■ヘイフラワーとキルトシュー＠映画の森てんこ森

※以下の映画『 ヘイフラワーとキルトシュー 』の画像とテキスト一部は、許諾を得て引用、幸田幸（こうださち）が編集したものです。
幸田幸の映画解説『 ヘイフラワーとキルトシュー　(2002) HAYFLOWER AND QUILTSHOE 』はこちらから・・・

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『 ヘイフラワーとキルトシュー 』画像#01 『 ヘイフラワーとキルトシュー 』画像#02 『 ヘイフラワーとキルトシュー 』画像#03 『 ヘイフラワーとキルトシュー 』画像#04 『 ヘイフラワーとキルトシュー 』画像#05 『 ヘイフラワーとキルトシュー 』 『ヘイフラワーとキルトシュー』公式ＨＰ： http://www.hayflower.com 『ヘイフラワーとキルトシュー』予告編は公式ＨＰで公開中

ヘイフラワーとキルトシューは ７才と５才の姉妹。 毎日毎日いつも一緒に遊んでいます。 でも、あと一週間で ヘイフラワーが小学生に・・・。 ポテトの研究しか頭にないパパ、 家事が全くダメなママ、 そしてとんでもなく ワガママな妹のキルトシュー。 実はこの一家、 しっかり者のおねえちゃん ヘイフラワーに おんぶに抱っこの 暮らしなのです。 お皿を洗うのも、ポテトの皮をむくのも、 キルトシューにご本を読んであげるのも、 ぜ〜んぶおねえちゃんの役目。 いたいけなヘイフラワーは、 パパとママと妹のキルトシューのためだけに 毎日せっせと働いているのです。 でも彼女は家にいなくなってしまったら、 いったいどうなってしまうのでしょう・・・。 そんな家族を心配して、 ヘイフラワーは一生懸命祈ります。 「神様、お願い。 私の家族を普通の家族に してください・・・。」と・・・。 果たしてヘイフラワーは、 無事小学生になれるのでしょうか？！

※以上のテキストは公式ページより引用

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■■『ヘイフラワーとキルトシュー』のストーリー
　◇以下は幸田幸のあらすじです・・・

【ヘイフラワーとキルトシュー ＃01】　ヘイナハットゥ（カトリーナ・タヴィ）とヴィルッティトッス（ティルダ・キーアンレヘト）という幼い姉妹は大の仲良し。ここでは、英語版的にヘイフラワーとキルトシューとしておこう。ヘイフラワーとキルトシュー姉妹はフィンランドの田園地帯で父母と暮らしている。姉ヘイフラワーは７歳ながら、面倒見がとてもよくて、お母さんよりもよく家事をするし妹の世話もしてあげている。妹のキルトシューはいかにも妹という感じで、ピッグテールで腕白でお茶目で短気な５歳。スチルでも二人は物凄く可愛い。

【ヘイフラワーとキルトシュー ＃02】　ヘイフラワーとキルトシューの父親マッティ・カッティラコスキー（Antti Virmavirta）は植物学の科学者で、生涯の研究対象が‘ジャガイモ’。だから家にいることはあまりなくて、畑でジャガイモの塊茎をいじっていたり研究室でビーカーとにらめっこしたりと、研究ばかりに勤しんでいる。母親ハンナ（Minna Suuronen）は家事の苦手なタイプの主婦だ。毎日することと言えば、夫の‘収穫物’ジャガイモを毎食の料理として焼くことくらい。だから長女ヘイフラワーが家事を母の代わりにやったり妹の世話もしたりしている。

【ヘイフラワーとキルトシュー ＃03】　ヘイフラワーとキルトシューは一緒に遊び、姉が妹をよく面倒みて、親友のように切っても切れない間柄の仲のよい姉妹だったのが、問題が起こる。それは、ヘイフラワーはあと一週間で小学校に通うことになるから、学校に行って留守の間、誰がキルトシューの面倒を見てくれるかということ。更に、家事のズボラの母親の代わりをヘイフラワーがしていたのに、掃除や皿洗いや色々な家の用事は一体誰がするようになるの。姉が心配しているのと同じに、妹キルトシューだって、お姉ちゃんが学校に行ったら誰が一緒に遊んでくれるのかと小さな胸を痛めている。

【ヘイフラワーとキルトシュー ＃04】　そんなことをくよくよしないで学校に集中するために、ヘイフラワーは家庭の問題を先ず片付けねばならないと感じる。でも、母親はあの通りだし。父親も全然当てにならない。短気な妹のキルトシューは激怒。そして、子供はこんな家に住むことなんかできないと言う。そこで、姉妹はかんしゃくを起こして家を出て、隣のハリセ（Paivi Akonpelto）とヘルガ（Merja Larivaara）の姉妹を訪れた。

