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■2005年8月分のリスト 幸の作成した今月の映画ファイル(映画解説・レヴュー等) ※五十音順

S 『 STOMPの愛しの掃除機 (2002) VACUUMS / STEALING BESS 』 8/16
あ 『 愛をつづる詩 (2004) YES 』 8/20
う 『 ウルトラヴァイオレット (2005) ULTRAVIOLET 』 8/10
え 『 エリザベスタウン (2005) ELIZABETHTOWN 』 8/2
お 『 オリバー・ツイスト (2005) OLIVER TWIST 』 8/30
か 『 がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン (2005) BAD NEWS BEARS 』 8/27
か 『 風の前奏曲 (2004) THE OVERTURE 』 8/28
く 『 くまのプーさん ザ・ムービー/迷子になったランピー (2005) POOH'S HEFFALUMP MOVIE 』 8/9
く 『 クラブ・スキャンダル→秘密のかけら (2005) WHERE THE TRUTH LIES 』 8/31
こ 『 ココシリ:マウンテン・パトロール (2004) 可可西里 / KEKEXILI: MOUNTAIN PATROL 』 8/7
し 『 シリアナ (2005) SYRIANA 』 8/5
そ 『 ゾフィー・ショル−最期の日々 (2005) SOPHIE SCHOLL - DIE LETZTEN TAGE (原題) / SOPHIE SCHOLL - THE FINAL DAYS (英題) 』 8/11
た 『 旅するジーンズと16歳の夏 (2005) THE SISTERHOOD OF THE TRAVELING PANTS 』 8/24
と 『 トゥー・ブラザーズ (2004) TWO BROTHERS 』 8/8
な 『 夏休みのレモネード (2002) STOLEN SUMMER 』 8/23
ふ 『 ブコウスキー:オールドパンク (2003) BUKOWSKI: BORN INTO THIS 』 8/1
ふ 『 フライトプラン (2005) FLIGHTPLAN 』 8/6
へ 『 ヘッドハンター (2004) PURSUED 』 8/15
ま 『 マサイ (2004) MASSAI - LES GUERRIERS DE LA PLUIE (原題) / MASAI: THE RAIN WARRIORS (英題) 』 8/12
ま 『 マダムと奇人と殺人と (2004) MADAME EDOUARD (原題) / MADAME EDWARD & INSPECTOR LEON (英題) 』 8/21
ま 『 真夜中のピアニスト (2005) DE BATTRE MON COEUR S'EST ARRETE (原題) / THE BEAT THAT MY HEART SKIPPED (英題) 』 8/25
ら 『 ランド・オブ・プレンティ (2004) LAND OF PLENTY 』 8/17

■2005年8月31日(水)


秘密のかけら
秘密のかけら
ポスターはsoundtrackcollector.com/より
2005.08.31
 現時点で日本公開は2005年秋予定、ムービーアイ・エンタテインメント配給の映画『 秘密のかけら (2005) WHERE THE TRUTH LIES 』は、音楽界での方がよく知られているルパート・ホルムズ著の同名の小説「 Where The Truth Lies 」の映画化。『 秘密のかけら 』の監督・脚本にはアトム・エゴヤン、『 秘密のかけら 』主演にケヴィン・ベーコン(『 LOVERBOY (2004) 』『 イン・ザ・カット (2003) IN THE CUT 』(uncredited)『 ミスティック・リバー (2003) MYSTIC RIVER 』『 コール (2002) TRAPPED 』『 ノボケイン 局部麻酔の罠 (2001) NOVOCAINE 』(uncredited)『 インビジブル (2000) HOLLOW MAN 』『 アポロ13 (1995) APOLLO 13 』)とコリン・ファース(『 ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12カ月 (2004) BRIDGET JONES: THE EDGE OF REASON 』『 ラブ・アクチュアリー (2003) LOVE ACTUALLY 』『 真珠の耳飾りの少女 (2003) GIRL WITH A PEARL EARRING 』『 ロイヤル・セブンティーン (2003) WHAT A GIRL WANTS 』『 ブリジット・ジョーンズの日記 (2001) BRIDGET JONES'S DIARY 』『 イングリッシュ・ペイシェント (1996) THE ENGLISH PATIENT 』)という豪華陣。
 『 秘密のかけら 』の英語原題は「 WHERE THE TRUTH LIES (直訳:真実のあるところ)」の他に、「 SOMEBODY LOVES YOU (直訳:誰かがあなたを愛している)」がある。『 秘密のかけら 』は’70年代のNYとLAを舞台に繰り広げられる、不吉なミステリー・陰険なコメディ・最高の贅沢・信じがたい女性関係を織り交ぜた新ディケンズ風(『 オリバー・ツイスト (2005) OLIVER TWIST 』参照)スリラーと言われているドラマだ。・・・もっと詳しく
■2005年8月30日(火)


オリバー・ツイスト
オリバー・ツイスト
ポスターはwww.ioncinema.com/より
2005.08.30
 現時点で日本公開は2006年新春第2弾予定、SPE配給の映画『 オリバー・ツイスト (2005) OLIVER TWIST 』は、19世紀の英国文学の巨匠チャールズ・ディケンズ(1812 - 1870)の同名の小説「オリバー・ツイスト」の映画化。「オリバー・ツイスト」は名作なので既に数回も映画化・リメイクされている。今回の『 オリバー・ツイスト 』は、オスカー監督ロマン・ポランスキー(『 戦場のピアニスト (2002) THE PIANIST 』<第75回アカデミー賞監督賞>『 ナインスゲート (1999) THE NINTH GATE 』『 ローズマリーの赤ちゃん (1968) ROSEMARY'S BABY 』等の監督・製作・脚本)による監督・製作である。親方フェイギン役にベン・キングズレー(『 サウンド・オブ・サンダー (2004) A SOUND OF THUNDER 』『 サスペクト・ゼロ (2004) SUSPECT ZERO 』『 サンダーバード (2004) THUNDERBIRDS 』『 砂と霧の家 (2003) HOUSE OF SAND AND FOG 』『 エバーラスティング 時をさまようタック (2002) TUCK EVERLASTING 』等)、オリバー・ツイスト役に十歳のロンドンの小学生バーニー・クラーク。『 オリバー・ツイスト 』の舞台は産業革命を背景としたロンドン。ここで孤児オリバー・ツイストのスリルに満ち波乱万丈の物語が展開される。『 オリバー・ツイスト 』は家族で観ても安心して楽しめる。・・・もっと詳しく
■2005年8月28日(日)


