もうひとりのシェイクスピアのネタバレ@映画の森てんこ森

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映画『 もうひとりのシェイクスピア 』の解説
※クリックでYouTube『もうひとりのシェイクスピア (2012) ANONYMOUS』予告編へ
映画『 もうひとりのシェイクスピア 』の予告編
※動画はfaizanproductionへリンクで掲載
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もうひとりのシェイクスピア/映画『 もうひとりのシェイクスピア (2012) ANONYMOUS 』あらすじ・ストーリーのネタバレ/結末まで完全ネタバレ

by ネタバレンタイン犬@映画の森てんこ森 もうひとりのシェイクスピアのネタバレ
もうひとりのシェイクスピアのネタバレ
 今日のタイトルは「もうひとりのシェイクスピアのネタバレ」です。
 そしてYouTube動画映像版は映画『もうひとりのシェイクスピア』の予告編です。
 映画『 もうひとりのシェイクスピア (2011) ANONYMOUS 』の映画解説はこちらから。
 このページは、映画『 もうひとりのシェイクスピア (2011) ANONYMOUS 』のWikipedia英語版のプロットの日本語訳版です。

映画『もうひとりのシェイクスピア』の劇場公開
 2012年12月22日(土)より、TOHOシネマズ・シャンテほか全国順次ロードショー!!

ネタバレご注意:あらすじ・ストーリー・結末まで、ネタバレ満開ですので、映画『 もうひとりのシェイクスピア (2011) ANONYMOUS 』をまだご覧になっていない方はネタバレにご注意ください。
 Warning!The items below here contain information that may give away important plot points. You may not want to read any further if you've not already seen this title.

★製作陣スタッフや登場人物キャスト情報は以下を参照してください。
⇒GoogleBlogger版【もうひとりのシェイクスピアのスタッフ&キャスト】
⇒GoogleBlogger版【もうひとりのシェイクスピアの映画解説】

【もうひとりのシェイクスピア/あらすじ結末までネタバレ満開 第01段落】
 先ず、現代の舞台で、自らもシェイクスピア舞台俳優であるデレク・ジャコビが「時代の魂??我らのシェイクスピア・・・しかしその存在は謎。ならば少々異端の暗黒なる物語をお見せしよう。」とモノローグを述べ、ナレーター・プロローグ案内人としての役割を果たす。もう一人のシェイクスピアとは一体誰? この映画の英語原題『 ANONYMOUS(アノニマス)』とは「匿名、作者不明、隠し名」の意味で、邦題は『 もうひとりのシェイクスピア 』と上手につけてある。

【もうひとりのシェイクスピア/あらすじ結末までネタバレ満開 第02段落】
 16世紀の英国はロンドン。映画冒頭はソールズベリー伯ロバート・セシル(エドワード・ホッグ)がお宝原稿を必死に探すよう命じているところから。劇作家ベン・ジョンソン(セバスチャン・アルメストロ)がそれらの原稿を持っていて、ローズ座に隠す。しかしセシルが原稿を探している間に劇場は焼け落ちる。

【もうひとりのシェイクスピア/あらすじ結末までネタバレ満開 第03段落】
 それに続く回想シーンで、五年前、四十年前に移っていく。主人公第17代オックスフォード伯エドワード・ド・ヴィアの子供時代から、謀反でのもつれ合いの壮年期、そして死へと、彼の人生が呼び起こされていくのだ。

【もうひとりのシェイクスピア/あらすじ結末までネタバレ満開 第04段落】
 主要な出来事はエリザベス朝<イングランド王国のテューダー朝のうち、特にエリザベス1世の治世期間(1558年 - 1603年)>末期に向けて起こる。それは、テューダー家とセシル家<父ウィリアム・セシル、息子ロバート・セシル>の間でエリザベス1世の王位継承の件で盛んに政治的陰謀があった時代だ。

【もうひとりのシェイクスピア/あらすじ結末までネタバレ満開 第05段落】
 回想シーン。幼きエドワード・ド・ヴィア(子役:ルーク・トーマス・テイラー)は驚異的な天才だと描かれる。1558/1559年というたった8歳か9歳のときに「真夏の夜の夢」を書き、若きエリザベス女王(若き日のエリザベス1世:ジョエリー・リチャードソン)の前で妖精パック(クレイグ・ソールズベリー)の役を演じたのだ。

【もうひとりのシェイクスピア/あらすじ結末までネタバレ満開 第06段落】
 エドワード・ド・ヴィアはそれから宰相ウィリアム・セシル(デヴィッド・シューリス)の抑圧的な清教徒的な家に暮らすことを強いられる。その家で数年後、アラス織り壁掛けの裏に潜んでいたセシルの偵察使用人(クリスチャン・センゲワルト)を殺害する。それは、「ハムレット」のポローニアスの死とそっくりだ。

