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シャイな幸の独り言 | |||||||||||||||||||||
フィレンツェ-ウィーン-大阪 Firenze-Vienna-Osaka |
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2003年07月19日土曜日 | |||||||||||||||||||||
幸は、今回はオーストリア航空を利用しました。往きは関西国際空港(KIX)からウィーンVIENNAまで飛び、ウィーンVIENNAで3時間待ちます。ウィーンVIENNAから、そしてフィレンツェFIRENZE/FLORENCEへ向かうのですが、その間にイタリアのボローニャBolognaを経由します。結局大阪からフィレンツェ20時間の飛行機旅というわけです。結構疲れました。機内で観る映画は日本未公開のものですが、私の場合は殆ど観たものばかりで、ラブコメ『
ジャスト・マリッジ (2003) JUST MARRIED 』はまだ観ていなかったので帰りの便で楽しく観ました。(※2004年06月2日更新。ウィーンの町を観て来ました!) 往きは旅行だ〜と有頂天に出かけますが、帰りは楽しくありません。今回楽しくない帰路を面白くするために、道順を記録のために撮影してきました。勿論出国審査のところは撮影できませんが、オーストリア航空を利用して、幸のように一人で、フィレンツェから帰国する方には、この写真はお役に立てると思います。(但し、このデータは2003年7月10日のものです。各種データの変更や廃止については幸は責任が持てませんので悪しからず。詳しくは関係各社にお問い合せ下さい。) 幸のフィレンツェ関連のページは、ここをクリック。(随時更新中)
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以下の写真はクリックすると拡大します。 | |||||||||||||||||||||
(1) 朝5時過ぎのフィレンツェ空港 飛行機は朝7時の便なので、 チェックインは5時半。チケットがFIXなので寝過ごして乗り損ねたら大変なので大事をとって殆ど寝ないでやってきました。 |
(2) フィレンツェ空港の出発口玄関 案外こじんまりしている地方空港って感じです。フランクフルトのような大きい空港は苦手です。小さいからわかりやすい。 |
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(3) 電光掲示板(フィレンツェ空港) Firenze から Bologna 経由で Vienna 行きフライトの 電光表示板 |
(4) 搭乗手続きカウンター オーストリア Austria 航空の 搭乗手続きは4番カウンター 日本の方も最近はよく利用しています。 スーツケースはここで預けたら日本の空港に着くまで途中で心配は要りません。 |
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(5) ショッピングモール(フィレンツェ空港) 早朝のため 静かなロビー正面右の通路と ショッピング・モール |
(6) フィレンツェ空港の搭乗口 左の(5)の通路を進むと、すぐ左に こんな入り口があります。ここを入ります。 |
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(7) 乗客待合室(フィレンツェ空港) Bologna-VIENNA行き フライトの乗客待合室 |
(8) 送迎用シャトルバス 幅が3mはある 送迎用シャトルバス これに乗って飛行機のところまでいきます。 座る席は殆どありません。 |
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(9) チロル・プロペラ航空機 Austria tyrolean プロペラ航空機 朝 6 時 49 分にちっちゃな かわいいプロペラ航空機に搭乗です。 |
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(10) 電光案内板(ウィーン国際空港) ウィーンVIENNAに到着後の 空港建物すぐ左のエスカレータで Aゲートへ ここで間違えやすいので、必ず空港係員に チケットを見せて尋ねたほうがいい。 |
(11) 出発ゲートへ(ウィーン国際空港) ウィーン空港の A4番の出発ゲートへ向かう 確かこの向こうに持ち物検査などが あったと思う。少し忘れました。 |
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(12) 通路(ウィーン国際空港) この通路の 行き止りの円形ホールが ゲートに入る前の待合室 左の壁面の広告が(13)の全面ポスターです。 |
(13) 壁面広告(ウィーン国際空港) A4番ゲートに進む通路の 左側の壁面広告 確か大阪からやって来たときも見ました。 結局来た時とまったく逆の道順です。 |
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(14) ヨハン・シュトラウスのカフェ Aゲートロビー前 ヨハン・シュトラウスのカフェ |
(15)Aゲート前ロビー クリックでQuicktimeが見れます。 |