風の前奏曲
風の前奏曲
ポスターはwww.thaicinema.org/より
2005.08.28
 現時点で日本公開は2005年秋予定、東宝東和配給の映画『 風の前奏曲 (2004) THE OVERTURE 』は、タイの伝統音楽家の波乱に満ちた生涯を、実話に基づいて映画化したドラマ。『 風の前奏曲 』はタイ語で「 Hom Rong 」といい、英語タイトルは「 The Overture 」という。邦題の『 風の前奏曲 』の「前奏曲」「序曲」という意味だ。『 風の前奏曲 』は非常に感情に訴え感銘する映画である。『 風の前奏曲 』はタイ文化、特に古典音楽へのラブレターと考えたらよさそうだ。『 風の前奏曲 』はルアン・プラディット・パイロ Luang Pradit Pairoh という実在したタイの「ラナート」奏者の生涯を描いた映画である。「ラナート」は 'ranad ek' とか 'ranad' と書き、タイの古典楽器「木琴」のこと。ルアン・プラディット・パイロはタイでは国民的な尊敬を浴びている伝説的音楽家である。ルアン・プラディット・パイロを、この映画『 風の前奏曲 』では、名をソーン・シラパバンレーン Sorn Silapabanleng としている。
 さて、あらすじは・・・『 風の前奏曲 』の冒頭は 1980 年代。一人の老人ソーン・シラパバンレーン(アドゥン・ドゥンヤラット)が死の床にある。ソーンは、タイの古典楽器「ラナート」の国民的尊敬を集めた奏者であり「ラナート」作曲家でもある。ここから映画はソーンの若い頃、タイが思想も生活様式も西洋化の採用を決定した頃にフラッシュバックし、彼がどのような人生を送ったのか回想していく・・・もっと詳しく
■2005年8月27日(土)


がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン
がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン
ポスターはwww.nexbase.net/より
2005.08.27
 現時点で日本公開は2005年秋予定、UIP配給の映画『 がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン (2005) BAD NEWS BEARS 』は、第1作『 がんばれ!ベアーズ (1976) THE BAD NEWS BEARS 』、第2作『 がんばれ!ベアーズ特訓中 (1977) THE BAD NEWS BEARS IN BREAKING TRAINING 』、第3作『 がんばれ!ベアーズ大旋風 (1978) THE BAD NEWS BEARS GO TO JAPAN 』という「がんばれ!ベアーズ」シリーズものだが、第4弾というよりも第1作『 がんばれ!ベアーズ (1976) 』のリメイクである。
 映画『 がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン 』は、問題児ばかりのちびっ子たちの野球チーム“ベアーズ”のお話。『 がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン 』脚本は、第1作オリジナルと同じビル・ランカスターが担っている。『 がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン 』のコーチはやはり“バターメーカー氏”で、今回はビリー・ボブ・ソーントンが扮する。『 プライド 栄光への絆 (2004) FRIDAY NIGHT LIGHTS 』でもビリー・ボブ・ソーントンはコーチを演じ、スポーツものには違いないが、『 がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン 』の方が子供たちの年齢も小さく、コミカルで、コーチはアルコール中毒で風采の上がらぬ中年男。こんなチーム“ベアーズ”が野球の面でも人間の面でも成長を果たすのだ。・・・もっと詳しく
■2005年8月26日(金)

2005.08.26
 エッセイコーナーに「今週の公開映画(2005/8/27)」を「シャイな幸の独り言」(画面切替)にラインナップした。
 幸が紹介する今週の公開映画は以下の5本だ。明日土曜日、2005年8月27日公開予定だ。

あ 『 愛についてのキンゼイ・レポート (2004) KINSEY 』 (松竹)
お 『 奥さまは魔女 (2005) BEWITCHED 』 (ソニー・ピクチャーズエンターテインメント)
は 『 花都大戦(はなのみやこたいせん) ツインズ・エフェクトII 千機変II 花都大戦 / TWINS EFFECT 2 / THE HUADU CHRONICLES: BLADE OF THE ROSE 』 (AMGエンタテインメント)
め 『 メトロで恋して (2004) CLARA ET MOI 』 (エレファント・ピクチャー)
ら 『 ランド・オブ・ザ・デッド (2005) LAND OF THE DEAD 』 (UIP映画)

■2005年8月25日(木)


真夜中のピアニスト
真夜中のピアニスト
ポスターはus.imdb.com/gallery/より
2005.08.25
 現時点で日本公開は2005年10月予定、メディア・スーツ=ハピネット・ピクチャーズ配給の映画『 真夜中のピアニスト (2005) DE BATTRE MON COEUR S'EST ARRETE (原題) / THE BEAT THAT MY HEART SKIPPED (英題) 』は、フランスの人気俳優ロマン・デュリス主演の犯罪ドラマ。『 真夜中のピアニスト 』はフランス映画だけど、アメリカ映画『 マッド・フィンガーズ (1978) FINGERS 』のリメイクである。
 『 真夜中のピアニスト 』で、荒くれ男の父親の跡を継いで不道徳な不動産屋になっている息子(ロマン・デュリス)だが、本心は亡き母親のようにピアニストになるのが夢。「真夜中のピアニスト」という邦題のごとく、容易くピアニストになることはできない。幾多の波乱・困難・妨害を乗り越えてピアニストへとチャレンジする…。『 真夜中のピアニスト 』は、だから、柔なピアニストの話でなく、犯罪とクラシック音楽の狭間で苦悩する若者のドラマである。また、愛の物語でもある。
 『 真夜中のピアニスト 』のフランス語原題は「 De Battre Mon Coeur S'est Arrete 」、英語タイトルは「 The Beat That My Heart Skipped 」といい、『 真夜中のピアニスト 』は随分飛躍している邦題だ。英題は直訳「私の心臓が跳ねた鼓動」って感じだから。・・・もっと詳しく
■2005年8月24日(水)


