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【恭子の動画映像ブログ】 2012年10月31日(水)公開予定
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危険なメソッドのネタバレ |
映画『 危険なメソッド 』の解説
映画『 危険なメソッド 』の予告編
※動画はLionsgateFilmsUKへリンクで掲載
(C)2011 Lago Film GmbH Talking Cure Productions
Limited RPC Danger Ltd Elbe Film GmbH. All
Rights Reserved.
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危険なメソッドのネタバレ |
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【危険なメソッド】
今日のタイトルは「危険なメソッドのネタバレ」です。
そしてYouTube動画映像版は映画『危険なメソッド』の予告編です。
映画『 危険なメソッド (2011) A DANGEROUS METHOD 』の映画解説はこちらから。
このページは、映画『 危険なメソッド (2011) A DANGEROUS METHOD 』のWikipedia英語版のプロットの日本語訳版です。
■映画『危険なメソッド』の劇場公開
2012年10月27日(土)より、TOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマ他全国ロードショー!!
※ネタバレご注意:あらすじ・ストーリー・結末まで、ネタバレ満開ですので、映画『
危険なメソッド (2011) A DANGEROUS METHOD 』をまだご覧になっていない方はネタバレにご注意ください。
Warning!The items below here contain information
that may give away important plot points.
You may not want to read any further if you've
not already seen this title.
★製作陣スタッフや登場人物キャスト情報は以下を参照してください。
⇒GoogleBlogger版【危険なメソッドのスタッフ&キャスト】
⇒GoogleBlogger版【危険なメソッドの映画解説】
【危険なメソッド/あらすじ結末までネタバレ満開 第01段落】
1904年、チューリッヒ大学附属のブルクヘルツリという著名な精神病院に若い女性が入院する。ザビーナ・シュピールライン(キーラ・ナイトレイ)という統合失調症患者である。そこで、若きスイス人の精神科医カール・グスタフ・ユング(マイケル・ファスベンダー)による新しい治療法を受け始める。
【危険なメソッド/あらすじ結末までネタバレ満開 第02段落】
ユングは、ジークムント・フロイト(ヴィゴ・モーテンセン)の革命的精神分析学へ接近するのに、「自由連想法」と「夢分析」を使って治療する。そうして分かったのは、ザビーナ・シュピールライン嬢の症状のきっかけとなったのは、子供の頃に短気の父親ニコライ・シュピールライン(ウラジミル・マツチン)に裸で尻を叩かれる習慣によって感じた屈辱と性的刺激ということだ。
【危険なメソッド/あらすじ結末までネタバレ満開 第03段落】
そういう矛盾する感情に、そんな罰を受けるようなことは何もしていないという彼女の本能的な知識<ドイツ語を話す天使の声で告げられる>が混ぜ合わされたのだ。更に、実際、母親は浮気をする不貞妻だったので、夫が妻を虐待する代役を娘のザビーナがさせられていたことも分かっていて、それもザビーナの感情に混ぜ合わされていた。
【危険なメソッド/あらすじ結末までネタバレ満開 第04段落】
また、富裕なロシア系ユダヤ人の家庭だったので、大学の学問の準備に破格の教育を大金を惜しまず出してザビーナに受けさせた。ザビーナは男性経験はなかった。
【危険なメソッド/あらすじ結末までネタバレ満開 第05段落】
ザビーナの知性と気力は、ユングと病院長のオイゲン・ブロイラー教授(アンドレ・ヘンニック)に即座に認められ、励まされた。
【危険なメソッド/あらすじ結末までネタバレ満開 第06段落】
ザビーナは医学研究を目指しているので、彼らは自分たちの実験で助手をするのを許可した。「自由連想法」の実験の間に被実験者の肉体的反応を測定することもあり、精神分析の科学的根拠として実験によって得られるデータを供給し、フロイトの理論のもっと人目を引く面を改善するためであった。フロイトの理論は、精神疾患の全ては、現実であれ幻想であれ、子供時代の性的体験に根付いているのだと主張している。
【危険なメソッド/あらすじ結末までネタバレ満開 第07段落】
この新しい科学は医師たちの自分たち自身の観察や、お互いの観察、家族の観察に基づいているのであって、患者だけの観察ではないのだ、ともザビーナは間もなく知ることとなる。例えば、ユングの妻エマ(サラ・ガドン)、ユングの娘アガーテ(ナイケ・ヤスチク)やグレット(サラ・アダムズ)。フロイトの妻マルタ(カタリーナ・パルム)、フロイトの義妹ミナ・ベルナイ(ニーナ・エズィズィ)、フロイトの娘アンナ(ジュリー・シュヴァリエ)にゾフィー(シンシア・コジマ)、フロイトの息子ジャン(アンドレア・マグロ)やオリバー(アーロン・ケラー)やエルンスト(ミルコ・Naeger-Guckeisen)らも観察対象だ。
