野蛮なやつら/SAVAGESのネタバレ@映画の森てんこ森

【恭子の動画映像ブログ】 2013年3月11日(月)公開予定
最新映画のネタバレ/あらすじ・ストーリー・結末のネタバレ・完全ネタバレ
※この欄のイラストは「NOM's FOODS iLLUSTRATED」さまより使用許諾を得ています。(c)映画の森てんこ森/F・恭子
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映画『 野蛮なやつら/SAVAGES 』の解説
※クリックでYouTube『野蛮なやつら/SAVAGES (2012) SAVAGES』予告編へ
映画『 野蛮なやつら/SAVAGES 』の予告編
※動画はSavagesMovieへリンクで掲載
(C)Universal Pictures

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野蛮なやつら/SAVAGES/映画『 野蛮なやつら/SAVAGES SAVAGES 』あらすじ・ストーリーのネタバレ/結末まで完全ネタバレ

by ネタバレンタイン犬@映画の森てんこ森 野蛮なやつら/SAVAGESのネタバレ
野蛮なやつら/SAVAGESのネタバレ
 今日のタイトルは「野蛮なやつら/SAVAGESのネタバレ」です。
 そしてYouTube動画映像版は映画『野蛮なやつら/SAVAGES』の予告編です。
 映画『 野蛮なやつら/SAVAGES (2012) SAVAGES 』の映画解説はこちらから。
 このページは、幸田幸@映画の森てんこ森が、日本公開前の映画を海外の劇場やDVDで鑑賞して作文したり、『 野蛮なやつら/SAVAGES (2012) SAVAGES 』のWikipedia英語版プロットや、海外映画情報(あらすじ・ストーリー・ネタバレ等)を大雑把に日本語訳して編集、纏めたものです。

映画『野蛮なやつら/SAVAGES』の劇場公開
 2013年3月8日(金)より、TOHOシネマズ みゆき座他全国ロードショー!!

ネタバレご注意:あらすじ・ストーリー・結末まで、ネタバレ満開ですので、映画『 野蛮なやつら/SAVAGES (2012) SAVAGES 』をまだご覧になっていない方はネタバレにご注意ください。
 Warning!The items below here contain information that may give away important plot points. You may not want to read any further if you've not already seen this title.

★製作陣スタッフや登場人物キャスト、映画解説やポスター等の情報は以下を参照してください。
⇒livedoor版【野蛮なやつら/SAVAGESのスタッフ&キャスト】
livedoor版【『野蛮なやつら/SAVAGES』スタッフフィルモ前編】
livedoor版【『野蛮なやつら/SAVAGES』スタッフフィルモ後編】
⇒livedoor版【『野蛮なやつら/SAVAGES』キャストフィルモ】
⇒livedoor版【野蛮なやつら/SAVAGESの映画解説】
F.恭子版【映画「野蛮なやつら/SAVAGES」ポスター】

