風の前奏曲
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風の前奏曲 (2004)
THE OVERTURE
 映画『 風の前奏曲 (2004) THE OVERTURE 』を紹介します。

 映画『 風の前奏曲 THE OVERTURE 』を以下に目次的に紹介する。
■映画『 風の前奏曲 THE OVERTURE 』のポスター、予告編および映画データ
■映画『 風の前奏曲 THE OVERTURE 』の解説
 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。
■映画『 風の前奏曲 THE OVERTURE 』の主なスタッフ・キャスト
■映画『 風の前奏曲 THE OVERTURE 』の製作・配給会社
■映画『 風の前奏曲 THE OVERTURE 』のあらすじ
■映画『 風の前奏曲 THE OVERTURE 』の受賞
■映画『 風の前奏曲 THE OVERTURE 』のトリビア
■映画『 風の前奏曲 THE OVERTURE 』のスタッフとキャスト
■映画『 風の前奏曲 THE OVERTURE 』の<もっと詳しく>
 <もっと詳しく>は映画『 風の前奏曲 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタバレ)です。※ご注意:映画『 風の前奏曲 (2004) THE OVERTURE 』の内容やネタバレがお好みでない方は読まないで下さい。
■映画『 風の前奏曲 THE OVERTURE 』の更新記録

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■映画『 風の前奏曲 (2004) THE OVERTURE 』のポスター、予告編および映画データ
風の前奏曲
風の前奏曲
ポスターはwww.thaicinema.org/
より用させて頂きました。

Links:  Official Web Site
Trailers:
上映時間 Runtime: 1:46
製作国 Country: タイ Thailand
製作会社
Production Company:
Sahamongkolfilm Co. Ltd.
海外配給会社 Distributer: Cathay-Keris Films Pte. Ltd. (2005) (Singapore) (theatrical)
タイ初公開 Release Date: 2004/02/06
日本初公開 R. D. in Japan: 2005/12/03 予定
日本公開情報 : 東宝東和
ジャンル Genre: ドラマ Drama
MPAA Rating 指定: Not rated.
日本語公式サイト
http://kaze.eigafan.com/
●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com.
Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc.
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■映画『 風の前奏曲 (2004) THE OVERTURE 』の解説

 『 風の前奏曲 』はタイの伝統音楽家の波乱に満ちた生涯を、実話に基づいて映画化したドラマ。『 風の前奏曲 』はタイ語で「 Hom Rong 」といい、英語タイトルは「 The Overture 」という。邦題の『 風の前奏曲 』の「前奏曲」「序曲」という意味だ。『 風の前奏曲 』は非常に感情に訴え感銘する映画である。『 風の前奏曲 』はタイ文化、特に古典音楽へのラブレターと考えたらよさそうだ。

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■映画『 風の前奏曲 (2004) THE OVERTURE 』の主なスタッフ・キャスト

 『 風の前奏曲 』はタイ映画で、スタッフとキャストで知っているのは僅かだった:

○『 風の前奏曲 』の製作総指揮: ドゥアンガモン・リムジャルーンとノンスィー・ニミブット
地球で最後のふたり (2003) LAST LIFE IN THE UNIVERSE

○『 風の前奏曲 』の撮影: ナタウット・キッティクン
マッハ! (2003) ONG-BAK / ONG BAK: MUAY THAI WARRIOR

○『 風の前奏曲 』の出演: ポンパット・ワチラバンジョン
沈黙の聖戦 (2003) BELLY OF THE BEAST

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■映画『 風の前奏曲 (2004) THE OVERTURE 』の製作・配給会社

○『 風の前奏曲 』のタイの製作会社: Sahamongkolfilm Co. Ltd.
TOM YUM GOONG (2005) 』や
マッハ! (2003) ONG-BAK / ONG BAK: MUAY THAI WARRIOR 』等を製作・配給

