ウェイバック-脱出6500km-のネタバレ@映画の森てんこ森

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※この欄のイラストは「NOM's FOODS iLLUSTRATED」さまより使用許諾を得ています。(c)映画の森てんこ森/F・恭子
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映画『 ウェイバック-脱出6500km- 』の解説
※クリックでYouTube『ウェイバック-脱出6500km- (2012) THE WAY BACK』予告編へ
映画『 ウェイバック-脱出6500km- 』の予告編
※動画はE1EntertainmentUKへリンクで掲載
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ウェイバック-脱出6500km-/映画『 THE WAY BACK 凍える太陽 』あらすじ・ストーリーのネタバレ/結末まで完全ネタバレ

by ネタバレンタイン犬@映画の森てんこ森 ウェイバック-脱出6500km-のネタバレ
ウェイバック-脱出6500km-のネタバレ
 今日のタイトルは「ウェイバック-脱出6500km-のネタバレ」です。
 そしてYouTube動画映像版は映画『ウェイバック-脱出6500km-』の予告編です。
 映画『 ウェイバック-脱出6500km- (2010) THE WAY BACK 』の映画解説はこちらから。
 このページは、映画『 ウェイバック-脱出6500km- (2010) THE WAY BACK 』のWikipedia英語版のプロットの日本語訳版です。

映画『ウェイバック-脱出6500km-』の劇場公開
 2012年9月8日(土)より、銀座シネパトスほか全国ロードショー!!

ネタバレご注意:あらすじ・ストーリー・結末まで、ネタバレ満開ですので、映画『 ウェイバック-脱出6500km- (2010) THE WAY BACK 』をまだご覧になっていない方はネタバレにご注意ください。
 Warning!The items below here contain information that may give away important plot points. You may not want to read any further if you've not already seen this title.

★製作陣スタッフや登場人物キャスト情報は以下を参照してください。
⇒GoogleBlogger版【ウェイバック-脱出6500km-のスタッフ&キャスト】
⇒GoogleBlogger版【ウェイバック-脱出6500km-のフィルモグラフィー】

【ウェイバック-脱出6500km-のネタバレ/あらすじ結末までネタバレ満開 第01段落】
 1939年のこと、ポーランド人の兵士ヤヌシュ(ジム・スタージェス)はソ連のポーランド侵攻の際に捕虜にされた。ソ連の将校(ザハリー・バハロフ)に尋問されるが、ヤヌシュは罪を認めるのを拒否する。

【ウェイバック-脱出6500km-のネタバレ/あらすじ結末までネタバレ満開 第02段落】
 しかし、ヤヌシュの妻(サリー・エドワーズ)は拷問を受けて、その部屋に連行され、夫ヤヌシュが罪を犯したと述べるように強要される。そのため、ヤヌシュはグーラグ<政治犯のためのロシアの模範囚収容所>での二十年間の懲役を宣告される。

【ウェイバック-脱出6500km-のネタバレ/あらすじ結末までネタバレ満開 第03段落】
 シベリアの捕虜収容所でヤヌシュは仲間ができる。ミスター・スミス(エド・ハリス)はアメリカの地下鉄技師。カバロフ(マーク・ストロング)は俳優。ヴァルカ(コリン・ファレル)は非情なロシアの犯罪者。

【ウェイバック-脱出6500km-のネタバレ/あらすじ結末までネタバレ満開 第04段落】
 トマシュ(アレクサンドル・ポトチェアン)は芸術家で、このグループの食事係。カジク(セバスチャン・アーツェンドウスキ)は夜盲症のポーランド人。ヴォス(グスタフ・スカルスガルド)はラトビアの聖職者。ゾラン(ドラゴス・ブクル)はユーゴスラビア人の会計士である。

【ウェイバック-脱出6500km-のネタバレ/あらすじ結末までネタバレ満開 第05段落】
 カバロフはヤヌシュに脱走計画を打ち明ける。カバロフの予定経路は、バイカル湖を通り過ぎてモンゴルまで南下するルートだ。