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第01段落】
 後ろ手に縛られた男達を映し出すヴィデオ。実行犯はルチャリブレの気味の悪いマスクを被ったミゲル・“ラド”・アロヨ(ベニチオ・デル・トロ)で、チェーンソーを使っている。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第02段落】
 愛称“O”と呼ばれているオフィーリア・“O”・セイジ(ブレイク・ライヴリー)は二人の大好きな男性、ベン(アーロン・ジョンソン)とチョン(テイラー・キッチュ)と優雅な三人暮らしをしている若い女性だ。三人とも公認の三角関係とでも言えようか。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第03段落】
 因みに、チョンとは西洋人ぽくない名前なので調べたら、ドン・ウィンズロウ著作の原作小説『野蛮なやつら』で、オフィーリア“O”が幼稚園で一緒だったジョン(幼いチョン子役:アーロン・クニッツ)の名を聞き間違ってチョンと呼び始めたそうだ。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第04段落】
 オフィーリア“O”がナレーションでこう語っていく。ベンはカリフォルニア大学バークレー校でビジネスと植物学を専攻した優しい理想主義者の仏教徒であり、一方のチョンは嘗てネイビーシールズ<アメリカ海軍特殊部隊>所属の元傭兵でイラクにもアフガニスタンにも出征した鋼(はがね)のような男だ。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第05段落】
 ベンとチョンは高校時代からの大親友で、ある日、ビーチでのんびりしていると、最高級のマリファナはどこで手に入るのかと、ベンがチョンに尋ねる。アフガニスタンだとチョンが答え、チョンはアフガニスタン従軍の折にマリファナの種子をこっそりと持ち帰った。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第06段落】
 それをベンが自身の科学知識を駆使して温室で栽培して、世界最高級の大麻を作り出すのに大成功。温室管理の手伝いに雇ったのが、オフィーリアだった。大金をゲットしてベンがキャッシュで購入したラグーナビーチ<カリフォルニア州オレンジ郡の都市>の崖に立った豪邸にこうして三人で暮らしている。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第07段落】
 ベンは大麻の生産と流通を運営する係で、この大麻ビジネスの99%を、チョンは1%を扱っている。ベンの考えは、人々が欲するものを供給すること。一方、チョンはマリファナから儲けるお金が目的という現実主義者だ。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第08段落】
 二人はマリファナのクラブや薬局・診療所に売るが、儲けの殆どは街頭で売って入るお金で、1ポンドにつき6千ドル<現換算で約55万円>もするのだ。ベンが海外で慈善事業をしているとき、チョンはオフィーリアと愛し合った後、コンピュータにメールが入る。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第09段落】
 「お前たちは愚か者だった。話し合うべき時だ。」と。それは、冒頭シーンの彼らの知らない“ラド”という男からのメールで、チェーンソーと切断した幾つもの頭を蹴り回しているビデオが添付されている。それを見てチョンとオフィーリアはベンが犠牲者になったのかと気をもむ。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第10段落】
 でも、ベンはアフリカでのボランティア活動から無事に帰国した。二人はビジネスのやり方を論じ合い、ベンは大麻ビジネスをメキシコのカルテルに売り渡したいという考えだ。ベンは十ドル<約九百円>の格安太陽光パネル製造とかの博愛の仕事をしたいのだ。しかしチョンは、売却すると弱みを見せることになると、反対する。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第11段落】
 その頃、“ラド”と彼の“温室従業員”は殺しを実行していた。ラドはブローカーに近付いて話しかけ、ブローカーは許しを請って、全額払込みよりもなお良い取引を約束する。そしてブローカーはカルテル親分であるエル・アズール(ホアキン・コシオ)にラドと繋がるように電話するが、ラドはブローカーを撃ち殺す。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第12段落】
 そしてラドはカルテルの修行中の若造にブローカーの妻を射殺させる。その間、エル・アズールは受話器を持ったままで現場の修羅場が聞こえるので、激怒する。温室従業員は死体を屋外のゴミ箱までこっそりと運んで隠す。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第13段落】
 エル・アズールというのは、ラドが仕事しているバハ・カルテルに潜入の元スパイだ。バハ・カルテルの首領エレナ・サンチェス(サルマ・ハエック)はエル・アズールと仲たがいしているので、エル・アズールはエレナ・サンチェスの地位を乗っ取ろうと脅かしてバハ・カルテルの縄張りを侵害している。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第14段落】
 ベンとチョンはお金で抱き込んでいる麻薬取締局員デニス(ジョン・トラヴォルタ)と会う。デニスは二人にバハ・カルテルのことを教える。バハ・カルテルは自分たちの持っていない販路を満たすためにベンとチョンの販路を欲しがっているのだと。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第15段落】
 デニスは、取引きに応じた方がいいと二人に勧める。デニスの妻(ショイ・ハリソン)は癌を患っていて、その化学療法の苦痛を和らげるためにベンは大麻をデニスに渡してやっているので、デニスはベンに共感している。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第16段落】
 ベンとチョンはエレナ・サンチェスの代理アレックス(デミアン・ビチル)とホテルの一室で落ち合う。その様子はラドによって密かにビデオ録画されて、そのビデオはティファナ<サンディエゴからすぐ南のメキシコの都市>の屋敷内にいるエレナに見せられる。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第17段落】
 アレックスの提示する取引き展望はこうだ。三年間、一緒に仕事をして、その間にカルテルがベンの大麻栽培方法を覚え、膨大な流通網およびインディアン保護区にあるカルテル所有の安全な避難場所での経営を提供するというものだ。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第18段落】
 インディアン保護区(インディアンの酋長:アキマ)というのは、米国の管轄外だと見なされているからだ。この場で、チョンはカルテルの生産物を中傷する。ベンとチョンはバルコニーに出て相談してから、こう決断する。カルテルにビジネスは上げるが、カルテルに加わることはしないと。カルテルはそれが気に食わない。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第19段落】
 ベンは自分たちの出した決断の結果を恐れて、スピン(エミール・ハーシュ)と会う。スピンはマリファナ会社のお金のマネーロンダリングと投資をするゴールドマンサックスの元銀行員である。ベンは、インドネシアに三年間隠れていられる資金を調達したいのだ。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第20段落】
 ベンとチョンとオフィーリアは食事して、新生活のことを話し合っているが、それをラドの部下にレストラン内で見られているのに気付かない。三人はハイになってビーチハウスで遊んで祝う。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第21段落】
 それをラドは車内から偵察し、エレナに電話して最新状況を訊くと、カルテル事業にはベンとチョンに加わってもらわないと困るということだ。エレナがベンとチョンの暮らしぶりを調べると、二人にはオフィーリアという弱みがあると分かった。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第22段落】
 三人はインドネシアに旅立つ準備をしていて、オフィーリアは最後の買い物がしたいというので、チョンは彼女に警護(レナード・ロバーツ)をつけさせる。オフィーリアはオレンジ郡の高級ショッピングモール、サウスコーストプラザまで車で行くが、ラドの部下が彼女のボディガードを襲って殺害する。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第23段落】