【ヘイフラワーとキルトシュー ＃05】　ハリセとヘルガはちょっと変わった‘オールドミス’達で、叔母さんのように親切にしてくれる。ヘイフラワーとキルトシューのカッティラコスキー家では毎食にジャガイモ料理を食べさせられているのを知っているから、ジャガイモでない美味しいスパゲッティを夕食にご馳走してくれた。幼い二人は嬉しくてたまらない。ヘイフラワーとキルトシューは歓待を受けてワクワク。でも楽しかったのはそれまでで、警官が幼いヘイフラワーとキルトシュー姉妹を両親のいる家まで連れて帰ってしまったのだ。

【ヘイフラワーとキルトシュー ＃06】　家庭は危機に陥り、ヘイフラワーとしたらもうたくさん、って感じ。両親も警官もどうにもしてくれない。父親が少し口を出しても何の改善にもならない。ということは、出来ることは一つだけ。自分以外の人を変えられないのならば、ヘイフラワーが自分自身を変えることだった。そして遂に小学生として通学し始めると、ヘイフラワーは人生で一番難しい問題を学ぶ。子供がいい子にしている限り、大人は何も学ぼうとはしないのだ、と。▼もっと詳しく・・・

■■『ヘイフラワーとキルトシュー』のスタッフとキャスト
監督： カイサ・ラスティモ　Kaisa Rastimo　(Directed by)
製作： マルコ・ラウハラ　Marko Rauhala　(producer)
　　　　Sinikka Usvamaa　(producer)
原作： シニッカ・ノポラ　Sinikka Nopola　(books)
　　　　ティーナ・ノポラ　Tiina Nopola　(books)
脚本： カイサ・ラスティモ　Kaisa Rastimo　(Writing credits)
　　　　マルコ・ラウハラ　Marko Rauhala　(Writing credits)
撮影： トゥオモ・ヴィルタネン　Tuomo Virtanen　(Cinematography by)
編集： カイサ・ラスティモ　Kaisa Rastimo　(Film Editing by)
美術： Katriina Ilmaranta　(set designer)
衣装： Tiina Kaukanen　(Costume Design by)
音楽： ヘクター　Hector　(Original Music by)

出演： カトリーナ・タヴィ　Katriina Tavi as Heinahattu ヘイナハットゥ
　　　 ティルダ・キーアンレヘト　Tilda Kiianlehto as Vilttitossu ヴィルッティトッス
　　　　Minna Suuronen as Hanna Kattilakoski 母ハンナ
　　　　Antti Virmavirta as Matti Kattilakoski 父マッティ
　　　　Paivi Akonpelto as Halise Alibullen 隣人ハリセ
　　　　Merja Larivaara as Helga Alibullen 隣人ヘルガ
　　　　Heikki Sankari as Konstaapeli Isonapa
　　　　Robert Enckell as Konstaapeli Rillirousku
　　　　Heikki Ahonius as Postimies
　　　　Henriikka Salo as Laakari

■■『ヘイフラワーとキルトシュー』の映画データ
『ヘイフラワーとキルトシュー』 [Heinahattu ja Vilttitossu]　 http://www.fs-film.fi/heinahattu/

監督・脚本・編集：カイサ・ラスティモ
出演：カトリーナ・タヴィ、ティルダ・キアンレト 　ほか
2002年／フィンランド／1時間12分／アンスールピクチャーズ、イフ・エンターテインメント配給
公式サイト：http://www.hayflower.com
公開日：2005年10月15日[土]〜シネ・リーブル池袋他全国順次ロードショー
公開劇場：シネ・リーブル池他にてロードショー！
★　東京／シネ・リーブル池袋　03-3590-2126
★　埼玉／MOVIXさいたま　048-600-6300
★　神奈川／MOVIX橋本　042-700-3100
★　千葉／シネリーブル千葉ニュータウン　0476-48-2126
★　大阪／シネ・リーブル梅田　06-6440-5930
★　神戸／シネ・リーブル神戸　078-334-2126
★　福岡／シネ・リーブル博多駅　092-434-3691
★　栃木／MOVIX宇都宮　028-657-6200
★　群馬／MOVIX伊勢崎　0270-30-1700
★　仙台／MOVIX仙台　022-304-3700
★　北海道／スガイシネプレックス札幌劇場　011-221-3802
他、近くにある劇場を是非チェック！

幸田幸の映画解説『 ヘイフラワーとキルトシュー　(2002) HAYFLOWER AND QUILTSHOE 』

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【幸の『 ヘイフラワーとキルトシュー 』データ箱】

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