【恭子の動画映像ブログ】 2012年11月7日(水)公開予定
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トールマンのネタバレ映画『 トールマン 』の解説
映画『 トールマン 』の予告編
※動画はhollywoodstreamsへリンクで掲載
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| 【トールマンのネタバレ】 今日のタイトルは「トールマンのネタバレ」です。 そしてYouTube動画映像版は映画『トールマン』の予告編です。 映画『 トールマン (2012) THE TALL MAN 』の映画解説はこちらから。 このページは、映画『 トールマン (2012) THE TALL MAN 』のWikipedia英語版のプロットの日本語訳版です。 ■映画『トールマン』の劇場公開 2012年11月3日(土)より、シアターN渋谷にてロードショー!ほか全国順次公開!! ※ネタバレご注意：あらすじ・ストーリー・結末まで、ネタバレ満開ですので、映画『 トールマン (2012) THE TALL MAN 』をまだご覧になっていない方はネタバレにご注意ください。 Warning！The items below here contain information that may give away important plot points. You may not want to read any further if you've not already seen this title. ★製作陣スタッフや登場人物キャスト情報は以下を参照してください。 ⇒GoogleBlogger版【トールマンのスタッフ＆キャスト】 ⇒GoogleBlogger版【トールマンの映画解説】 【トールマン／あらすじ結末までネタバレ満開 第01段落】 映画冒頭のクレジットが出ると、ジェニー（ジョデル・フェルランド）という口のきけない少女の無愛想なナレーションが聞こえる。ジェニーはスケッチブックを常に携えて、折々の感情や恐怖感をそこに描く。 【トールマン／あらすじ結末までネタバレ満開 第02段落】 ジェニーの家庭は妹、若いシングルマザー、それに口汚い義理の息子という構成で、機能していない。このジェニーが住む町で何か大変おかしなことになっているのだと語っていく。 【トールマン／あらすじ結末までネタバレ満開 第03段落】 この町は孤立し、貧困で、荒れ果てている。そして子供を誘拐する何か、或いは誰か、を非常に恐れているのだ。誰か知らぬが人呼んで“トールマン”というその地の伝説的存在が、その町の子供を浚って夜に消えていく超自然的なものと考えられている。 【トールマン／あらすじ結末までネタバレ満開 第04段落】 ここは米国太平洋岸のワシントン州の小さな町コールド・ロック。廃坑になった寂れた町で、アルコール中毒者、狂気の女、一軒のレストラン、一箇所の診療所、口のきけない感じ易い一少女、それに、その連続誘拐犯を追っている常にしかめっつらをしているＦＢＩ諜報員（デレク・Ｊ・フィニック）が見られる。 【トールマン／あらすじ結末までネタバレ満開 第05段落】 よちよち歩きの子供が二ヶ月ごとに誘拐されて行方不明に。それを、コールド・ロックの住民は、森に棲む“トールマン”という悪魔の仕業だと信じ込み始めている。米国第３３代の大統領「トルーマン」ではないです！「背の高い男」という「トールマン」です。 【トールマン／あらすじ結末までネタバレ満開 第06段落】 主人公ジュリア・デニング（ジェシカ・ビール）はコールド・ロックに住む診療所の看護師。夫もこの町で医者をしていたのだが亡くなって、ジュリアは未亡人だ。でも夫に本当は何が起きたのか一度も口に出さない。 【トールマン／あらすじ結末までネタバレ満開 第07段落】 ジュリアは町から少し離れたところの大きな家に住んでいる。幼い息子デヴィッド（ジェイコブ・デイヴィス）と、気立てのいい住み込みの若いベビーシッター、クリスティーン（イヴ・ハーロウ）と一緒だ。 