世界
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世界 (2005)
THE WORLD
 映画『 世界 (2005) THE WORLD 』を紹介します。

 映画『 世界 (2005) THE WORLD 』を以下に目次的に紹介する。
■映画『 世界 (2005) THE WORLD 』のポスター、予告編および映画データ
■映画『 世界 (2005) THE WORLD 』の解説
 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。
■映画『 世界 (2005) THE WORLD 』の主なスタッフ
■映画『 世界 (2005) THE WORLD 』の主なキャスト
■映画『 世界 (2005) THE WORLD 』のあらすじ
■映画『 世界 (2005) THE WORLD 』の受賞
■映画『 世界 (2005) THE WORLD 』のトリビア
■映画『 世界 (2005) THE WORLD 』のスタッフとキャスト
■映画『 世界 (2005) THE WORLD 』の<もっと詳しく>
 <もっと詳しく>は映画『 世界 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタバレ)です。※ご注意:映画『 世界 (2005) THE WORLD 』の内容やネタバレがお好みでない方は読まないで下さい。
■映画『 世界 (2005) THE WORLD 』の更新記録

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幸の観たい度: 8つ星 
■映画『 世界 (2005) THE WORLD 』のポスター、予告編および映画データ
世界
世界
ポスターはwww.soundtrackcollector.com
より用させて頂きました。

Links:  Official Web Site
Trailers: QuickTime, 4.6MB
上映時間 Runtime: 2:13
製作国 Country: 中国/日本/フランス
China / Japan / France
製作会社
Production Company:
Office Kitano
Lumen Films
X Stream Pictures
全米配給会社 Distributer: Zeitgeist Films (2005) (USA)
全米初公開 Release Date: 2004/10/11 (New York Film Festival)
日本初公開 R. D. in Japan: 2005/10/22 予定
日本公開情報 : オフィス北野=ビターズエンド
ジャンル Genre: ドラマ Drama
MPAA Rating 指定: Argentina:13 / Singapore:NC-16
日本語公式サイト
http://www.bitters.co.jp/sekai/
●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com.
Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc.
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■映画『 世界 (2005) THE WORLD 』の解説

 映画『 世界 (2005) THE WORLD 』は、北京のテーマパーク「世界公園 Beijing World Park 」を舞台に、各国のイヴェントのダンサーとして働く主人公の生き様から中国の現状を描く中国・日本・フランスの合作である。日本からは北野武主宰のオフィス北野が製作も配給も担っている。

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■映画『 世界 (2005) THE WORLD 』の主なスタッフ

 映画『 世界 』のスタッフは、中国からは監督・脚本のジャ・ジャンクー 賈樟柯 らが、日本からは北野武監督の映画
『 座頭市 (2003) Zatoichi 』
BROTHER (2000) Brother
『 菊次郎の夏 (1999) Kikujiro no natsu 』
『 HANA−BI (1997) Hana-bi 』等に携わる市山尚三や吉田多喜男らが参画している。

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■映画『 世界 (2005) THE WORLD 』の主なキャスト

 映画『 世界 』の出演者は、知っている作品に携わっている俳優女優さんは見つからなかった。

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■映画『 世界 (2005) THE WORLD 』のあらすじ
※本作『 世界 』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。
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 映画『 世界 』の舞台となる「世界公園 Beijing World Park 」は、中国の首都北京から16km の郊外にあるテーマパークだ。世界公園は世界の名所を画一の縮尺率でミニチュアにしたものが散りばめられている。だから、世界公園で遊べば、世界の各地に観光した気になれる楽しいアミューズメントパークなのである。

 例えば、パリのエッフェル塔 Tour Eiffel / Eiffel Tower や凱旋門 Arc de Triomphe / Arc of the Triumph 、イタリアのピサの斜塔 Torre di Pisa / Leaning Tower of Pisa 、ロンドンのビッグベン Big Ben やロンドン橋 London Bridge 、ヴェネチアのサンマルコ広場 Piazza San Marco / St. Mark’s Square、エジプトのピラミッド Pyramids 、インドのタージマハール Taj Mahal 、それに、9.11の同時多発テロで崩壊されたニューヨークのツインタワーズ Twin Towers すらある。

 映画『 世界 』は、この世界公園を観光客の視点からではなく、そこで働いているスタッフの視点から描いた興味深い映画だ。彼らは孤独で、お互いの意思疎通が乏しく、人生にちょっぴり幻滅しているような連中だ。世界公園は観光客から見れば光り輝く世界であるけど、スタッフからすれば退屈で制限されている仕事場なのである。世界公園で働くスタッフは二十代が多く、その殆どは中国の奥地から働きに出てきた若者である。制限された働き場ではあるが、奥地の貧困の農家でいる若者達よりはずっと恵まれている。

 主人公のタオ(チャオ・タオ)は美しい女性で、ダンサーとして万能である。その日の催し物によって、どんな国の踊りでも、その民族衣装に身を包んで上手に踊ってしまうのだ。今、タオは世界公園内のモノレールに乗って‘インド India ’に出向しているところ。同僚とケータイを楽しんでいる。タオはアジアの民族衣装でもアフリカの民族衣装でも、着物もインドのサリーも何でもヘッチャラで身にまとう。そしてダンサーというかショーガールとして、エキゾチックに踊って観光客の目を楽しませている。