○『 風の前奏曲 』の海外配給会社: Cathay-Keris Films Pte. Ltd.
愛の神、エロス (2004) EROS
ふたりの5つの分かれ路 (2004) 5X2
リチャード・ニクソン暗殺を企てた男 (2004) THE ASSASSINATION OF RICHARD NIXON
みんな誰かの愛しい人 (2004) COMME UNE IMAGE (原題) / LOOK AT ME (英題)
女は男の未来だ (2004) LA FEMME EST L'AVENIR DE L'HOMME (仏題) / WOMAN IS THE FUTURE OF MAN (英題)
コーラス (2004) LES CHORISTES / CHORISTS
ケイナ  (2003) KAENA LA PROPHETIE (原題) / KAENA THE PROPHECY (米題)
ハウス・オブ・ザ・デッド (2003) HOUSE OF THE DEAD
イン・マイ・スキン 人には言えない、私が本当にしたいこと (2002) DANS MA PEAU (原題) / IN MY SKIN (英題) 』等を配給しているシンガポールの会社

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■映画『 風の前奏曲 (2004) THE OVERTURE 』のあらすじ
※本作『 風の前奏曲 』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。
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 さて、映画『 風の前奏曲 』のストーリー。
 『 風の前奏曲 』はルアン・プラディット・パイロ Luang Pradit Pairoh という実在したタイの「ラナート」奏者の生涯を描いた映画である。「ラナート」は 'ranad ek' とか 'ranad' と書き、タイの古典楽器「木琴」のこと。ルアン・プラディット・パイロはタイでは国民的な尊敬を浴びている伝説的音楽家である。ルアン・プラディット・パイロを、この映画『 風の前奏曲 』では、名をソーン・シラパバンレーン Sorn Silapabanleng としている。

 『 風の前奏曲 』の冒頭は 1980 年代。一人の老人ソーン・シラパバンレーン(アドゥン・ドゥンヤラット)が死の床にある。ソーンは、タイの古典楽器「ラナート」の国民的尊敬を集めた奏者であり「ラナート」作曲家でもある。ここから映画はソーンの若い頃、タイが思想も生活様式も西洋化の採用を決定した頃にフラッシュバックし、彼がどのような人生を送ったのか回想していく。

 ソーンは「ラナート」の名人である父親から生まれた。ラナート演奏のコンテストで父親は熱戦を繰り広げた後で長男をライバルに殺害されてしまう。次男ソーンは兄が殺されるのを目撃した。父親は長男を殺害されてからはその楽器を教えるのを止めてしまった。でも、ソーンは父親の意向に背いて練習に励み、幼くして驚異的才能を見せたので、父は考えを変える。

 ソーンは成長して(アヌチット・サパンポン)ラナートの腕前は一層上がり、その評判は広まっていった。それには当然、数々のライバルたちのひがみや妨害が立ちはだかる。映画はソーンの若いときと老いたときを行ったり来たりしながら展開する。ソーンの強烈なライバルはクン・イン(ナロンリット・トーサガー)で、ソーンとのラナートの壮絶な腕比べも見せる。

 ライバル争いの後、ソーンは王室お抱えのラナート奏者になった。国王がラマ5世 Rama V からラマ8世 Rama VIII までの時代である。ラマ5世の治世がタイの古典音楽の黄金期だった。この頃は、ソーンの演奏法は型破りで有名だった。そして 1930 年代になると、政府は絶対君主政体をほぼ撲滅させ、西洋化・近代化を促進し、古典芸能であるラナートは非文明的だと禁止してしまう。そうなると、ラナート演奏はタイ政府に禁止され制御されているわけなので、公衆の面前でのラナート演奏は違法行為となった。

 あるシーンでは、ソーンの所にピアノが持ち込まれる。ここでラナートとピアノの神々しい二重奏が聞かれる。このシーンは、タイに西洋が入り込んだということと、東洋と西洋の潜在的な調和を示しているそうだ。 1940 年代では、タイは日本の占領下にあり、タイ人民の抑圧された心にソーンの演奏するラナートの響きは勇気と感動を与えた。

 ソーンは若いときは傲慢(ごうまん)で反抗的な音楽家だった。それが、加齢と共に洗練され威厳が備わってきて、タイの古典楽器「ラナート」の新しい演奏スタイルを発見していく。第2次世界大戦中、ソーンは老いてきており、政府の近代化政策から古典芸能ラナートを保存しようを奔走する。そして遂にラナート奏者としてソーンはタイという国家の文化を代表する者として認められたのだ。