 彼らはオフィーリアを尾行。オフィーリアが買い物をしている隣にいる若い女性が母親からの電話に出て、大学生活のことを答えている。その“母親”とは、バハ・カルテルの首領エレナ・サンチェスなのだ。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第24段落】
 ベンとチョンに、スカイプでオフィーリアの拉致のことが知らされる。二人がカルテルのパートナーにならなければオフィーリアがどうなっても知らないぞという脅しだ。承諾するという証明に、五時間後に300ポンド分のマリファナを持ってこいとエレナは告げる。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第25段落】
 言われたマリファナを持って、メキシコ国境近くのカリフォルニア州南部、サンディエゴの南の工業都市チュラビスタまで急ぐ二人。止められそうになってハイウェイパトロールを殺してでも、どうにか時間内で到着した。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第26段落】
 ラドに車を奪われたので、ベンとチョンはラドのトラックに乗ると、札束を入れたスーツケースと携帯電話がある。エレナから電話がかかってきて、オフィーリアは一年間預かると、声を変えて言ってくる。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第27段落】
 麻薬カルテルの面々はタイトルの文字通りに“野蛮なやつら”だから、きっと殺される。とにかくオフィーリアを取り戻したい。ベンとチョンはその為なら戦わねばならないと口論するが、ベンは平和とオフィーリアが戻ればいい。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第28段落】
 二人は再びデニスと会って、エレナとエル・アズールとの間の葛藤のことを教え、エレナとバハ・カルテルのデータを DEA麻薬取締局から無理やりに盗み出させる。デニスは二枚のクレジットカードにコード化された60日間分のお金の出し入れを手に入れられる。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第29段落】
 ベンとチョンはスピンと彼の専門家たちにコンピューターでそのデータを調べさせる、エレナのお金の行き先を追跡する。すると、エレナの所有不動産の一つ、トレーラーハウスはカルテルの事業の返却口なのだと割り出す。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第30段落】
 ベンはオフィーリアを取り戻すために支払う計画を決断する。ベンとエレナは交渉して身代金が千3百万ドル<約12億円>と決まる。彼らは隠れ売買所をハイジャックしてオフィーリアの身代金を手に入れようと決め、それをエル・アズールの仕業に見せかける算段だ。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第31段落】
 チョンと元ネイビーシールズの仲間は覆面をして、爆弾や手榴弾や銃撃で攻撃して、お金を奪って逃走する。もっとも、ベンは殺し合いを見て恐ろしがり、撃たれそうになるくらいだが、それもチョンがやっつけた。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第32段落】
 アレックスとラドが到着すると、カルテルの七人が殺害され3百万ドル<約2億8千万円>が消えているのを目の当たりにする。ラドはエレナを恐れているので、奪われた大金を取り戻し自らの状況を修正するために、この無様な結果はエレナに知らせないようにアレックスに促す。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第33段落】
 ベンとチョンは、ベンがアレックスとラドに会う手はずを整え、ベンが二人に会うと、ハイジャックの間はどこにいたのだと問われる。でもベンは知らん顔でとぼけたので、ベンとチョンは無関係だとアレックスは結論付ける。それでアレックスはエル・アズールの仕業だと疑うけれど、ラドは確信が持てない。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第34段落】
 そんな頃、監禁されているオフィーリアはひどい状態だ。脚は鎖に繋がれ、トイレはバケツで。監視カメラに向って、エレナに話したいと頼み込み、マリファナをラドからもらう。オフィーリアはするとハイになって、その間にラドがレイプしてケータイのヴィデオに撮って見せる。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第35段落】
 エレナは娘のマグダレーナ愛称マグダ(サンドラ・エチェヴェリア)に電話をかけ、カリフォルニアまで会いに行くわと話している。エレナは米国税関を避けてインディアン保護区まで自家用機に乗る。しかし、搭乗する前に修行中の若造を、この仕事を扱うには繊細すぎると言ってラドは撃ち殺すのだ。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第36段落】
 到着してラドはオフィーリアをエレナの所に連行すると、ハイジャックされたヘマでエレナに殴られる。高級温泉でエレナとオフィーリアが食事中、エレナは夫が殺害された後に事業を引き継いだと分かる。息子たちも兄弟も殺されたが、娘だけが無事だったのだ。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第37段落】
 エレナに大麻を何歳からやっているの、と尋ねられ、オフィーリアは中二のときからだけど母親は全然構ってくれなかったとも伝える。そんなことを語り合っているうち、ベンとチョンは男同士二人で愛し合っているに違いない、さもないとあなたオフィーリアを共有なんてことできないわと、エレナは話す。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第38段落】
 ベンは、アレックスをエル・アズールへのスパイとして濡れ衣を着せるために、スピンに書類を捏造してアレックスの銀行口座にハッキングさせる。ベンはアレックスの一件書類を持ってラドと立ち向かう。後に、ラドはベンとチョンにアレックスが鞭打たれているところを見せる。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第39段落】
 アレックスは家族に危害が及ぶのを恐れて、エル・アズールと共謀していたと白状する。アレックスが許しを請う間に、エレナには米国に娘が無事でいるとうっかり漏らすのをベンは悟る。アレックスはガソリンをかけられ、ベンが火をつける羽目になるが、作り話だと悟られないように仕方なく実行する。それを恐怖で見るオフィーリア。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第40段落】
 ベンとチョンは、エレナの娘を誘拐してオフィーリアと交換する方が、身代金をかき集めるよりもずっと効率的だと気付いて計画を立てる。ラドは命が惜しいので、エル・アズールの側につく取引きをする。そしてラドがデニスの自宅を訪れることから、ラドもまたデニスを雇っていたと分かる。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第41段落】
 デニスは脅されて、ハイジャック犯はベンとチョンであり、あの3百万ドルはラドではなくてエレナに渡すつもりだと明かす。そうなるのを阻止するため、ラドもまた、エレナの娘マグダを誘拐したいと考える。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第42段落】
 ベンとチョンはデニスに3百万ドルの賄賂を渡して、マグダの居所とエレナのカルテルにいる密告者の名前を教えさせる。二人はボディガードを殺して寄宿舎にいるマグダを誘拐。そしてボディガードの死体と一緒にアイスボックスに震えるマグダを押し込んで、スカイプでエレナに見せる。こうなった以上、エレナは要求に応じるしかない。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第43段落】
 砂漠の真ん中で人質交換が行われる。両サイドにはスナイパー(ジェイク・マクラフリン、アレキサンダー・レイス、アンソニー・クートロ)が。娘マグダの居所を教えたのは誰かとエレナは問い、ラドだとチョンが答える。それから壮絶な殺し合いが。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第44段落】
 エレナはラドに射殺され、チョンは数発撃ちこまれ、ベンはラドを撃つがラドはベンの首を撃ち、オフィーリアがラドを殺す。ベンが致命傷を負ったので、チョンは三人一緒に死ぬことが出来るように、致死量の薬をベンとオフィーリアと自分に注射する。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第45段落】
 こうして三人自殺して映画は「完」となる、とオフィーリアが空を見上げてナレーションする。・・・オフィーリアは初めからナレーションでこの出来事を語っていた。ということは、今、映っていた結末はオフィーリアがそうなったら怖いと思っていたことだったのだ!

