』EPK、公式サイト・関連サイト等を引用。
※本ファイル<ペーパーボーイ 真夏の引力>には間違いがある場合がありますので、お読みになる方は、どうかご了承くださいませ。

テキスト:幸田幸


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