【ウェイバック-脱出6500km-のネタバレ/あらすじ結末までネタバレ満開 第06段落】
 カバロフは自身の徳を改善するために脱出を夢想しているのだと、スミスはヤヌシュに語る。しかし、スミスは本気で脱出しようと考えている。

【ウェイバック-脱出6500km-のネタバレ/あらすじ結末までネタバレ満開 第07段落】
 鉱山での強制労働の刑を宣告された後、ヤヌシュは激しい吹雪の間の脱走計画の実行を決断する。スミス、ヴァルカ、ゾラン、ヴォス、トマシュ、カジクもヤヌシュと一緒に脱走する。

【ウェイバック-脱出6500km-のネタバレ/あらすじ結末までネタバレ満開 第08段落】
 第一夜、薪を探していて、カジクは夜盲症のために道に迷い、遂に凍死する。カジクの遺体は翌朝、仲間に発見され、埋葬された。

【ウェイバック-脱出6500km-のネタバレ/あらすじ結末までネタバレ満開 第09段落】
 彼の墓で、ヤヌシュは「自由の身の男、ここに死す。」と言う。それから四、五週間後、一行は絶望的は道の迷い方をして途方に暮れ、大きな洞穴で野宿する。

【ウェイバック-脱出6500km-のネタバレ/あらすじ結末までネタバレ満開 第10段落】
 ヤヌシュは独りでバイカル湖を探しに行くことを決心する。シベリアのステップ<大草原地帯>を三日間も徒歩で移動した後、崖の上からバイカル湖が見えて、仲間の野宿の地へ戻るが、疲労困憊で死にそうだ。

【ウェイバック-脱出6500km-のネタバレ/あらすじ結末までネタバレ満開 第11段落】
 一行がバイカル湖に到着すると、イリーナ(シアーシャ・ローナン)というポーランド人の女の子と遭遇する。コルホーズ<集団農場>から逃げてきたのだ、元はワルシャワ郊外の村の出身で、そこで両親がロシア兵に殺されたのだ、とイリーナは語る。

【ウェイバック-脱出6500km-のネタバレ/あらすじ結末までネタバレ満開 第12段落】
 スミスには、その少女が嘘をついていることが分かる。何故かと言うと、ワルシャワはドイツの占領地域内にあり、ロシア兵はまだそこに着いていない筈だからだ。しかし、スミスはイリーナを、二度と嘘はつかないと約束するならと、許してやる。

【ウェイバック-脱出6500km-のネタバレ/あらすじ結末までネタバレ満開 第13段落】
 イリーナは両親と共にソ連にやって来たのだと一行に話す。両親は共産主義の理想主義者で、結局はスパイとして逮捕されてしまった。

【ウェイバック-脱出6500km-のネタバレ/あらすじ結末までネタバレ満開 第14段落】
 やがて、一行はロシア・モンゴル国境に到達するけれども、ヴァルカはロシアに残る決断をする。理由は、投獄はされたけれど、ロシアは未だに故国でありヨシフ・スターリンは英雄だと見なしているからだ。

【ウェイバック-脱出6500km-のネタバレ/あらすじ結末までネタバレ満開 第15段落】
 一行が逃避行を続けると、背の高いアーチ状の門が道路を跨いでいるのを見つける。それにはヨシフ・スターリン、紅星、ホルローギーン・チョイバルサン<モンゴルの革命家・軍人・政治家>、それに握手の絵が描かれている。ということは、モンゴルは今や同様に共産国になったわけで、ここも安全ではないということだ。

【ウェイバック-脱出6500km-のネタバレ/あらすじ結末までネタバレ満開 第16段落】
 近くの中国での情勢ゆえ、一番近い安全な場所はインドだという結論になる。だから一行はゴビ砂漠を抜けて南下を続けることにした。

【ウェイバック-脱出6500km-のネタバレ/あらすじ結末までネタバレ満開 第17段落】
 砂漠縦断で一行は夥しい脱水症状になるが、幸運にも、井戸を見つけた。彼らは運べる限りの水を蓄えて、南下を続ける。