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第46段落】
 現実には、エレナがSUV車から降りてオフィーリアを解放すると、ラドがその車で逃走。エレナはヘリコプターで飛来した麻薬取締局員(エディ・フォリス、ホリー・フォリス)に逮捕される。麻薬取締局員はスナイパーたちの武器を取り上げて、その場にいる全員を逮捕した。ベンもチョンもオフィーリアもだ。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第47段落】
 デニスはこれ見よがしにエレナの逮捕と麻薬戦争の進展をテレビ(TVニュース・レポーター:ドンナベッラ・モルテル)で報じる。デニスはベンとチョンはこの六年間信頼できる情報提供者だったと証言して、二人は釈放された。一方、ラドとエル・アズールはエレナの消えた後、新たな麻薬カルテルを形成している。

【野蛮なやつら/SAVAGES/あらすじ結末までネタバレ満開 第48段落】
 ベンとチョンとオフィーリアは元の三人暮らしに戻って、米国を離れインドネシアで“野蛮なやつら”暮らしを楽しんでいる。でも三人が平等に愛し合うのは不可能なこと。オフィーリアはベンとチョンのいない海外生活を送り、ベンはアフリカでボランティア活動に励み、チョンは米国内で暮らしている、とオフィーリアが語る。またいつか元に戻るかも、と。

以上。
※<野蛮なやつら/SAVAGESのネタバレ>のテキストは、<『SAVAGES』-Wikipedia英語版、『SAVAGES』-IMDb、『SAVAGES』関連サイト英語版の翻訳、映画『野蛮なやつら/SAVAGES』-Wikipedia、『野蛮なやつら/SAVAGES』EPK、公式サイト・関連サイト等を引用。
※本ファイル<野蛮なやつら/SAVAGESのネタバレ>には間違いがある場合がありますので、お読みになる方は、どうかご了承くださいませ。

テキスト:幸田幸


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