【危険なメソッド/あらすじ結末までネタバレ満開 第08段落】
医師たちは会う前に長々と通信し合い、そうしてから夢を共有し始め、お互いの分析をし始めるのだ。こうして、オーストリアの神経科医フロイト<1856‐1939>はスイスの精神科医ユング<1875‐1961>を後継者および代弁人として養子にする。
【危険なメソッド/あらすじ結末までネタバレ満開 第09段落】
ザビーナの自己認識が鋭くなるにつれて、ザビーナが独特の展望を秘めた同好の士であるとユングは気付く。それで「転移」として当時すでによく知られていたものの中で、魅力は深まっていく。<注:フロイトが名づけた「転移」とは、患者が過去に自分にとって重要だった人物(多くは両親)に対して持った感情を、目前の治療者に対して向けるようになるという現象のことだそうだ。>
【危険なメソッド/あらすじ結末までネタバレ満開 第10段落】
ユングは結婚して妻子ある身ゆえの不倫への抵抗感、患者と恋愛・肉体関係を持つというタブー破りは、ある人物の出現で乗り越えてしまえる。オットー・グロス(ヴァンサン・カッセル)という、女狂いで情緒不安定な才気のある精神分析医がユングの患者になって、野生的で後悔なんてしないという自信の持ち主だったからだ。
【危険なメソッド/あらすじ結末までネタバレ満開 第11段落】
彼は概して一夫一婦制を非難し、「転移」への抵抗は、正常で健全な性衝動の抑制症状であると提言し、自由奔放に楽しめとユングに熱心に勧める。ユングは遂に患者ザビーナとの一線を越えてしまう。紐などで肉体的に拘束する性的行動や時には平手で尻を叩くなどの激しいシーンもある。
【危険なメソッド/あらすじ結末までネタバレ満開 第12段落】
ユングがザビーナの学位論文の助言者になると、事態はますます込み入ってくる。ユングはザビーナを患者として研究したものだけでなく、やがてはザビーナの論文さえも出版するようになるのだ。
【危険なメソッド/あらすじ結末までネタバレ満開 第13段落】
ザビーナの根源の考えは子供時代のトラウマへの洞察だけに根付いているのではなくて、ユングとの関係の強さと葛藤にも根付いている。
【危険なメソッド/あらすじ結末までネタバレ満開 第14段落】
ザビーナ・シュピールラインの理論はこうだ。本当に英雄的で独創的創造というのは、大きな葛藤の厳しい試練からしか生まれない。例えば、正反対の関係者間の惹きつけ合いとかタブー破りとか。従って、創造への本能というのは破壊衝動と密接に繋がるということ。それゆえ、こういう感情や考えは、繁殖しようとする生物学的衝動の根源にもかかわらず性的表現に限られたものではない。
【危険なメソッド/あらすじ結末までネタバレ満開 第15段落】
ワーグナーのオペラ「ニーベルングの指環」のストーリーでもあるように、ユングはザビーナが彼の子を生むことを遂に拒否するという結末に終わる。禁じられた結婚から生まれた典型的なゲルマン族の英雄ジークフリート<大竜を退治した英雄・「ニーベルンゲンの歌」前編の主人公>の伝説に二人は自分たちを重ねる。
【危険なメソッド/あらすじ結末までネタバレ満開 第16段落】
ユングが担当医師と患者という関係に再び留まろうとした後、ザビーナは専門的援助をフロイトに訴え、私たち二人の関係の真実をフロイトに話せとユングに迫る。あなたを公に駄目にすることもできるのよとは思ったものの、そうしたくはなかった。
【危険なメソッド/あらすじ結末までネタバレ満開 第17段落】
フロイトは関係を知っているぞと言ってユングを苛める。ユングはフロイトと全く異なる理論を出版する計画を立てているからだ。
【危険なメソッド/あらすじ結末までネタバレ満開 第18段落】
ユングは「無意識の心理学」に取り組んでおり、象徴主義・(ユング心理学の)原型・転移といった諸々の生まれてくる理論は、ザビーナの学位論文のテーマ及びジークフリート神話の二人の討論に大いに影響されている。
【危険なメソッド/あらすじ結末までネタバレ満開 第19段落】
けれどもユングは二人の間でのみザビーナを認めて、出版物にザビーナを引き合いに出さないのだ。そしてフロイトも同様。ユングの影響の領域から彼女が離脱したのを歓迎したという事実にも拘わらずだ。
【危険なメソッド/あらすじ結末までネタバレ満開 第20段落】
ユングはフロイトの“息子・後継者”という殻を脱ぎ捨てる。こうしてユングとフロイトの関係は決裂した。
【危険なメソッド/あらすじ結末までネタバレ満開 第21段落】
ウィーンで新・精神分析学協会の会議の場でザビーナ・シュピールラインが述べた新しい考えをフロイトが払いのけた直ぐ後、ザビーナはロシア系ユダヤ人の内科医パヴェル・ナウモーヴィチ・シェフテルと結婚して、二人の男を置き去りにしたのであった。
以上。
※<危険なメソッド>のテキストは、<『THE
COLD LIGHT OF DAY』-Wikipedia>英語版の翻訳、『THE
COLD LIGHT OF DAY』-IMDb、『危険なメソッド』EPK、公式サイト・関連サイト等を引用。
※本ファイル<危険なメソッド>には間違いがある場合がありますので、お読みになる方は、どうかご了承くださいませ。
テキスト:幸田幸
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