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帰路の記憶にあるのは、待ちくたびれた飛行機旅だったなというのが先ず最初です。 そして、チロリアン航空会社のちっちゃな機体には「tyrolean」(チロリアン)の文字が大きく書かれていたことです。来る時はアルプス上空で結構揺れて、これこそ本当にチロリアンって感じで少し怖かったり、面白かったりの飛行機でした。 因みにチロル航空(VO)はオーストリア航空(OS)の系列航空会社だそうです。 オーストリアは、ヨーロッパの十字路と言われる国だけあって、ウィーン国際空港は東ヨーロッパの玄関口でもあります。 帰国当日も、結構多くの日本の方が、このウィーン国際空港とオーストリア航空(勿論ジェット機!)を利用されています。格安航空券でこの空港を利用するのがトレンドなのかもしれません。大阪-ウィーンのフライトの機内食は、最初のがまぁディナーっぽいので、到着2時間前の二回目のが簡単なサンドウィッチ的パン食です。その間に、皆が寝静まっている頃、往きはおにぎり、帰りはカップラーメンが配られます。 ところでフィレンツェの空港はイタリア語で、Aeroporto di Firenze - Amerigo Vespucci アメリゴ・ヴェスプッチ空港と言います。世界史で出てくる、あのアメリカ大陸の縁の人です。 アメリゴ・ヴェスプッチは、1452年(1454年説もあるそうですが、2年長生きしたほうを取ります)にフィレンツェで生まれました。スペインにわたって、航海者となり、スペイン王室、ポルトガル王室の庇護のもとで、大航海時代の1501年から1502年にかけて何度か大西洋を越えてアメリカ新大陸へ渡航しました。1512年にSivigliaシビーリャで死去しています。フィレンツェには、彼の功績を称えた記念のアメリゴヴェスプッチ橋があり、アルノ川を渡す、5つ目の新しい橋として知られています。 上の(10)の写真。乗り換える、大阪行きのオーストリア航空のゲート番号は、フィレンツェでチェックインした時に、そのチケットに既に記載されているので、そのゲート番号を目印に、空港職員に確認してもらいながら兎に角前進。だから、transitという表示はこの乗換えでは関係ありませんでした。この(10)のエレベターを上がると、色とりどりの店舗が沢山あり、そこをぐるっと回る感じで次のAゲート表示まで進みます。 美味しそうなモーツァルト・ブランドのチョコレートの店とか並んでいるけれど、往きにもうさんざん写真を写したり見て歩いたりしたので、もう充分でしょう。本屋さんに寄ってイタリア語関係の本を買おうとしたら、ドイツ語の本ばかり。そう、もうここはイタリアではなかったのです。オーストリアはドイツ語なのだから当然だ! こうしてAゲートを目指して進めば、自然に出国審査にぶつかります。 上の(12)の写真ですが、幸の帰国の時に、この通路に、多くの外国の出稼ぎの人か、バカンスで帰国する人か分りませんが、沢山の荷物を紙袋に入れたり、ダンボールで包装したりして所持している人達が、地べたに直に座り込んでいました。少し違和感があったので、急ぎ足でその通路を通りすぎると、円形の開けた明るいホールがあり、ゲートが周りにいくつがあります。中央に大き目の大理石の噴水がありました。 この時間帯は、他の都市行きの便が結構たくさんあったので、このホールはゲート前の行列でものすごい混雑でした。この行列に並ぶのかとも思いましたが、ゲートの係員に訊くと、大阪行きの便にはまだ早いから、そこらへんで休憩して待っていてくださいとのこと。最終的なゲート内には、出発時刻1時間ほど前までは入れさせてくれませんでした。中の待合室の座席の数がギリギリだからだと、後で納得しました。 だから、ゲート前の、その噴水を円状に取り巻いているベンチに座り、ホテルで用意してもらったプランゾpranzo(お弁当)を食べました。朝4時に起床してから何も食べていなかったので、ありがたかったです。幸はこのベンチで約3時間ばかり座って待ちました。ヨハン・シュトラウスという名のカフェもこのホールの角にありますから、ここで時間をつぶす人もいるでしょう。席を立つと席を取られるので、じっと座って、このロビーから海外に出かけていく人や入ってくる人など、行き交う人を映画のように見ていたものです。 待っている間に何便かの飛行機が発ち、このロビーが空いた感じがした頃から、幸の乗る13:50発のOS−055便の乗客が少しずつ増えて来ました。あれーッ、日本人が多いなあ・・・当然です!私も含めて殆どの人が日本に帰るのですから! (13)の写真ですが、このポスター一つで典型的なオーストリアのセールスポイントが示されています。綺麗なポスターでした。 来月8月に再度フィレンツェに行って、イタリア語語学留学ホームステイするのだけど、今度のフライトもこのオーストリア航空にしようかな、それとも機内でのイタリア語勉強のためにアリタリア航空にしようかな?真剣に悩みます・・・。 ※参考資料: (14)(15)のQuicktimeのパノラマ画像はオーストリア空港から拝借しています。 http://www.viennaairport.com/ |
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Text by Sati |
coda21「映画の森てんこ森」幸田幸。 | |||||||
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