 『 風の前奏曲 』のストーリーには、ソーンの人生での二つの大きな勝利が見られるという。一つは、若い時の競争への克服。子供の頃、兄が殺されたから、父親は次男ソーンがこの楽器に興味を持つことに抵抗し、ソーンはそれを克服しなければならなかった。長男はラナートの競技会にまつわって殺されたわけなので、父親は二度と同じ悲しみが繰り返されたくなかったのだ。ソーンは偉大な音楽家になっていくが、いつか聞いた驚くべき音楽家と競わねばならない時のことを恐れながら暮らす。二つ目の勝利は、タイ政府による政治的障害の克服であった。タイ政府は近代化政策のために「ラナート」を禁止したにも拘らず、国民の心を揺さぶるこの古典芸能「ラナート」をソーンは生き残らせたのだ。

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■映画『 風の前奏曲 (2004) THE OVERTURE 』の受賞

 『 風の前奏曲 』は、タイ映画を代表してアカデミー賞 2004 Academy Award 外国語映画 Foreign Language Film 部門に出品された。受賞はしなかったが。

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■映画『 風の前奏曲 (2004) THE OVERTURE 』のトリビア

 『 風の前奏曲 』のようにタイに関係する映画の解説やレヴューは「映画の森てんこ森」では:
INTO THE SUN (2005)
LES FILS DU VENT (原題) / THE GREAT CHALLENGE (英題) (2004)
TOM YUM GOONG (2005)
トゥー・ブラザーズ (2004) TWO BROTHERS
ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12カ月 (2004) BRIDGET JONES: THE EDGE OF REASON
テッセラクト (2003) THE TESSERACT
フェーンチャン ぼくの恋人 (2003) FAN CHAN / MY GIRL
マッハ! (2003) ONG-BAK / ONG BAK: MUAY THAI WARRIOR
メダリオン (2003) 飛龍再生 (原題) / THE MEDALLION (英題)
地球で最後のふたり (2003) LAST LIFE IN THE UNIVERSE
沈黙の聖戦 (2003) BELLY OF THE BEAST 』ロケ地
バリスティック (2002) BALLISTIC: ECKS VS. SEVER 』監督がタイ人
ブラックマスク2 (2001) 黒侠II (原題) / BLACK MASK 2: CITY OF MASKS (英題)
アンナと王様 (1999) ANNA AND THE KING 』等を書いています。
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【『 風の前奏曲 』のスタッフとキャスト】
監督: イッティスーントーン・ウィチャイラック Ittisoontorn Vichailak (Directed by)
脚本: ピーラサック・サックシ Peerasak Saksiri (Writing credits)
    ドンガモン・サターティップ Dolkamol Sattatip (Writing credits)
    イッティスーントーン・ウィチャイラック Ittisoontorn Vichailak (Writing credits)
製作: Pisamai Laodara (producer)
    Ittisoontorn Vichailak (producer)
    チャトリチャルーム・ユコル Chatrichalerm Yukol (producer)
製作総指揮: ドゥアンガモン・リムジャルーン Duangkamol Limcharoen (executive producer)
    ノンスィー・ニミブット Nonzee Nimibutr (executive producer)
撮影: ナタウット・キッティクン Nattawut Kittikhun (Cinematography by)
編集: Ittisoontorn Vichailak (Film Editing by)
音楽: Nick Chaiyapak (Original Music by)

出演: アドゥン・ドゥンヤラット Adul Dulyarat as Elderly Sorn
    スメット・オンアード Sumeth Ong-ard as Prasit
    プワリッド・プンプワン Phoovarit Phumpuang as Terd
    アヌチット・サパンポン Anuchit Sapanpong as Sorn
    アラティー・タンマハープラーン Arratee Tanmahapran as Chote (1880s)
    Chumphorn Thepphithak as Tew
    ナロンリット・トーサガー Narongrit Tosa-nga as Kun In
    ポンパット・ワチラバンジョン Pongpat Wachirabunjong as Lieutenant Colonel Veera

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<もっと詳しく>

ストーリー展開の前知識やネタバレがお好みでない方は、読まないで下さい。

 映画『 風の前奏曲 (2004) THE OVERTURE 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。

参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集
       http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
      IMDb
      allcinema ONLINE
      Nostalgia.com
      CinemaClock.com
      Movie Usenet
       http://www.movieusenet.com/thread3704.html
■映画『 風の前奏曲 』の更新記録
2005/08/11新規: ファイル作成
2005/10/13更新: ◆追記
2005/11/26更新: ◆データ追加
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幸田 幸
coda_sati@hotmail.com
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