【もうひとりのシェイクスピア/あらすじ結末までネタバレ満開 第07段落】
 ウィリアム・セシルはこの殺人をエドワード・ド・ヴィア(若き日のオックスフォード伯爵:ジェイミー・キャンベル・バウアー)をゆすることに利用し、自分の娘アン・セシル(若き日のアン・ド・ヴィア:Amy Kwolek)と愛の無い結婚をさせてしまう。更に、強制的に文学も断たせた。

【もうひとりのシェイクスピア/あらすじ結末までネタバレ満開 第08段落】
 エドワード・ド・ヴィアは後にエリザベス1世と恋仲になり、女王が彼との隠し子を生んだが、彼自身は知らない。その男の子は養子に出され(子役:ティモ・フーバー)、3代目サンサンプトン伯ヘンリー・リズリー(ゼイヴィア・サミュエル)となる。しかし、セシル家以外には親の正体は隠される。

【もうひとりのシェイクスピア/あらすじ結末までネタバレ満開 第09段落】
 エドワード・ド・ヴィアは作家になることを禁止することになるタブーと戦わねばならない。妻アン・ド・ヴィア(ヘレン・バクセンデイル)が家族(ブリジット・ド・ヴィア:ポーラ・シュラム、ジョン・ド・ヴィア:デトレフ・ボーズ)への不名誉として夫の文学作品執筆に我慢ならないのにも屈せず、女王の顧問たちの反対にも遭いながら。

【もうひとりのシェイクスピア/あらすじ結末までネタバレ満開 第10段落】
 その中でも最重要なのは、義父ウィリアム・セシルが劇場というのは罪深いと確信していることだ。セシルは、スコットランドのメアリー女王の息子ジェームズ(ジェームズ・クライド)をイングランドの王座に継承させようと計画するが、エドワード・ド・ヴィアとエリザベス女王との間にできた隠し子の存在に脅かされる。その子は王座への代わりの競争相手になるだろうし、純粋にテューダー家の血を引いているからだ。

【もうひとりのシェイクスピア/あらすじ結末までネタバレ満開 第11段落】
 第17代オックスフォード伯エドワード・ド・ヴィア(リス・エヴァンス)が子供のころに私的に披露した初演から四十年近く経った。彼は町の劇場に足を運び、芝居が観客たちの心を揺り動かしている様子に深く胸を打たれる。

【もうひとりのシェイクスピア/あらすじ結末までネタバレ満開 第12段落】
 その芝居の作者はベン・ジョンソンで、扇動的な内容だという一方的主張の理由で、王立民兵(リチャード・ポール指揮官:ジュリアン・ブリーチ、ポールの司令官:マイク・マース)に上演を途中で中断させられる。ベン・ジョンソンは逮捕されて投獄される。

【もうひとりのシェイクスピア/あらすじ結末までネタバレ満開 第13段落】
 「全ての芸術は政治絡みだ、さもなければ只の装飾に過ぎない」と考え、芸術のプロパガンダの力に引き付けられ、エドワード・ド・ヴィアはエセックス伯ロバート・デヴァルー(サム・リード)を正当な理由で昇格させることに自分が密かに書いた戯曲を使うことを決意する。

【もうひとりのシェイクスピア/あらすじ結末までネタバレ満開 第14段落】
 エセックス伯ロバート・デヴァルーは女王の隠し子の一人だからだ。セシル家お気に入りの候補者を払いのけて昇格させるのに、革命を先導するよう計画された宣伝として「ヘンリー五世」後には「リチャード三世」をエドワード・ド・ヴィアは書く。

【もうひとりのシェイクスピア/あらすじ結末までネタバレ満開 第15段落】
 エドワード・ド・ヴィアはロンドン塔に投獄されていたベン・ジョンソンに接触し、影響力やコネを使ってジョンソンを解放する。その意図は、自分の書いた「ヘンリー五世」をベン・ジョンソンの名で上演して欲しいからだ。

【もうひとりのシェイクスピア/あらすじ結末までネタバレ満開 第16段落】
 ベン・ジョンソンはその芝居が名を汚すような未熟な作品だろうと推測して、厭な顔をする。ジョンソンは原作者が誰であるかということは主張せず、成り行きで、無節操な若い役者のウィリアム・シェイクスピア(レイフ・スポール)が舞台に上がって作者だと名乗り出るのを許す。

【もうひとりのシェイクスピア/あらすじ結末までネタバレ満開 第17段落】
 この酔った厄介な馬鹿者が、エドワード・ド・ヴィアの表向きの人物の役割をすることになる。一方、ベン・ジョンソンはド・ヴィアの唯一の真実で腹心の友となるのだ。

【もうひとりのシェイクスピア/あらすじ結末までネタバレ満開 第18段落】
 けれども、ウィリアム・シェイクスピアは原作者の正体を発見してからというもの、グローブ座を建造するためにド・ヴィアからお金をゆすり取り、表向きの人物のふりをし続けるのに毎年400ポンド<因みに16世紀の庶民の年収は30〜60ポンドらしい>を上手くせしめる。