旅するジーンズと16歳の夏
旅するジーンズと16歳の夏
2005.08.24
 現時点で日本公開は2005年10月予定、ワーナー配給の映画『 旅するジーンズと16歳の夏 (2005) THE SISTERHOOD OF THE TRAVELING PANTS 』は、アン・ブラッシェアーズ著で映画と同名のベストセラー小説「 The Sisterhood of the Traveling Pants (邦題:トラベリング・パンツ)」の映画化。著者アン・ブラッシェアーズはバージニア州北東部のポトマック川 Potomac River に臨むアレクサンドリア Alexandria, Virginia で生まれた。一家は米国東部のメリーランド州 Maryland 郊外にも、首都ワシントン Washington, DC にも住んだ。アン・ブラッシェアーズの大学進学はニューヨーク New York のコロンビア大学 Columbia University である。現在は、芸術家の夫と三人の子供達と共にニューヨークはマンハッタン Manhattan で暮らしている。アン・ブラッシェアーズのこういった生い立ちに纏わる土地は、「 The Sisterhood of the Traveling Pants 」やそのシリーズでも同様の地名の数々がエピソードで出てくる。『 旅するジーンズと16歳の夏 』という映画邦題のように、一着のジーンズを着まわして友情を保ち、大人になっていく思春期の女の子たちのお話。『 旅するジーンズと16歳の夏 』の四人は性質も境遇も異なるけれど、このジーンズのお蔭で喜びは共有でき、不幸は克服できる。‘旅するジーンズ’の友情に恵まれ、16歳の夏、各自旅立っても人間的・社会的に一回り大きく成長する。・・・もっと詳しく
■2005年8月23日(火)


夏休みのレモネード
夏休みのレモネード
2005.08.23
 旧作映画『 夏休みのレモネード (2002) STOLEN SUMMER 』のレヴューをアップした。映画『 夏休みのレモネード 』は、1997年アカデミ賞脚本賞、ゴールデン・グローブ脚本賞など受賞した『 グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち (1997) GOOD WILL HUNTING 』のベン・アフレックとマット・デイモンが、オンライン脚本コンテスト“プロジェクト・グリーンライト”で選んだ1本だ。監督は、シカゴ出身のピート・ジョーンズ。ピート・ジョーンズにとっては初監督作品だが、初作品とは思えない出来に仕上がっている。製作にベン・アフレックとマット・デイモン、そしてショーン・ベイリーが参画している。脚本の良さとベテラン俳優の度量と少年の素直さが際立つ佳作だ。本作『 夏休みのレモネード 』の日本公開時のキャッチ・コピーは、<あの夏の日。ぼくが見上げた空は今までで一番遠かった――。>1970年代のシカゴを舞台にして、カトリックの少年とユダヤ教で病弱な少年の交流を瑞々しく描く爽やかな人間ドラマ。少年たちの演技は、両父親役の渋いアイダン・クインとケヴィン・ポラック、そしてピートの母親役ボニー・ハントの存在で一層輝いて見える。決して「お涙頂戴」を前面に出した映画ではないが、泣ける。ラストは清清しい。遅ればせながらビデオ『 夏休みのレモネード 』を観た後、ほっとする余韻を楽しんだ。・・・もっと詳しく

◎映画『 夏休みのレモネード STOLEN SUMMER 』の感想はこちら・・・
■2005年8月22日(月)

2005.08.22
 本日用に、エッセイ「夏休みのレモネード」を「シャイな幸の独り言」(画面切替)にラインナップした。
■2005年8月21日(日)


マダムと奇人と殺人と
マダムと奇人と殺人と 
ポスターはwww.biosagenda.nl/より
2005.08.21
 現時点で日本公開は2005年秋予定、バップ、ロングライド配給の映画『 マダムと奇人と殺人と (2004) MADAME EDOUARD (原題) / MADAME EDWARD & INSPECTOR LEON (英題) 』は、フランス・ベルギー・ルクセンブルクの合作。『 マダムと奇人と殺人と 』はホラー混じりのブラックコメディである。『 マダムと奇人と殺人と 』はフランス語原題は「 Madame Edouard (マダム・エドゥアール)」で、英語タイトルは「 Madame Edward & Inspector Leon (マダム・エドワードとレオン警視)」という。『 マダムと奇人と殺人と 』では、美術関係の連続殺人事件、墓の裏に隠され右腕の切断された死体、ホモの父親、等々風変わりで奇怪な映画である。
 さて、あらすじは・・・『 マダムと奇人と殺人と 』の舞台はベルギーの首都ブリュッセル Bruxelles / Brussels 。『 マダムと奇人と殺人と 』の冒頭シーンはブリュッセル心臓部の中央広場グラン・プラス Grand-Place で、エンドクレジットの背景も、この広場である。ブリュッセル警察のレオン警視(ミシェル・ブラン)と運転手であり忠実な助手であるボルネオ Borneo と詮索好きな飼い犬バブリュット Babelutte の登場。匿名電話がかかり、市の墓地の地下室に死体があると通報があった。・・・もっと詳しく
■2005年8月20日(土)