【トールマン／あらすじ結末までネタバレ満開 第08段落】 ジュリアの身なりは地味で旧式。着飾ったり、息子とアクションフィギュアで遊んで走り回ったりするのに何の問題も無い。しかし、家にはテレビは置いていない。置かせないのだ。 【トールマン／あらすじ結末までネタバレ満開 第09段落】 ジュリアはコールド・ロックの町を明らかに非常に気にしている。放浪する狂気の女性のことを気にかける唯一の人物だろう。また、金銭的に生活苦にあり虐待的関係にある女性の子供たちに目を光らせてもいる。 【トールマン／あらすじ結末までネタバレ満開 第10段落】 さて、一日のきつい仕事も終わり、レストラン（ウェイトレス：Jenna Gatschene）では地元住民に優しく振舞っている。そして帰宅して息子と遊ぶ。こういう家庭的シーンには笑いの要素もある。幼いデヴィッドが野菜を食べるのに吐く言葉とかだ。 【トールマン／あらすじ結末までネタバレ満開 第11段落】 レストランである男が、もうすぐトールマンのお出ましだとぶっきらぼうに言っていた。ということは、映画的進展として、ヒロインのジュリアの幼い息子が次のターゲットということ。 【トールマン／あらすじ結末までネタバレ満開 第12段落】 レストランで息子とベビーシッターと食事をし、ジュリアはお酒も飲んだ。そして二階のオフィスに引きこもり、ソファーで仮眠してしまう。 【トールマン／あらすじ結末までネタバレ満開 第13段落】 階下で物音がして、その後、ラジオの大音量の談義が聞こえる。降りると、ベビーシッターは血まみれで、さるぐつわを嵌められ縛られている。それから子供部屋に急いで向かうと、息子の姿は消えていた。というか、少なくとも、そういうふうに初めは見える・・・。 【トールマン／あらすじ結末までネタバレ満開 第14段落】 トールマンに浚われたんだ。幼いデヴィッドは半殺しにされているんだ。ジュリアはネグリジェのまま、誘拐魔トールマンを必死で追いかける。真夜中、森の中を駆け抜け、息子を乗せたパン・トラックを追いかけて飛び乗る。 【トールマン／あらすじ結末までネタバレ満開 第15段落】 ひと気の無い公道をトラックを追って恐怖の想いで誘拐犯にしがみつく。そしてトラックは横転して、ジュリアは怪我をしてまでデヴィッドを探し続ける。 【トールマン／あらすじ結末までネタバレ満開 第16段落】 目をギョッと開き、絶望的な母親像をジェシカ・ビールが熱く演じる。森の中で悲鳴を上げ、遂には椅子に括られて長い間、叫び声を上げながら取り残される。 【トールマン／あらすじ結末までネタバレ満開 第17段落】 息子が誘拐されて、ジュリアは子供たちを浚うと言われている「トールマン」という存在の解明をしようと試みるのだ。 【トールマン／あらすじ結末までネタバレ満開 第18段落】 ジュリアは町に戻ると唯一のレストランに辿りつくが、地元民は彼女に対して面白くない感情を抱く。ドッド警部補（スティーヴン・マクハティ）だけが味方をしてくれているようだ。 【トールマン／あらすじ結末までネタバレ満開 第19段落】 チェスナット保安官（ウィリアム・Ｂ・デイヴィス）はツンとしてしがない保安官で、ジュリアに起こったこの事件で次はどうなるのか、恐ろしいし疑っている。 【トールマン／あらすじ結末までネタバレ満開 第20段落】 映画冒頭で紹介した口のきけない少女ジェニーは、映画にアクセントを加えるような形で時を見計らって登場し、映画の終結や真実をもたらす役割を果たしている。このジェニーのお陰で、観客は「トールマン」の実像は一体なんなのかを理解しやすくなっていく。 【トールマン／あらすじ結末までネタバレ満開 第21段落】 こういう人さらいの背景の陰謀や目的を理解してくると、この映画はただのホラーではなくて道徳・倫理観を扱っている物語で、刺激的でじれったいと分かってくる。 【トールマン／あらすじ結末までネタバレ満開 第22段落】 「トールマン」と信じ込んでいる存在を追求している間に、ジュリアの息子デヴィッドは実は実の子ではないのだと暴露される。