【ウェイバック-脱出6500km-のネタバレ/あらすじ結末までネタバレ満開 第18段落】
 次は砂嵐だ。逃げ場にした砂丘の陰で数時間も過ごさねばならない。再び砂漠を進むと、水は底を突き、皆、ぐったりし始める。日射病はもちろん、両足と顔には水ぶくれがひどい。

【ウェイバック-脱出6500km-のネタバレ/あらすじ結末までネタバレ満開 第19段落】
 イリーナは何度も倒れこむようになり、遂には亡くなる。残った五人は歩き続け、やがてトマシュも亡くなり、スミスは生きる意欲を失くす。

【ウェイバック-脱出6500km-のネタバレ/あらすじ結末までネタバレ満開 第20段落】
 その晩、ゾランとヴォスは歩みを進めるが、ヤヌシュは見るからに死にそうなスミスに付き添って残る。スミスがヤヌシュに語るには、息子をロシアに連れて来たという罪を克服できないのだと。

【ウェイバック-脱出6500km-のネタバレ/あらすじ結末までネタバレ満開 第21段落】
 それでヤヌシュはこう説明してあげる。妻に再会して、妻を許し、そうすれば妻自身も自分を許せるだろうから、そういう願望がこの辛い逃避行の原動力になっているのだと。つまりは、スミスだって自分を許したらいいのだと言い含めているのだ。

【ウェイバック-脱出6500km-のネタバレ/あらすじ結末までネタバレ満開 第22段落】
 スミスとヤヌシュは先に進んだ仲間に追いつき、翌日には小さな小川が見つかって、脱水症状から皆、救われた。

【ウェイバック-脱出6500km-のネタバレ/あらすじ結末までネタバレ満開 第23段落】
 もう、ヒマラヤ山脈が視界に入っている。岩に腰掛けて休息していると、チベット人男性に見つけられて、付近の僧院に案内してもらえた。彼らは体力を回復できるが、僧たちに、インドには春までに無事にたどり着くことはできないと教えられる。

【ウェイバック-脱出6500km-のネタバレ/あらすじ結末までネタバレ満開 第24段落】
 スミスはラサまで進み続けようと決心する。ラサには米国の軍事使節がいるから、アメリカ合衆国まで俺を戻してくれるだろうという。そして、俺たち、遂に「やったぞ!」と仲間に告げる。

【ウェイバック-脱出6500km-のネタバレ/あらすじ結末までネタバレ満開 第25段落】
 予期せぬ雪でこの逃避行は困難になるとの警告にも拘らず、ヤヌシュは歩みを続けようと言い張る。間もなく、ヒマラヤ山脈越えを続け、遂に、ネパールとインドの国境までたどり着く。そこでは地元民に温かく迎えられる。こうして、4000マイル(約 6437.3884 km、邦題で6500km)にわたる過酷な旅は終わった。

【ウェイバック-脱出6500km-のネタバレ/あらすじ結末までネタバレ満開 第26段落】
 映画の終わりでは、ヤヌシュが故郷の妻のもとへ戻ったことを追憶している。その後に、中欧・東欧での共産党の統治およびその結果の打倒のモンタージュが続く。

【ウェイバック-脱出6500km-のネタバレ/あらすじ結末までネタバレ満開 第27段落】
 最後のシーンは、1989年にヤヌシュ(老人役:イリネイ・コンスタンティノフ)と妻(老女役:マグレナ・カラランボワ)が再会して再び一緒になっているところだ。

以上。
※<ウェイバック-脱出6500km->のテキストは、<『THE WAY BACK』-Wikipedia>英語版の翻訳、『THE WAY BACK』-IMDb、『ウェイバック-脱出6500km-』EPK、公式サイト・関連サイト等を引用。
※本ファイル<ウェイバック-脱出6500km->には間違いがある場合がありますので、お読みになる方は、どうかご了承くださいませ。

テキスト:幸田幸


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