愛をつづる詩
愛をつづる詩
ポスターはwww.cinemaclock.comより
2005.08.20
 現時点で日本公開は2005年秋予定、ギャガ・コミニュケーションズ配給の映画『 愛をつづる詩 (2004) YES 』は、ロンドンを舞台に、アイルランド系アメリカ人の人妻と、ベイルートからの亡命者の男の恋愛と性と階級と宗教の絡んだドラマ。『 愛をつづる詩 』はサリー・ポッターが監督・脚本・音楽の三役を務める。
 邦題は『 愛をつづる詩 』だけど、原題は極度にシンプルな一語「 Yes 」である。これは、『 愛をつづる詩 』で主人公の男女が出会った時、男性が女性に電話番号を教えてくれとアタックし、女性が「 Yes 」と承諾したことから。不倫へ走るのも「 Yes 」で、情熱的な関係が始まるのだ。しかし文化と宗教の違いが二人を困惑させる・・・。主役の‘彼女’はジョーン・アレン(『 THE UPSIDE OF ANGER (2005) 』『 ボーン・スプレマシー (2004) THE BOURNE SUPREMACY 』『 きみに読む物語 (2004) THE NOTEBOOK 』等)。配役名はなくて、‘She’つまり‘彼女’となっているだけ。 ‘彼’は、サイモン・アブカリアン(『 アララトの聖母 (2002) ARARAT 』等)だ。
 さて、あらすじは・・・もっと詳しく
■2005年8月19日(金)

2005.08.19
 本日用に、8/18日作成したエッセイ「ライバル」を「シャイな幸の独り言」(画面切替)にラインナップした。
■2005年8月18日(木)

2005.08.18
 エッセイコーナーに「今週の公開映画(2005/8/20)」を「シャイな幸の独り言」(画面切替)にラインナップした。
 幸が紹介する今週の公開映画は以下の3本だ。土曜日2005年8月20日公開予定だ。

せ 『 セッソ・マット (1973) SESSOMATTO (原題) / HOW FUNNY CAN SEX BE? (英題) 』 (日本スカイウェイ)
は 『 ハッカビーズ (2004) I HEART HUCKABEES / I LOVE HUCKABEES 』 (日本ヘラルド映画)
ふ 『 ふたりの5つの分かれ路 (2004) 5X2 』 (ギャガ・コミニュケーションズ)
■2005年8月17日(水)


ランド・オブ・プレンティ
ランド・オブ・プレンティ
ポスターはwww.ioncinema.comより
2005.08.17(夏期休暇で先取りアップ)
 現時点で日本公開は2005年10月予定、アスミック・エース配給の映画『 ランド・オブ・プレンティ (2004) LAND OF PLENTY 』は、ドイツの巨匠ヴィム・ヴェンダース(『 ミリオンダラー・ホテル (2000) THE MILLION DOLLAR HOTEL 』『 ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ (1999) BUENA VISTA SOCIAL CLUB 』『 ベルリン・天使の詩 (1987) THE WINGS OF DESIRE(米) / DER HIMMEL UBER BERLIN(独) / LES AILES DU DESIR(仏) 』)が監督・原案・脚本の三役を務める米独の合作。『 ランド・オブ・プレンティ 』は米国同時多発テロ後の問題提起の深刻なテーマのドラマだ。『 ランド・オブ・プレンティ 』の原題「 Land of Plenty (豊富の地、繁栄の地)」は、多くの問題を抱える米国への風刺だろうか。それとも価値観、国民の民族・宗教・文化・風習は多数あって当然なのだと、ドイツ人監督ヴィム・ヴェンダースは提唱していると捉えることもできるかもしれない。
 『 ランド・オブ・プレンティ 』のワーキングタイトルは「 Angst and Alienation in America (アメリカの苦悩と疎外)」と呼ばれる。姪と伯父、全く異なる生き方と価値観の二人が、居合わせたイスラム教徒の殺害の真相を知るために旅に出る。『 ランド・オブ・プレンティ 』の始まりはロサンゼルスで、『 ランド・オブ・プレンティ 』の終わりはニューヨーク のグラウンド・ゼロ。・・・もっと詳しく
■2005年8月16日(火)


STOMPの愛しの掃除機
STOMPの愛しの掃除機
ポスターはwww.rosemcgowanonline.comより
2005.08.16(夏期休暇で先取りアップ)
 現時点で日本公開は2005年秋予定、ザナドゥー+松竹配給の映画『 STOMPの愛しの掃除機 (2002) VACUUMS / STEALING BESS 』は、 STOMP の原案であり、それが映画化された。『 STOMPの愛しの掃除機 』は STOMP の日常やパフォーマンスを見せるドキュメンタリー風な映画かと思ったら、全然違って、ストーリーのあるコメディである。『 STOMPの愛しの掃除機 』はリズムとコメディとロマンスの癒合の珍しい映画。『 STOMPの愛しの掃除機 』は本来の STOMP のパフォーマンスは棒などを使ってあり、ストーリーはその度にちょっと止まって彼らの芸を見せる。『 STOMPの愛しの掃除機 』の製作総指揮には大物クインシー・ジョーンズも名を連ねている。
 さて、あらすじは・・・ジャック・ベントレー Jack Bentley という青年は、父ダーク・ベントレー(ジェームズ・レブホーン)のもとで働いている企業関係のスパイだ。彼にはあるミッションが。それは、 Holy Grail of Hoovers という掃除機の原型をハーモニア Harmonia 社から盗み出すことだ。その製作はある悲劇的な事故の後、 1950 年代に中止されている。でも、それを盗み出すことはジャック・ベントレーにとって容易いことのはずだった。しかし、その掃除機工場のある町へ赴くと、‘掃除機戦争’の真っ只中だった。・・・もっと詳しく
■2005年8月15日(月)