 世界公園でダンサーをしているタオには、同じく世界公園でガードマンとして働くツァイシェン(チェン・ツァイシェン)というボーイフレンドもいる。二人とも中国北部の山西省(シャンシー省 Shanxi )から出てきた仲間で、この後にも二人を追って都会へ出てくる若者達が続出するだろう。ツァイシェンはクン(ワン・イークン)という既婚女性と不倫関係もあり、彼女は海外にいる夫の下へ行くのにビザ待ちの状態だ。

 タオはツァイシェンに、夫がフランスに不法に密航したきり、生きているか死んでいるか分からないのだと語る。タオがフランス訪問を夢見ているのにもツァイシェンは驚かない。ツァイシェンは、フランスにあるものは全てここ世界公園にあるのだからと言って、タオにむかついた顔を見せるのだ。すると、タオは、世界公園にはチャイナタウン(中華街)はない、そういう真実性は世界公園では除外されている、そして夫はそういう近辺に定住しているのかもしれないのだと応える。

 映画後半では、タオは世界公園のロシアのダンサー、アンナ(Alla Chtcherbakova)と仲良くなる。二人には共通の言語はないけれども、お互いに相手の社会的状況が分かる。ロシアのダンサーは、ここ世界公園でお金を貯めて、モンゴルの首都ウランバートル Ulan Bator. Mongolia にいる姉か妹に会いに行こうとしているのだ。でも、経済的に苦しくなったので、また新しい土地に移らねばならなくなりそうだとタオに語る。すると、タオの反応は、「あなたが羨ましい。自由があるんだもの、国を出られるのだもの。」

 ここでパスポートの使われ方に言及され、この映画を通してパスポートは世界との出入り口の手段としてよりも、むしろ、その人物を規制したり操作したりする道具として描かれている。例えば、タオはある裕福な男性に見初められて、香港へ一緒に連れて帰るために偽のパスポートを用意されかかったり、一方、ロシア人のダンサーはマネージャーに、盗まれるといけないからという口実でパスポートを取り上げられたりする。こうすれば身動きできなくなるからだ。こういう登場人物たちは、中国が自己を変えてグローバルな経済へと適合しようとする現在の中国の姿を描いていると言われている。

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■映画『 世界 (2005) THE WORLD 』の受賞

 映画『 世界 』はベネチア(ヴェネチア)国際映画祭 2004 Venice Film Festival のコンペティション部門正式出品作品であり、ジャ・ジャンクー監督が金獅子賞 Golden Lion を受賞こそ逃したがノミネートされた。

 この時、金獅子賞に輝いたのは
ヴェラ・ドレイク (2004) VERA DRAKE 』で、他部門での受賞作品は
海を飛ぶ夢 (2004) MAR ADENTRO (西題) / MARE DENTRO (伊題) / THE SEA INSIDE (英題)
ハウルの動く城 (2004) HOWL'S MOVING CASTLE
ふたりの5つの分かれ路 (2004) 5X2
コラテラル (2004) COLLATERAL
ネバーランド (2004) FINDING NEVERLAND
YESTERDAY (2004) 』等があった。

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■映画『 世界 (2005) THE WORLD 』のトリビア

 映画『 世界 』の米国の配給会社 Zeitgeist Films [us] は
トゥルーへの手紙 (2004) A LETTER TO TRUE
やさしい嘘 (2003) DEPUIS QU'OTAR EST PARTI (原題) / SINCE OTAR LEFT (英題) 』等を扱っている。
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【『 世界 』のスタッフとキャスト】
監督: ジャ・ジャンクー 賈樟柯 Jia Zhang Ke (Directed by)
製作: 市山尚三 Shozo Ichiyama (producer)
    チャウ・キョン Chow Keung (producer)
    ヘンガメー・パナヒ Hengameh Panahi (producer)
    吉田多喜男 Takio Yoshida (producer)
    Ren Zhong-lun (producer)
    Yu Lok Wai (associate producer )
製作総指揮: 森昌行 Masayuki Mori (executive producer)
脚本: ジャ・ジャンクー 賈樟柯 Jia Zhang Ke (Writing credits)
撮影: ユー・リクウァイ 余力爲 Yu Lik Wai (Cinematography by)
編集: コン・ジンレイ Kong Jing Lei (Film Editing by)
音楽: リン・チャン Lim Giong (Original Music by)

出演: チャオ・タオ 趙涛 Zhao Tao as Tao
    チェン・ツァイシェン Chen Taisheng as Taisheng
    Jing Jue as Wei
    Jiang Zhong-wei as Niu
    ワン・イークン Wang Yi-qun as Qun
    リャン・チントン 梁景東 Liang Jing Dong as Tao's ex-boyfriend
    Xiang Wan as Youyou
    Iu Juan as Yanqing
    ワン・ホンウェイ 王宏偉 Wang Hong Wei as Sanlai
    Alla Chtcherbakova as Anna

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<もっと詳しく>

ストーリー展開の前知識やネタバレがお好みでない方は、読まないで下さい。

 映画『 世界 (2005) THE WORLD 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。

参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集
       http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
      IMDb
      allcinema ONLINE
      Nostalgia.com
      CinemaClock.com
      公式サイト(英語版)
       http://www.zeitgeistfilms.com/film.php?directoryname=world
■映画『 世界 』の更新記録
2005/07/09新規: ファイル作成
2005/10/13更新: ◆追記
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幸田 幸
coda_sati@hotmail.com
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