【もうひとりのシェイクスピア/あらすじ結末までネタバレ満開 第19段落】
 劇作家・詩人クリストファー・マーロウ(トリスタン・グラヴェル)がシェイクスピアの不可解な手腕がもう一人の手の才能を隠しているという真実に偶然に気付いた後、マーロウは喉をかっ切られて殺されているのが見つかる。ベン・ジョンソンは後にシェイクスピアと立ち向かい、シェイクスピアを殺人で訴える。

【もうひとりのシェイクスピア/あらすじ結末までネタバレ満開 第20段落】
 クライマックスでエドワード・ド・ヴィアは、せむしのロバート・セシルに見え透いて包み隠した攻撃として芝居の「リチャード三世」を使う。計画としては、暴徒にセシルに向うようにそそのかして、そうすれば王室での彼の地位は弱まるはすだからだ。

【もうひとりのシェイクスピア/あらすじ結末までネタバレ満開 第21段落】
 同時に、エセックス伯ロバート・デヴァルーはサンサンプトン伯ヘンリー・リズリーと共に宮殿へ行進することにする。それは彼が王位継承を主張するのを促進できるからだ。

【もうひとりのシェイクスピア/あらすじ結末までネタバレ満開 第22段落】
 そうしている間にエドワード・ド・ヴィアは、エリザベス1世(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)に昔の恋を思い出してもらうために『 ヴィーナスとアドーニス 』を書く。彼は親交が復活する雰囲気の中で女王に再会したい、そしてセシルを払いのけるように女王を説得したいと思っている。因みに、エリザベス1世に扮するヴァネッサ・レッドグレーヴと若き日のエリザベス1世に扮するジョエリー・リチャードソンは実生活で母と娘だから、老若の顔つきが当然似ていて自然でいい。

【もうひとりのシェイクスピア/あらすじ結末までネタバレ満開 第23段落】
 しかし、嫉妬したジョンソンがセシルに陰謀を裏切り、計画は失敗する。セシルは暴徒を銃殺して、エセックス伯ロバート・デヴァルーに合流するのを阻止する。女王はセシルに意見を揺り動かされて、エセックス伯が自分のことを手荒に王位から退けようとしているのだと考える。エセックス伯とサンサンプトン伯はセシルに容易く捕らえられ、二人とも反逆罪で斬首刑を命じられる。

【もうひとりのシェイクスピア/あらすじ結末までネタバレ満開 第24段落】
 ロバート・セシルは、エリザベスにはもっと私生子の息子がいることを打ちひしがれたエドワード・ド・ヴィアに教える。そのうちの一人はエドワード・ド・ヴィア自身だと。それが真実ならば、エドワード・ド・ヴィアは母親と近親相姦したことになる。

【もうひとりのシェイクスピア/あらすじ結末までネタバレ満開 第25段落】
 彼はエリザベスと内謁する。そこで、女王はサンサンプトン伯の恩赦を了解するが、エドワード・ド・ヴィアが‘シェイクスピア’作品の真の著者であることをこれからもずっと隠していくように主張するのだ。

【もうひとりのシェイクスピア/あらすじ結末までネタバレ満開 第26段落】
 女王の死後、ジェームズが王位継承を果たす。もっとも、ジェームズはシェイクスピアの芝居をもっと観たいと表明して、セシルのもっと清教徒的な体制の展望は閉ざされるが。

【もうひとりのシェイクスピア/あらすじ結末までネタバレ満開 第27段落】
 ウィリアム・シェイクスピアは不正手段で得た大金を元にストラトフォード・アポン・エイヴォンに引退して実業家になった。エドワード・ド・ヴィアは1604年に死去し、後悔しているベン・ジョンソンに原稿を委託していた。

【もうひとりのシェイクスピア/あらすじ結末までネタバレ満開 第28段落】
 セシルはそれでもなお原稿を破壊したがる。ローズ座が焼け落ちたのと共に原稿も燃えたとセシルは思い込んでいるが、後にジョンソンが、原稿が燃えずに残っていたのを発見する。しかし、殆ど無学のシェイクスピアでなくてエドワード・ド・ヴィアこそがそれらの原稿の真の著者であるという‘真実’は隠されたままである。

以上。
※<もうひとりのシェイクスピアのネタバレ>のテキストは、<『ANONYMOUS』-Wikipedia>英語版の翻訳、『ANONYMOUS』-IMDb、『もうひとりのシェイクスピア』EPK、公式サイト・関連サイト等を引用。
※本ファイル<もうひとりのシェイクスピアのネタバレ>には間違いがある場合がありますので、お読みになる方は、どうかご了承くださいませ。

テキスト:幸田幸


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