ヘッドハンター
ヘッドハンター
ポスターはwww.dvdverdict.com/より
2005.08.15(夏期休暇で先取りアップ)
 現時点で日本公開は2005年9月23日予定、インターフィルム配給の映画『 ヘッドハンター (2004) PURSUED 』は、大企業の優秀な人材のヘッドハンターにクリスチャン・スレイター(『 Mindhunters (2004) MINDHUNTERS 』『 ボブ・ディランの頭のなか (2003) MASKED AND ANONYMOUS 』『 ウインドトーカーズ (2002) WINDTALKERS 』『 ハードキャッシュ (2002) HARD CASH / RUN FOR THE MONEY 』『 オースティン・パワーズ (1997) AUSTIN POWERS: INTERNATIONAL MAN OF MYSTERY 』『 忘れられない人 (1993) UNTAMED HEART 』)が扮する。でも、ただのヘッドハンターではなくて、恐怖の狂気なヘッドハンターである。米国では『 ヘッドハンター 』はヴィデオ直行だったが、日本では劇場公開される。「ヘッドハンター」とは元来の「首狩り族」の意味から転じて<企業の依頼を受けて、ライバル企業などから優秀な人材を引き抜く者(三省堂辞典より引用)>のことだ。映画『 ヘッドハンター 』では、そのスカウトぶりが執拗で殺人までしでかしそうな危険な狂気のヘッドハンターを描く。英語の原題は『 PURSUED 』で、「追跡された」とか「つきまとわれて」「悩ませ続けられて」というニュアンスである。・・・もっと詳しく
■2005年8月14日(日)

2005.08.14(夏期休暇で先取りアップ)
 エッセイコーナーに「総合学習/万座ビーチ」を「シャイな幸の独り言」(画面切替)にラインナップした。タイトルは万座ビーチだが、今日は「ビーチ」関連の映画のお話をするのではない。実は、チョッとした人の繋がりで、ある教育団体の「総合学習」実践のお手伝いをすることになった。幸の役割は、「作文」をしてその文章から「出題」するという、いわばジュニア(小学校高学年から中学生)への「国語(日本語)読解力」の出題担当だ。・・・もっと詳しく
■2005年8月13日(土)

2005.08.13(夏期休暇で先取りアップ)
 エッセイコーナーに「今週の公開映画(2005/8/13)」を「シャイな幸の独り言」(画面切替)にラインナップした。
 幸が紹介する今週の公開映画は以下の4本だ。今日土曜日2005年8月13日公開予定だ。そのうち1本は8/10から公開中。

す 『 スター・ランナー (2003) 少年阿虎 / STAR RUNNER 』 (ツイン+東京テアトル)
ち 『 チャイルド・プレイ/チャッキーの種 (2004) SEED OF CHUCKY 』 (リベロ)
ま 『 マダガスカル (2005) MADAGASCAR 』 (アスミック・エース)
ま 『 マザー・テレサ (2003) MADRE TERESA (原題) / MOTHER TERESA OF CALCUTTA (英題) 』 (東芝エンタテインメント)
■2005年8月12日(金)



マサイ
ポスターはsoundtrackcollector.comより
2005.08.12(都合で先取りアップ)
 現時点で日本公開は2006年正月予定、日本ヘラルド映画配給の映画『 マサイ (2004) MASSAI - LES GUERRIERS DE LA PLUIE (原題) / MASAI: THE RAIN WARRIORS (英題) 』は、ケニアのマサイ族の雨乞いの冒険を描いたドキュメンタリー風であるが、『 マサイ 』はフランス映画であり、アドベンチャーいっぱいのドラマである。『 マサイ 』のフランス語の原題「 MASSAI - LES GUERRIERS DE LA PLUIE 」も英語タイトル「 MASAI: THE RAIN WARRIORS 」も「マサイ 雨の戦士たち」という意味だ。『 マサイ 』は、マサイ族の若き戦士たちが使命を果たそうとして友情・勇気を経験し、幾多の困難危険を経て大人になっていく感動作。
 さて、あらすじは・・・映画『 マサイ 』の物語はフィクションであるが、出演者も文化も完璧に本物である。ある孤立した村で、干ばつの為に人間の生命も家畜の生命も脅かされる。長老たちは、干ばつの原因は「赤の神 Red God 」つまり「復讐の神 God of Vengeance 」に呪われているからに違いないと考える。戦士のトップが死んで、青年たちのグループは今や大人にならねばならない。未経験ながらも勇敢な戦士としての新しい世代を素早く形成するように強いられるのだ。・・・もっと詳しく
■2005年8月11日(木)


ゾフィー・ショル−最期の日々
ゾフィー・ショル−最期の日々
http://europeanfilms.net/より
2005.08.11
 現時点で日本公開は2006年春予定、キネティック配給の映画『 ゾフィー・ショル−最期の日々 (2005) SOPHIE SCHOLL - DIE LETZTEN TAGE (原題) / SOPHIE SCHOLL - THE FINAL DAYS (英題) 』は、反ナチス組織‘Die weise Rose (The White Rose 白バラ)’の女子学生メンバー、ゾフィー・ショルの最期の日々を描いた史実のドラマだ。『 ゾフィー・ショル−最期の日々 』は『 ヒトラー 最期の12日間 』と何となく邦題が似ている。ゾフィー・ショルの反ナチス活動の信念は確固としてヒトラーに反する立場ではあるが、『 ゾフィー・ショル−最期の日々 』は、ゾフィー・ショルの死刑執行までの彼女の最期の日々を克明に描写した映画なのである。ヒトラー 最期の「12日間」よりも短く、『 ゾフィー・ショル−最期の日々 』はゾフィー・ショルの最期の「6日間」を描く。
 『 ゾフィー・ショル−最期の日々 』のドイツ語原題「 Sophie Scholl - Die letzten Tage 」も英題も「ゾフィー・ショル−最期の日々」「ゾフィー・ショル−最後の日々」という意味。英題は「 Sophie Scholl - The Final Days 」の他に「 Sophie Scholl - The Last Days 」も見つかった。・・・もっと詳しく
■2005年8月10日(水)