デヴィッドも、誘拐された子供たちの一人だったのだ！ 【トールマン／あらすじ結末までネタバレ満開 第23段落】 ジュリアというのは、自分の子の居所を探すのに必死の、ひどく取り乱した母親なのではない。この町の皆がずっと恐れてきた正にその人物なのだ。 【トールマン／あらすじ結末までネタバレ満開 第24段落】 ジュリアの“息子”を浚っていったのは、実際には、その子の実の母親（ジョディ・サドウスキー）で、ジュリアが誘拐して自宅に連れ込んでいることを偶々発見して行動に移したのだった。 【トールマン／あらすじ結末までネタバレ満開 第25段落】 その母親はホームレスで町では気が狂っていると思われていたのだが、自力で自分の息子を救い出そうと決意した。もし警察に行けば、皆に尊敬されている看護師のジュリアの言い分が通ってしまって自分は狂女が世迷言を言っているだけだと思われるのが関の山だと思ったから。 【トールマン／あらすじ結末までネタバレ満開 第26段落】 デヴィッドが救出された後、町の人々はジュリアこそがずっと恐れてきた連続誘拐犯であると認識し、ジュリアは逮捕されて留置所（看守：ジョン・ライアン、ケヴィン・デウォルト、女性看守：メリッサ・キブソン、服役者：メリッサ・パテノード、ミシェル・マンゴール、ジャクリーン・エギー、アンジェラ・スコット）に送られる。 【トールマン／あらすじ結末までネタバレ満開 第27段落】 ジュリアが今や収監され、１８人の子供を誘拐して殺害したということになっているが、最後の一人がトールマンによって突然さらわれる。 【トールマン／あらすじ結末までネタバレ満開 第28段落】 ジュリアは子供たちの誘拐・殺人を認める。しかし、その自白は嘘であると後に判明するのだ。ドッド警部補（スティーヴン・マクハティ）は真相解明に奔走してくれるが、チェスナット保安官は言わばやる気なし。 【トールマン／あらすじ結末までネタバレ満開 第29段落】 実は、ジュリアはある組織の一員なのだ。劣悪状況の家庭から幼い子供を“救い出して”裕福な家庭の子にする。世代から世代へと続いていく貧困と虐待の繰り返しを止めようとする試みである。 【トールマン／あらすじ結末までネタバレ満開 第30段落】 その組織は世界中に広がり、子供たちは地球の至る所から拉致する。そして、虐待や育児放棄といったもののない健全な家庭で本当の暮らしをするという機会を与えるという。 【トールマン／あらすじ結末までネタバレ満開 第31段落】 トールマンというのは、ジュリアの死んだことになっている夫なのだ。夫もその組織に属しているわけだ。彼らは汚くて滅茶滅茶で崩壊している家庭から子供を誘拐して、都会で新生活を与える。 【トールマン／あらすじ結末までネタバレ満開 第32段落】 このストーリーに含蓄されている問題が少なからずある、と批評されているようだ。そんなうまく事が運ぶ筈が無いのだと。子供たちはいずれ見つけられるだろうし。更に、子供当人の視点から質問がこうあるだろうし。「僕って（私って）幸せになったの？どうなのよ！」 【トールマン／あらすじ結末までネタバレ満開 第33段落】 そう、最後の子供の語りがその質問を文字通りぶちまける。そして繰り返す。「ね、どうなのよ？」 こういう映画だから、ホラーではないのだ。 【トールマン／あらすじ結末までネタバレ満開 第34段落】 口のきけない少女ジェニーは、新生活のために払った犠牲はその価値があるのかしら、と思いながら映画は終わっていく。 以上。 ※＜トールマンのネタバレ＞のテキストは、＜『THE TALL MAN』-Wikipedia＞英語版の翻訳、『THE TALL MAN』-IMDb、『トールマン』ＥＰＫ、公式サイト・関連サイト等を引用。 ※本ファイル＜トールマンのネタバレ＞には間違いがある場合がありますので、お読みになる方は、どうかご了承くださいませ。 テキスト：幸田幸 |
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