ウルトラヴァイオレット(ウルトラバイオレット)
ウルトラヴァイオレット
www.freewebs.com/とwww.efavata.com/
より画像の用・加工

2005.08.10
 現時点で日本公開は2005年9月予定、SPE配給の映画『 ウルトラヴァイオレット (2005) ULTRAVIOLET 』は、『 バイオハザード (2001) RESIDENT EVIL 』のミラ・ジョヴォヴィッチ(『 バイオハザード II アポカリプス (2004) RESIDENT EVIL: APOCALYPSE 』『 バイオハザード (2001) RESIDENT EVIL 』『 ズーランダー (2001) ZOOLANDER 』『 ジャンヌ・ダルク (1999) JOAN OF ARC / THE MESSENGER: THE STORY OF JOAN OF ARC 』等に出演、『 アンダーワールド (2003) UNDERWORLD 』『 ルールズ・オブ・アトラクション (2002) THE RULES OF ATTRACTION 』等で作曲や歌唱等)主演のSFアクション映画。『 バイオハザード 』ではゾンビと対抗したが、『 ウルトラヴァイオレット(ウルトラバイオレット) 』では人間対ヴァンパイアの話で、ミラ・ジョヴォヴィッチはヴァンパイアの方。でも、命を狙われる人間の少年を護るために戦うワケアリの吸血鬼だ。
 『 ウルトラヴァイオレット(ウルトラバイオレット) 』に原作としては挙がっていないが、同名のコミック本を映画用に脚色したものである。シャーリーズ・セロン Charlize Theron の『 AEON FLUX (2005) 』のように、『 ウルトラヴァイオレット(ウルトラバイオレット) 』はコミックのヒロインをナイスバディで魅せてエンタテインメント性の高い作品だ。・・・もっと詳しく
■2005年8月9日(火)

サーバーダウン発生


くまのプーさん ザ・ムービー/迷子になったランピー
くまのプーさん ザ・ムービー/迷子になったランピー
ポスターはwww.impawards.com/より
2005.08.09
 昨夜からのサーバーダウンが続いた。幣「映画の森てんこ森」が開かない。先月7月24日〜25日のサーバーダウンと現象は同じ。サーバー屋さんは一生懸命復旧作業しているが、結局午前11時40分ごろ回復した。今回は都合12時間「映画の森てんこ森」が開かなかった。でも回復できて良かった。

 現時点で日本公開は2005年秋予定、ブエナ ビスタ配給の映画『 くまのプーさん ザ・ムービー/迷子になったランピー (2005) POOH'S HEFFALUMP MOVIE 』は、ご存知、イギリスのA・A・ミルンが生んだ「ウィニー・ザ・プー Winnie the Pooh (くまのプーさん)」の最新映画版である。『 くまのプーさん/完全保存版 II ピグレット・ムービー (2003) PIGLET'S BIG MOVIE 』もホンワカと柔らかくていいウォルト・ディズニー映画だったから、この『 くまのプーさん ザ・ムービー/迷子になったランピー 』も同様のよさが期待できる。
 『 くまのプーさん ザ・ムービー/迷子になったランピー 』の原題にある「 Heffalump ヘファランプ」とは、「象 elephant エレファント」の幼い子の発音で、ここでは象だ。くまのプーさんたち"100エーカーの森"の仲間は、「 Heffalump ヘファランプ」がどんな怖いモンスターかと探検しに行く・・・。 
 それにしても、A・A・ミルンもディズニー社もこういう教訓的で柔和で可愛らしい作品をよく作れるものだ。子供の情緒教育だけでなく、ギスギスした世の中の人も『 くまのプーさん ザ・ムービー/迷子になったランピー 』を観れば心が洗われるだろう。・・・もっと詳しく
■2005年8月8日(月)


 トゥー・ブラザーズ
トゥー・ブラザーズ
2005.08.08
 旧作映画『 トゥー・ブラザーズ (2004) TWO BROTHERS 』のレヴューを書いた。映画『 トゥー・ブラザーズ 』は、最初2003/12/05に調査したときは、“トゥー・ブラザーズ”というくらいだから二人の人間の兄弟と思いきや、なんと二頭の虎の兄弟“トゥー・ブラザーズ”の話だった。『 トゥー・ブラザーズ 』の監督・製作・原案・脚本の四役を務めるのは、フランスの名匠ジャン=ジャック・アノー(『 子熊物語 (1988) L' OURS (仏題) / THE BEAR (英題) 』『 愛人/ラマン (1992) L'AMANT (仏題) / THE LOVER (英題) 』『 セブン・イヤーズ・イン・チベット (1997) SEVEN YEARS IN TIBET 』『 スターリングラード (2000) ENEMY AT THE GATES 』)だ。
 この映画『 トゥー・ブラザーズ (2004) TWO BROTHERS 』を含めて、携わった映画はたった十本ほどというのに、この老・名匠が監督・製作・脚本をした作品はどれも『 トゥー・ブラザーズ 』を含めて内容の濃い強烈なものである。『 セブン・イヤーズ・イン・チベット 』では中国に不利な政治面の話を入れた為だろう、お蔭でアノー監督は中国に入国を禁止されてしまった。そのくらいアノー監督の映画づくりにシリアスに取り組む姿勢が伝わってくる。『 トゥー・ブラザーズ 』主演はガイ・ピアース(『 モンテ・クリスト伯 (2002) THE COUNT OF MONTE CRISTO 』『 タイムマシン (2002) THE TIME MACHINE 』)・・・もっと詳しく

 夜11過ぎからサーバーが又ダウンしたようだ。今度はサイバーアタックに見舞われていると案内があった。
■2005年8月7日(日)


ココシリ:マウンテン・パトロール
ココシリ:マウンテン・パトロール
ポスターはwww.twitchfilm.net/より
2005.08.07
 現時点で日本公開は2005年12月予定、SPE配給の映画『 ココシリ:マウンテン・パトロール (2004) 可可西里 / KEKEXILI: MOUNTAIN PATROL 』は、チベットのココシリを舞台にした中国・香港作品で、東京国際映画祭で上映されて受賞までした秀作。『 ココシリ:マウンテン・パトロール 』は日本でも 2005年12月に一般公開の運びとなった。『 ココシリ:マウンテン・パトロール 』は大自然の中で高級カシミヤのためのカモシカ密猟者とそれを追う民間警備隊が繰り広げる激しいドラマ。だから単に「 Mountain Patrol マウンテン・パトロール」というのも国際英語タイトルにもなっている。「ココシリ(可可西里 Kekexili )」とはチベット語で「Beautiful mountains; beautiful maidens (美しい山々; 美しい乙女達)」という意味。
 さて、あらすじは・・・映画『 ココシリ:マウンテン・パトロール 』の冒頭は衝撃的。マウンテン・パトロールつまり民間山岳警備隊のメンバーの一人が山賊に拉致され無残にも殺害される。ここは中国西部の青海(チンハイ Qinghai )省、 1996 年のことである。旅してきた北京 Beijing の報道写真家ガ・ユ(チャン・レイ)は、ボランティアでこの顛末を記事にすることにした。そこで、その民間のマウンテン・パトロール隊のリーダー、リタイ(デュオ・ブジエ)と組んで、十日間の密猟者追跡に参加することになる。映画『 ココシリ:マウンテン・パトロール 』は、追跡自体の前後合わせて17日のことを描く。・・・もっと詳しく
■2005年8月6日(土)


フライトプラン
フライトプラン
ポスターはwww.ioncinema.com/より
2005.08.06
 現時点で日本公開は2006年予定、ブエナビスタ配給の映画『 フライトプラン (2005) FLIGHTPLAN 』は、高度3万フィートを飛行中の旅客機から娘が失踪するお話。それを誰も認めないという点では、『 フライトプラン 』は『 フォーガットン (2004) THE FORGOTTEN 』とちょっと似ている。『 フライトプラン 』の米国キャッチコピーは“If Someone Took Everything You Live For... How Far Would You Go To Get It Back? (直訳: もし誰かがあなたのかけがえのないものを全て奪ったら… それを取り戻すのにどこまで行きますか?)” 『 フライトプラン 』で消えた娘を探し謎と立ち向かう母親を演じるのは、美しいジョディ・フォスター(『 ロング・エンゲージメント (2004) UN LONG DIMANCHE DE FIANCAILLES (原題) / A VERY LONG ENGAGEMENT (英題) 』『 アンナと王様 (1999) ANNA AND THE KING 』『 羊たちの沈黙 (1990) THE SILENCE OF THE LAMBS 』『 ホテル・ニューハンプシャー (1984) THE HOTEL NEW HAMPSHIRE 』『 タクシードライバー (1976) TAXI DRIVER 』)である。
 さて、あらすじは・・・カイル・プラット(ジョディ・フォスター)は夫を亡くしたばかりの未亡人。6歳の娘ジュリア(マーレン・ローストン)を連れて、ドイツのベルリン Berlin, Germany から自宅のあるニューヨーク New York まで飛行中である。乗っているのは最新技術を誇る二階建て旅客機で、高度3万フィート(約 9,000メートル強)を飛行中だ。座席は列26の窓側ABの二席。ネンネして目が覚めたらオウチのニューヨークよ、と母カイルは幼い娘に言い聞かせる。娘は窓にハートの絵を指で書いた。パパも一緒に、と・・・もっと詳しく
■2005年8月5日(金)

シリアナ
シリアナ
ポスターはwww.ioncinema.com/より
本の表紙を引

2005.08.05
 現時点で日本公開は2005年11月予定、ワーナー配給の映画『 シリアナ (2005) SYRIANA 』は、CIAの地理的政治的な造語で、米国のセキュリティを脅かす中東 Middle East の紛争[政争]地点のことだ。『 シリアーナ(シリアナ) 』はロバート・ベアがCIAでの自らの21年間にわたる実経験を記したドキュメンタリー小説「 See No Evil: The True Story of a Ground Soldier in the CIA's War on Terrorism (邦題:CIAは何をしていた?)」の映画化である。だから『 シリアーナ(シリアナ) 』のワーキングタイトルは「 SEE NO EVIL 」という。『 シリアーナ(シリアナ) 』は、9.11 の悲劇に至るまでの中東での米国の外交政策、CIA、石油産業、テロ等の絡んだ展開で、 結構リアルで緊迫感溢れる映画となっている。
 『 シリアーナ(シリアナ) 』はスティーヴン・ソダーバーグ等がプロデューサー、『 シリアーナ(シリアナ) 』のロバート・ベア役にはジョージ・クルーニー、マット・デイモンも競演という豪華キャスト。『 シリアーナ(シリアナ) 』の米国での 2005/09/16 封切からあまり遅れることなく、『 シリアーナ(シリアナ) 』は日本では今年の秋公開のようだ。・・・もっと詳しく
■2005年8月4日(木)

2005.08.04
 エッセイコーナーに「今週の公開映画(2005/8/6)」を「シャイな幸の独り言」(画面切替)にラインナップした。
 幸が紹介する今週の公開映画は以下の4本だ。土曜日2005年8月6日公開予定だ。

こ 『 コーチ・カーター (2005) COACH CARTER 』 (UIP映画)
せ 『 千年湖 (2003) THE LEGEND OF THE EVIL LAKE 』(彩プロダクション)
た 『 ターネーション (2003) TARNATION 』 (日本ヘラルド映画)
ま 『 マリといた夏 (2002) MY BEAUTIFUL GIRL, MARI 』(アルゴ・ピクチャーズ)
■2005年8月3日(水)

2005.08.03
 エッセイコーナーに「08/03 コーチ・カーター」を「シャイな幸の独り言」(画面切替)にラインナップした。スポーツドラマの映画『 コーチ・カーター (2005) COACH CARTER 』から『 エッジ・オブ・アメリカ (2003) EDGE OF AMERICA 』を思い出した。・・・もっと詳しく
■2005年8月2日(火)


エリザベスタウン
ポスターはhttp://joblo.com/より
エリザベスタウン
2005.08.02
 現時点で日本公開は10月予定、配給会社は現時点では不明・調査中のパラマウント映画『 エリザベスタウン (2005) ELIZABETHTOWN 』は、日本でも人気沸騰のオーランド・ブルーム(『 PIRATES OF THE CARIBBEAN: DEAD MAN'S CHEST (2006) 』『 キングダム・オブ・ヘブン (2005) KINGDOM OF HEAVEN 』『 トロイ (2004) TROY 』『 ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 (2003) THE LORD OF THE RINGS: THE RETURN OF THE KINGパイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち (2003) PIRATES OF THE CARIBBEAN: THE CURSE OF THE BLACK PEARL 』『 ロード・オブ・ザ・リング (2001) THE LORD OF THE RINGS: THE FELLOWSHIP OF THE RING <前編>』『 ロード・オブ・ザ・リング (2001) THE LORD OF THE RINGS: THE FELLOWSHIP OF THE RING <後編>』等)とキルステン・ダンスト(『 ウィンブルドン (2004) WIMBLEDON 』『 スパイダーマン2 (2002) SPIDER-MAN 2
エターナル・サンシャイン (2004) ETERNAL SUNSHINE OF THE SPOTLESS MIND 』『 モナリザ・スマイル (2003) MONA LISA SMILE 』『 ケイナ  (2003) KAENA LA PROPHETIE (原題) / KAENA THE PROPHECY (米題) 』『 LEVITY (2003) 』『 スパイダーマン (2002) SPIDER-MAN 』『 わたしが美しくなった100の秘密 (1999) DROP DEAD GORGEOUS 』『 ヴァージン・スーサイズ (1999) THE VIRGIN SUICIDES 』等)が主演のロマコメ。映画『 エリザベスタウン 』の「エリザベスタウン」とは、主人公の親戚がいるケンタッキーの実在する小さな町の名である。映画『 エリザベスタウン 』では、会社で大失敗をして自殺を考えたところにエリザベスタウンでの父親の死去の知らせ。そこで、葬式のためエリザベスタウンまで飛行機で赴く。その機内でフライトアテンダントと知り合い恋に落ちて、これからの人生をやり直す意欲をもらう。また、エリザベスタウンの人々と触れ合って、世の中をもっと知るようになる。
 時代物が多いオーランド・ブルームが、『 エリザベスタウン 』ではごくフツーの現代人を演じている。『 エリザベスタウン 』は脇役も結構豪華キャストだし、トム・クルーズがプロデュサーに名を連ねている。・・・もっと詳しく
■2005年8月1日(月)


ブコウスキー:オールドパンク
ブコウスキー:オールドパンク
ポスターはwww.bluntreview.com/より
2005.08.01
 現時点で日本公開は2005年10月予定、ザジフィルムズ配給の映画『 ブコウスキー:オールドパンク (2003) BUKOWSKI: BORN INTO THIS 』は、米国の型破りで反骨精神の詩人チャールズ・ブコウスキー(1920 - 1994)の生き様を描いた伝記ドキュメンタリー映画。邦題『 ブコウスキー:オールドパンク 』は、年老いてなおパンクな生き方を貫いたブコウスキーだから「コウスキー:オールドパンク」とつけたのだろう。ブコウスキーは二十世紀で最も偉大な詩人だとも言われている。『 ブコウスキー:オールドパンク 』で、ブコウスキー本人は記録映像で登場し、家族や出版関係者や友人ショーン・ペンらのインタヴューで追想される。
 さて、あらすじは・・・チャールズ・ブコウスキー(1920 - 1994)はアメリカの詩人・短編作家・小説家で、無愛想でぶっきらぼうで気難しい人だった。ブコウスキーの詩の言葉はボクサーのようにダンスしていると言われる。ページを縦横無尽に踊るその言葉は、脳からではなくて、ブコウスキーの心臓と鼠蹊部の間の‘腸’から発せられているのだと。ブコウスキーは普通人が話題にしない事柄を率直に言葉にした。ブコウスキーは詩を書くことによって自らを裸にして内面を見せた。一般大衆の多くが考え欲することを述べることで、紙に一瞬の思いを刻むのにひるまなかった詩人なのである。こういうチャールズ・ブコウスキーの生い立ちはどんなだったのか・・・もっと詳しく
■2005年8月分
 幸が調査した8月の公開予定映画リストを下に挙げておきます。これを作成した時点と現在とでは情報が異なる場合があります。
 詳しくは「とれ幸2005年8月」で確認してください。

あ 愛についてのキンゼイ・レポート (2004) KINSEY 2005/08/27公開予定
お 奥さまは魔女 (2005) BEWITCHED 2005/08/27公開予定
く クレールの刺繍 (2003) BRODEUSES (原題) / A COMMON THREAD (英題) 2005/晩夏公開予定
こ コーチ・カーター (2005) COACH CARTER 2005/08/06公開予定
す スター・ランナー (2003) 少年阿虎 / STAR RUNNER 2005/08/10公開予定
せ セッソ・マット (1973) SESSOMATTO (原題) / HOW FUNNY CAN SEX BE? (英題) 2005/08/20公開予定
せ 千年湖 (2003) THE LEGEND OF THE EVIL LAKE 2005/08/06公開予定
た ターネーション (2003) TARNATION 2005/08/06公開予定
ち チャイルド・プレイ/チャッキーの種 (2004) SEED OF CHUCKY (2004) SEED OF CHUCKY 2005/08/13公開予定
は ハッカビーズ (2004) I HEART HUCKABEES / I LOVE HUCKABEES 2005/08/20公開予定
は 花都大戦(はなのみやこたいせん) ツインズ・エフェクトII 千機変II 花都大戦 / TWINS EFFECT 2 / THE HUADU CHRONICLES: BLADE OF THE ROSE 2005/08/27公開予定
ふ ふたりの5つの分かれ路 (2004) 5X2 2005/08/20公開予定
ま マザー・テレサ (2003) MADRE TERESA (原題) / MOTHER TERESA OF CALCUTTA (英題) 2005/08/13公開予定
ま マダガスカル (2005) MADAGASCAR 2005/08/13公開予定
ま マリといた夏 (2002) MY BEAUTIFUL GIRL, MARI 2005/08/06公開予定
め メトロで恋して (2004) CLARA ET MOI 2005/08/27公開予定
ら ランド・オブ・ザ・デッド (2005) LAND OF THE DEAD 2005/08/27公開予定
ろ ロボッツ (2005) ROBOTS 2005/07/30公開予定


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